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いつもの通りこれからインフレが来る、という主張。
サブプライムローンは流動性がなくなったことによりバナナの叩き売り価格になってしまったことが問題。
本来の価値で評価できなくなっている。
比較的すんなりと読めた。
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かの有名なジョージ・ソロス氏の元投資アドバイザーである
藤巻健史さんによる、この時代を乗り切るための投資戦略。
デリバティブは本当に悪なのか?
サブプライムローンを起因とするこの不況は、本当に資本主義
システムの崩壊といえるのか?
これらの判断を誤ると、この100年に1度のチャンスを逃して
しまいます。
個人投資家は一読の価値ありです。
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藤巻氏が時々出版するポジション・トーク本。資産インフレと円安こそが日本の財政赤字を解決する、現下の過剰流動性は資産インフレに行き着く、という主張。サクリと読める。雑誌「Voice」の記事を再録したものとのこと。
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今がチャンスということを感じつつも
それはなぜか という理由をはっきり言えませんでした
そのなぜか を藤巻流に書いてある一冊です
資産インフレに備えろということでした。
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何かと悪者扱いされがちなデリバティブ取引について、実はそうではないという著者の意見をサブプライム・ローン問題などを例に論じられている。
実際、デリバティブが世界経済の拡大に大いに貢献したことは間違いないだろう。
米国の資本主義、グローバル経済、デリバティブの時代は終わっていないし、経済の構造的変化もないということである。
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個人的に藤巻 健史ものが好きなため高評価。
資産インフレ、確かに起こると思うし。
だからと言って不動産投資は無理だから株かなとか思いつつ。
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2010/05/06
多少金融に興味ある人が読めば、わからないところがあるかもしれないが、内容はかなり興味深いと思う。
金融の側面から不況対策が具体的に書かれている。
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[ 内容 ]
サブプライム・ローン問題に端を発し世界的危機により、実体経済が悪化し、さらに恐慌に至るのではないかといわれている。
資本主義の終わりとまでいわれている。
しかし果たしてそうだろうか。
「見えない怪物」が怖くてパニックに陥っているだけではないか。
事実、危機の震源である米国の株価よりも日本株のほうが大きく下落しているのだ。
今回の危機はどうなるのか?
投資家は今、何をするべきか?
「伝説のディーラー」が時代を見通し、提言する。
[ 目次 ]
私は今、何をやっているのか?
今回の危機の経緯
事態を悪化させた恐怖心
実体経済の悪化は恐慌に結びつかない
そろそろ峠を越したか?金融システム不安
日本経済復活のシナリオ
政府が取るべき政策
サブプライム・ローン問題解決後のマーケット
投資家は何をすべきか?
デリバティブ取引の重要性
日本経済の課題諸々
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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まぁ投資しないと面白くない本です。
藤巻さんのお金の価値は時間と共に価値が下がるという話はすきなんですけどね。
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リーマンショックから10年経った今、読み返して、藤巻さんの書かれていることが、けっこう当たっていると確認できます。
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★2009年54冊目読了『100年に1度のチャンスを掴め! サブプライムローン問題後のマーケットはこう動く』藤巻健史著 評価B
JPモルガンで伝説のディーラーとして有名だった藤巻氏が、今後の世界相場の動きを予測。日本の借金財政への処方箋は、インフレと円安誘導しかないと説く。従ってそれに備えたポートフォリオを組むべしとのご託宣。デフレ時代の現預金では目減りしてしまうため、株、不動産でインフレ対策せよとのこと。
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今後の日本経済について知りたくて読書。
基礎知識が不足する自分には少し難解に感じられた。
株安のひとつの要因として、円安を上げている。地方経済の疲弊も円安が関連しているとしている。
円が1ドル100円へ円安へ戻るとして、中国やベトナム、タイの工場が日本へ戻ってくるのかはよく分からない。
大連に住み、元収入、円収入の両方がある。しかし、日本関係のビジネスである以上、日本からの投資、ビジネスが増えることが生命線といえる。そうすると自分にとっては円高のほうが望ましいのかもしれない。
逆に円高だからこそ、国外で働きに出てみるチャンスかもしれない。特に最近、20、30代は国内志向が強いとの統計がある。給料は安くても、日本ではできない経験、スキルなどを身につけて、それらを日本で活かすことで、新しい活力を呼び起こせるのではないかと思ったりもする。
現金ではない資産を作って、増やしていくことの必要性を考えさせられた1冊。
読書時間:約45分
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毎年膨大な債務(国債発行)を重ね、日本は借金で首が回らなくなっている。同じ理屈でアメリカも借金大国なのだが、日本との違いがある。アメリカは自国でドルを刷ることができ、その膨れ上がったドルを欲しがる国がいくらでもいるということなのだ。ドル高はそのような国にとって守らなければいけない。現状をみると円高がこれほどすすめば日本の産業は自国には止まれないだろう。一方、自国の貿易を守るために、途上国はドル高傾向を容認している。
日本の国策として借金を重ねていれば破綻をするのは明らかなのだが、破産を回避する方法がある。それは超インフレになることで国の借金はなくなるというのだ。インフレはモノの値段が高くなることなのだが、インフレ前に資産家は土地と株を格安で購入すべきとこの本はすすめる。かならずインフレはくる。その理由は民間の意思が国の国策に敵うわけがないと著者はいう野田。なるほど。