かんたんプログラミングＰＨＰ ゼロからはじめる独習テキスト！！

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投稿者：mikimaru　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この夏、４年ぶりにMacを買い替えた。おもな理由はディスプレイの不具合で、それ以外はまだまだ現役で使えるのにもったいないという気持ちがあったが、実際に新マシンを迎えてみると、世の中の進歩はめざましい。たとえば自分の見ていたネット上のメニューは、別のマシンで見たらまったく違うものだったと、速度の差だけでもいやというほど思いしらされた。

むろん、話は処理速度だけではない。ロカールでの動作確認に使ってきた開発環境がそのままでは利用できなくなっていたので、すべてを新たに入れなおした。

Apacheを確認し、Perlを動かせるようにして、新しいバージョンのMySQL、PHPなどを入れ、さあこれでいままで通りかと思ったら、PHPのライブラリを中心として足らないものが山ほどある。あちこちの体験談を参考に、ソースを拾ってきて自分でコマンドラインからコンパイルして、二日近くかかってようやくローカル環境を構築した。

前置きがすっかり長くなったが、これを機にもう少しきちんとPHPがわかるようになっておきたいと、以前に買った本を出してみたところ、PHP 3 / 4 に対応で、初版が2002年だった。さすがに使い物にならない。

できるだけ最近に出た本で、わたしのように「最低限のカスタマイズだけをする必要がある人間」に向いたものはないだろうかと、大きめの書店で時間をかけて読みくらべをし、本書を選んだ。

本書には、好感が持てる点がいくつかある。

まずはDVDなどの付録をつけないこと。そのかわり最低限の解説をしたあとで、ネット上にあるPHPの公式サイト情報を紹介している。新しい（あるいは公式な）情報はネットにあり、この本はそこまでの橋渡しをしている、ということなのだろう。こうすることで読者はつねに新しい情報の存在を意識させられる。

これまで何冊のパソコン関連書籍で、古くて使えないCD-ROM（またはDVD）の付録に笑わされてきただろう。けっきょくネットで最新版を落としなおすので、ゴミになって仕方がないと思ったものだった。

もうひとつは、難しすぎることは書かないが初心者扱いがすぎる表現もなく、汎用性が高くて要点がまとまっていること。

目次は、大まかに：
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基礎知識、基本的な文法、関数の利用、文字列、正規表現、ファイルの操作、オブジェクト指向のプログラミング、Webアプリケーションの開発、データベース、セキュリティ、外部ライブラリ、Webアプリケーション開発演習
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となっている。

相性もあるかもしれないが、これを見てわからない点はネットで調べようと、作者の狙い通りの活用法ができる本ではないかと感じた。

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投稿者：松田孝彦　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

内容に誤植がとにかく多く、最悪の本です。
勉強するつもりで購入したのでしたが、誤植の多さのために内容を信用できなくなりました。
結局、他の本を購入し、そちらで勉強することになりました。
買って損しました。お勧めできません。