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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.6
  • 出版社: ロスジェネ
  • サイズ:21cm/143p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7803-0184-7

紙の本

ロスジェネ 超左翼マガジン 創刊号 右と左は手を結べるか

ロスジェネ 超左翼マガジン 創刊号 右と左は手を結べるか

税込 1,430 13pt

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収録作品一覧

ぼくらの希望は「戦争」か「連帯」か 赤木智弘 述 10−31
誰に赤木智弘氏をひっぱたけるのか? 杉田俊介 著 32−43
生きづらさが越えさせる「左右」の垣根 雨宮処凛 著 44−53

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

意外にも、マスト文献です!

2008/07/23 19:54

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

『思想地図』をはじめ、思想系の雑誌発刊ラッシュとなった本年だが、イロニカルにも「ロスジェネ」とタイトルに謳った『ロスジェネ』は、中でも表紙の派手さや、宣伝の周到さで、はやくから目にとめてはいたものの、なんとなく書き手から内容が想定されてしまい、じっくりと読む気になれずにいた。実際、赤木某や雨宮某の文章は、予想の範疇をまるで超えることなく、想定内に終わったのだけれど、雑誌全体としては刺激的な誌面が多く、かなりの充実感をもって読み終えることができた。

前から読んでいくと、最初にギアが入るのは杉田俊介氏の文章だ。氏の秀逸さは、ていねいにものごとを足下から見直し、それでいて現実の具体論と理論とをうまくかみ合わせて展開させる論の運びに顕著で、それは氏の著書を1冊でも読めばわかることだが、今回の文章も、某氏のブログ記事を通読(!)した上で書かれた力作である。この説得力は、なかなかのものである。続いて、萱野稔人氏もまた、リスキーなタイトルで、いつもながらの平易な文章でことの本質に一気に迫りながら、今日あるべき「左翼」の現実と理想とを理論的な峻別と同時に、生理的な嫌悪に基づき、小気味よく描き出してみせる。

その後、ギアはさらに加速する。紙屋高雪氏、大澤信亮氏の文章は読ませるし、私にとって蒙を啓かれる思いで読んだ増山麗奈氏の「戦争よりエロス、そして環境へ 桃色ゲリラの挑戦」は、実にまっとうでありながらカゲキでもあり、ある意味で左右の連携可能性を模索した本誌のテーマを、一段高いところで演じきって見せた観がある。

とくれば、本誌は、値段の割に(厚さとしては)薄のだけれど、「厚い記述」(C・ギアーツ)になっているのは確かであり、そうである以上、これをマスト文献といって憚る必要はないだろう。

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紙の本

希望はリアルであると信じられる「言葉」を発信し続けることしかない。

2008/06/14 12:30

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 吉本隆明が「文藝春秋・7月号」の『「蟹工船」と新貧困社会』で、「これは「第二の敗戦」だ」と現代を批評していたが、いわば、それに応答すべき若者達のささやかな総合誌とも言える雑誌と言ってもいい。
 勿論、ボリュームの差は歴然とあって、情報量は文句なく文春の方が多い。710円なのに、『ロスジェネ』は本体価格が1300円と、この価格では読者として想定されている就職氷河期世代の人に買ってもらえるのかと心配してしまう。僕のようなジジィが購入したって「屁のつっぱり」にもなんないと思うわけです。
 本誌はたったの143頁ですが、あらゆるジャンルにまたがり、まさに「文春」に匹敵する総合雑誌の装いですが、語り口のレベル、文体が百花繚乱で、そのまとまりのなさ、多様性が本誌のコンセプトにあるとは思うが、意外と意外、分かりやすかったのは、学者である萱野稔人の論文「なぜ私はサヨクなのか」でした。
 勿論、手記の雨宮処凛の『生きづらさが越えさせる「左右」の垣根』は、雨宮さんが、ネットなり既刊書で言ったり書いたりしたことのまとめみたいなものだから、既視感があって雨宮像を再確認したと言う意味では最もわかりやすかった。
 わかりにくく、ひょっとして誤読しているかも知れないと不安を感じながら読んだのは杉田俊介の批評「誰に赤木智弘氏をひっぱたけるのか?」です。「文春」で吉本隆明が言葉のリアルさは饒舌によって立ち上がるわけではない、むしろ「沈黙」によって立ち上がると書いていたけれど、杉田さんは、アカデミズムとジャーナリズムとの間で孤独な言葉の掘削をしているのだと思う。「沈黙」を「言葉」で表現しようとするアポリアな誠実さは杉田さんにあります。あまりにも困難な作業を通して、一人一人が繋がる回路を模索している一人の詩人なんだと思う。
 「連帯」という言葉は手あかにまみれて、安易に軽薄に使ってしまうと、リアルとはほど遠い冷笑気分になって「勝手にやれよ」で一人一人を連動させない。駆動させるものが「言葉」ということは分かるのです。だから創刊なった『ロスジェネ』が宣言として、いま「われわれ」の言葉はリアルだろうか?と問いかけることは、言葉しか運動の拠り所がないんだという覚悟を鮮明にしたもので、僕は評価しますよ。
 本誌の編集長の浅尾大輔と赤木智弘との対談『ぼくらの希望は「戦争」か「連帯」か』で、赤木さんは、「富裕層も正社員も敵。どっちでも余裕がある人が金払え」、浅尾さんは「正社員と非正規が連帯して、ブッシュと御手洗をひっぱたくことだ」と吠えるのですが、その余震の上で杉田論考を読んだものだから、もの凄くわかりにくかった。
 しかし、同じ論考が杉田さんの新刊『無能力批評』にも掲載されているのですが、その文脈の中では少なくとも僕なりの理解が届いた手応えがありました。器が違うと同じ人の文章が違った色に見える。その辺りに杉田さんの魅力もあるし、時には読み手を遠ざけるものがある。そこに杉田さんの特異な他者性があるんだと思う。
 本誌の表紙は秋葉原を背景にうさぎのなみ平のコスプレなんですが、こんな言葉を書いている。
《秋葉原という街の水が私の体に馴染んできて、実はまだ日が浅いんです。/そもそもヲタク気質ではあったのですが、それがアニメだったりメイドだったりしなかったため、始めは秋葉原に溶け込めませんでした。/しかし今は秋葉原でも濃度の濃い人が集まるライブバーで歌い始め、自分自身の中で秋葉原だけではなく、世の中の見方まで変わってきました。/だってこの街は成長してるんですよ、しかも物凄い速さで。/まるで巨大なモンスターです。/私はどうせ秋葉原というモンスターに巻き込まれるなら、一緒に成長し、その怪物にハート型のアザでも作ってやろう、と密かに企んでいるところです。》
 そして、厭わしい事件が秋葉原で起こった。恐らく、「ロストジェネレーション」という名の妖怪たちの言葉をいかにリアルなものに繋げるかを宣言した本誌にとって、避けて通れない、対峙すべき、乗り越えるべき事件と思われる。恐らく、希望は「言葉」しかないのです。
歩行と記憶

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2008/07/12 16:57

投稿元:ブクログ

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2009/01/29 16:13

投稿元:ブクログ

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2009/02/09 00:49

投稿元:ブクログ

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