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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.12
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:20cm/391p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-591-07935-X

紙の本

獄窓記 正

著者 山本 譲司 (著)

【新潮ドキュメント賞(第3回)】国会で見えなかったことが刑務所で見えてきた…。秘書給与事件で実刑判決を受けた元衆議院議員が、汚物にまみれながら、獄窓に臨む勇壮なる那須連山...

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獄窓記 正

税込 1,650 15pt

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商品説明

【新潮ドキュメント賞(第3回)】国会で見えなかったことが刑務所で見えてきた…。秘書給与事件で実刑判決を受けた元衆議院議員が、汚物にまみれながら、獄窓に臨む勇壮なる那須連山に幾重にも思いを馳せ、事件への悔悟、家族への思慕、人生への懊悩を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山本 譲司

略歴
〈山本譲司〉1962年北海道生まれ。早稲田大学教育学部卒。菅直人代議士の公設秘書、都議会議員を経て国政の場へ。衆議院議員二期目の2000年、政策秘書給与流用事件を起こし、実刑判決を受けた。

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評価内訳

紙の本

元衆議院議員の目から見た獄中体験記

2004/09/24 10:28

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る

政策秘書の名義借りをした事による詐欺罪により実刑判決を受けた山本譲司元衆議院議員の433日の獄中生活と事件を語る本。

獄中生活の手記というと安部譲二氏の「塀の中の懲りない面々」が有名だが、阿部氏は極道の世界に身を置く人なので著書の中で語られた「塀の中」は再犯者が収容される府中刑務所などの「B級施設」であり、そこで語られる収容者は赤軍派兵士、テキ屋、殺人犯などベテラン。
山本氏は初犯なのでA級に分類されて栃木県の黒羽刑務所に服役する事になった。
黒羽刑務所での山本氏の体験記は阿部氏とはまた違った興味深いものであった。

山本氏が刑務所での配役先は「寮内工場の指導補助」
寮内工場とは「塀の中の掃き溜め」と収容者の間で言われている一般工場から完全に隔離された場所にある体や心に病を持った収容者を集められた場所である。
痴呆症、自閉症、知的障害、精神障害、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由など、さまざまな障害を抱えた寮内工場の収容者の日常生活も含めたサポートが「寮内工場の指導補助」の仕事である。
寮内工場で山本氏はまさに糞尿にまみれて奮闘する事になる。
そんな日々の中で「バリアフリー」と言われながらも社会に根強く残る「差別」という名の「バリア」に躓き再犯をくりかえす障害を持った入所者達の姿は心に突き刺さるものを感じる。

治安の悪化・不景気などの影響で刑務所の収容者は増え続け、日本全国の刑務所は過剰収容の問題に悩まされている。
「過剰収容」は職員と収容者どちらにもストレスをためさせ雰囲気が殺気立ち、工場内での暴力沙汰も増えている。

役所の縦割り行政の弊害。
明治時代から変わらない「監獄法」に対する疑問点。
など、国会に身を置いていながら獄中体験をする事になった著者にしか書けない鋭い分析に考えさせられる事が多かった。

現在、山本氏は将来的には障害者の授産施設やグループホームを運営する事を目標に、福祉関係の資格取得を目指して勉強中だそうだ。
それは、障害のある受刑者たちと過ごしてきた体験と恩人の死によってもたらされた目標である。
14ヶ月の刑務所生活は、これからの山本氏の第二の人生でどのように生かされていくのかに注目してみたいと思った。

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紙の本

常に反面教師は自分の中に存在しているという箴言

2004/09/14 00:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る


 秘書給与搾取事件で実刑判決を受けた元衆議院議員山本譲司氏が入獄の日々を綴った初の書き下ろし。政治家に対する不信感から読み始めた一冊である。
 順風だった衆議院議員当選までの日々、そして、国会議員をとりまく矛盾に疑問を抱きながらも、その土壌に染まっていく自分を顧みることから始まる。
 実刑判決を自ら受け入れ入獄した著者の潔さに心打たれた。
 元国会議員という肩書きを捨てて、新米受刑者としての日々を新たに生き始め、事件への悔恨、人生に対する煩悶を繰り返しながら綴る著者のひとつひとつの言葉が心に響く。
 
 著者は「塀の中の掃き溜め」と言われている障害を抱えている囚人たちの世話係として、糞尿や吐しゃ物にまみれる日々を耐え抜いた。
 耐え抜いたばかりか、障害を抱える同囚たちへの複雑な思いに苛まれ、精一杯の誠意を尽くす。
 その姿は、政治家を志した著者の初心を彷彿させる。
 政治家時代も福祉関係の支援を熱心に行っている。特に障害者への思いには熱いものが感じられる。その熱い思いが、試されたのであろう。
 社会の偏見や差別から知らず知らずに犯罪を繰り返す障害者たちが置かれている劣悪な環境には、著者と同様胸をえぐられるような思いを味わった。
 塀の中の日常風景を綴りつつ、明治時代から変わらない監獄法への疑問や受刑者たちの人権の問題をさりげなくクローズアップさせ、一般の読者が知り得ないであろう社会の矛盾点を指摘する。
 入獄中、ふたたびクローズアップされた辻元清美議員の秘書給与問題の中で、辻元氏の著者に対する不用意な発言と反省のない言動には、報道されていた当時以上に腹立たしい思いを抱いた。
 
 著者を支える家族や支援者、民主党の政治家たち、著者の弁護を担うT弁護士、著者を長年にわたって支えてきた秘書、著者をめぐる人々の暖かい思いには、並々ならぬものが感じられた。
 それは著者の人間としての信頼を意味するものではないだろうか。
 それほど多くの人々から信頼を受けている人間でも、罪を犯し得るものなのだろう。
 著者は「あとがき」の中で「常に反面教師は自分の中に存在している」と語っている。それは、入獄の日々を通して新たに見えた著者の自己像とも言えるが、著者のその言葉は、私にとって、箴言とすら思える。

 マスコミの伝える情報を鵜呑みにしてはならないことを改めて考えさせられた。著者の犯した罪は、確かに重い。そのことを自覚している著者は言い訳がましいことは同書の中で、一言も述べていない。
 将来的には、障害者の授産施設やグループホームを運営することを思い描いているという著者、社会福祉士と精神保健福祉士、そして介護福祉士への資格取得を念頭において自学自習の日々を送っていると語る。
 政治家一般への不信感は未だに拭えないが、刑期を終えた著者に精一杯のエールを送りたい気持ちと共に読み終えた。
 刑務所という施設の実情や秘書制度の問題点に目を向けるためにも、また、社会の偏見や差別から知らず知らずに犯罪を繰り返す障害者への理解を推進するためにもできるだけ多くの人に読んでいただきたい一冊である。
 
 

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2004/10/06 08:50

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