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- 発売日:1995/01/01
- 出版社: 未来社
- サイズ:20cm/448ページ
- ISBN:978-4-624-11154-0
- 国内送料無料
紙の本
戦後ドイツ史 1945~1955 二重の建国
著者 クレスマン,C.(クリストフ) (著),石田 勇治 (訳),木戸 衛一 (訳)
第二次大戦後十年間の占領下ドイツの政治・社会・経済・文化の動きをヴィヴィッドかつ精緻にとらえた定評ある通史。1990年の再統一を踏まえた第5版からの訳出。【本の内容】
戦後ドイツ史 1945~1955 二重の建国
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目次
- 日本の読者へ
- 序章
- 第1章 ポツダム会談までの連合国の利害・計画・合意
- 第1節 アメリカの門戸開放政策と具体的な戦後計画の先送り戦略
- 第2節 勢力圏と国境の固定化──イギリスの「封じ込め」戦略とその挫折
- 第3節 ソ連の多次元的なドイツ計画
- 第4節 強調と対立の出発点としてのヤルタ・ポツダム
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紙の本
冷静な筆致と欠けている箇所。
2010/11/03 02:41
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツ降伏から1955年までの10年間の政治史を主に扱った本。いささか冷徹なぐらいに醒めた視線で戦後ドイツを書いている。
DDR(ドイツ民主共和国)にも結構頁を割いている。ただし口絵写真の人民軍の行進は場違いだが。人民軍に人民警察の1部門が改変されたのが1956年で、口絵写真は1957年とキャプションにある。
何故か再軍備に関する箇所は政治家しか出てこない。ドイツ再軍備に関わった軍人達についてもふれてほしいところだ。
一番引っかかってしまうのはルクセンブルク協定について書かれていない。ドイツ政治史に不可欠な事柄ではないはずなのに。