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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.12
  • 出版社: NTT出版
  • サイズ:20cm/245,5p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7571-4206-0

紙の本

失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学

著者 メアリー・C.ブリントン (著),池村 千秋 (訳)

ニート、フリーター、ひきこもり、ワーキングプア…。学校やハローワークなどの協力を得て収集されたデータと、学校現場やロスジェネの若者への丹念なインタビューから、「場」の喪失...

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失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学

税込 2,090 19pt

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商品説明

ニート、フリーター、ひきこもり、ワーキングプア…。学校やハローワークなどの協力を得て収集されたデータと、学校現場やロスジェネの若者への丹念なインタビューから、「場」の喪失が日本社会に与えた驚くべき事実に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

メアリー・C.ブリントン

略歴
〈メアリー・C.ブリントン〉シカゴ大学、コーネル大学を経て、ハーバード大学ライシャワー日本研究所教授。専攻は社会学。主な研究テーマは、ジェンダーの不平等、労働市場、教育、日本社会など。日本研究歴は30年以上。

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評価内訳

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紙の本

長年にわたって日本社会をフィールドワークしてきた米国人社会学者による、ロスジェネ世代男子の置かれた状況を社会学的に分析した、暖かいまなざしに満ちた日本社会論

2010/11/16 10:14

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いわゆるロスジェネ世代の男子が置かれた厳しい状況を、日本社会の地殻変動に目を凝らし社会学的に分析した本である。ここにあるのは、ためにする議論や精神論ではなく、現状を正確に観察して正しい処方箋を書くための基本的な見取り図である。しかも無味乾燥な分析ではなく、長年にわたって日本社会をフィールドワークしてきた米国人社会学者による、日本社会への暖かいまなざしに満ちたものだ。

 カイシャも学校も、日本人にとって帰属すべき「場」としては、もはや希薄な存在になりつつあるようだ。日本社会においては、人間関係を決めるのは個人がもつさまざまな属性といった「資格」ではなく、いかなる組織や集団に帰属しているかという「場」である。
 ロスジェネ世代の男子、とくに普通科高校出身の男子には帰属すべき「場」は学校でもカイシャでもなく、宙ぶらりんのまま社会を浮遊しているのは、高校と企業をつないでいた「就職指導」という、強い制度的な仕組みが機能不全状態になってしまったことにある。1990年代の半ばに、日本で一年間のフィールドワークを行った著者はこの事実に気づき、ここから探求が始まった。

 本書で明らかにされた事実は、私なりにまとめると以下のようになる。

●高校から職場へと連続していた「就職指導」が強力に機能していたのは、1960~1980年代にかけての期間であり、世界的にみてだけでなく日本においても特殊な時期であったこと
●サービス経済化によって、中下位レベルの普通科高校卒の男子は、特定のスキルをもたないのでアルバイトなど非正規社員しか道がなく、「ワーキングプア」になる可能性が高い。女子と違って男子は、まだこういう状況を生き抜く術を身につけていない
●帰属すべき「場」が意味をもっていた日本社会はかなりの程度まで崩壊、米国流の「資格」重視の社会に変化しつつある
●このためには、仕事を見つけるにはスキルをもつことが必要であり、さらにそこで意味をもつのは人間関係の「強いつながり」だけでなく、対人関係能力を磨いて人間関係の「弱いつながり」を活用することが必要だ
●高校までの教育で、「将来どこに行きたいか」という「場」ではなく、「将来なにをしたいか」という「資格」に重点を置いた職業前教育が必要

 日本社会は、1990年代にわれわれの足元で大きく地殻変動しつつあったのだ。
 この事実を直視しなくては、ロスジェネの若者たちの置かれている状況を理解できないだけでなく、格差を未来永劫に固定化させてしまうことになる。これは個人の問題ではなく、日本社会全体の地殻変動に起因する問題であり、日本社会に与える影響も無視できるものいではないのだ、と。

 本書を読んでいて、1960年代に確立した「就職指導」システム確立以前はどうだったのかなど、本書では直接扱われていない論点についてもっと知りたいと思った。また、工業高校における技能訓練が、現在でも就職先の確保をもたらしているという著者の分析結果からは、ドイツ型の職業教育という解決方法もあるような気もする。米国型の世の中になりつつあるとはいっても、解決策が米国流でなければならないことはない。

 本書は翻訳書の体裁はとっているが、日本語に堪能な著者が作成にかかわっているので、実質的には日本人向けに書き下ろされた日本語の本である。社会学の研究書スタイルではあるが、読みやすく理解しやすい内容になっている。
 ロスジェネについて論じる際の必読書として、また日本社会論としてもすぐれた作品なので、ぜひ一読することを薦めたい。

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紙の本

現代日本の若者がおかれた状況のするどい分析

2009/12/05 18:43

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハーバードの教授である著者が日本の高校などで丹念にききとり調査をおこなってまとめた日本人へのメッセージである.かつて日本の若者は「場」のなかで就職し昇進してきた.つまり,高校を卒業すると就職先が斡旋され,就職先でも年功序列にしたがっていればよかった.しかし,いまやそういう「場」は崩壊してしまった.

変化してしまった日本社会のなかで若者とその周囲のひとたちはどうすればよいのか? 著者は 4 つの提案をしている.そのなかには,周囲のひとがもはや「場」が存在したときの生き方ができないことを悟るべきだということもあり,アメリカ社会におけるようなウィークタイズを強化するべきだということもある.4 つともアメリカ社会が解決のヒントになっているようだ.

アメリカなどからまなべばそれで問題が解決するのかどうかは疑問だ.しかし,すくなくとも日本人にはみえにくい部分もふくめて,するどい分析をしているところにこの本の価値がある.

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2009/03/08 14:36

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2009/03/13 20:33

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