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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.2
- 出版社: 翔泳社
- サイズ:21cm/191p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7981-0506-6
紙の本
OJTでいこう! ものづくり現場が教えてくれた「変わる」技術
著者 中川 淳一郎 (文・構成),OJTソリューションズ (監修)
「変わる」ための方法としてOJTが注目され始めている。どのようにして顧客企業と一緒に現場を変え、人を育てていくのか。OJTを徹底することで「変わった」4つの企業を紹介する...
OJTでいこう! ものづくり現場が教えてくれた「変わる」技術
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商品説明
「変わる」ための方法としてOJTが注目され始めている。どのようにして顧客企業と一緒に現場を変え、人を育てていくのか。OJTを徹底することで「変わった」4つの企業を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中川 淳一郎
- 略歴
- 〈中川〉東京都出身。一橋大学商学部卒業。博報堂で企業の広報業務などに従事したのち、退社。フリーの編集者、ライターとなる。雑誌を中心に執筆中。
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紙の本
当たり前のことをキチンとやらせる
2004/05/14 21:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さにお - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はいろいろな工場を診る機会があります。日本の工場はレベルが高いと言われていますが、以外と当たり前のことができていません。当たり前のことをキチンとやらせるにはどうしたらいいのか? 何かヒントは得られないかと思い、本書を読みました。
本書は、トヨタ自動車のOBが顧客に出向いて、OJT型で指導した実例を紹介しています。
挨拶をきちんとしましょう。学校でも会社でも最初に言われることですが、なかなかできません。工場の改善の基本は、整理整頓です。これも当たり前ですが、実際はなかなかできていません。これをいかに指導するか、その答えの1つがOJTです。
整理整頓は指示するだけでなく、実際にやって見せて、あるべき姿を見せる。指導する人が顧客と一緒になって考えることで、改善が進むのと同時に、人材の育成もできます。
OJTは工場といわず、物流など、いろいろな場面で使えます。いろいろな改善の視点を与えてくれる良書です。
こちらに要旨をまとめてあるので購入する前にぜひ読んでみて下さい。他にもビジネス関係の本の要旨がありますので、参考にして下さい。
紙の本
内容紹介
2004/02/27 18:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翔泳社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンサルタントじゃ変わらない!
「トヨタ」&「リクルート」最強のタッグで教える、現場と人から会社が変わる方法
最近「変わる」ための方法としてOJT(OntheJobTraning)が注目され始めています。OJTというと、皆さんは、新人研修で先輩について回った経験を思い出すことでしょう。あるいは、工場での現場実習、販売店での販売実習などを思い出すかもしれません。そして、OJTとは「現場で、体験しつつ、見よう見真似でやること」だと思っているのではないでしょうか?実はこれ、誤解です。
OJTの真の意味は「現場において、実際にその仕事を行いながら学ぶこと」です。
本文より
■目次
はじめに コンサルタントじゃ、変わらない?
実は、ものづくり企業の多くは、現場にコンサルタントを導入しています。彼らは月に何度か現場を訪れ、豊富な経験と知識、鋭い問題解決力で、様々な改善のポイントを指摘していきます。彼らの言うとおりにすると、たしかに生産性が上がると、多くの経営者が証言しています。しかし、多くの経営者はこう付け加えます。「でも、コンサルタントがいなくなったら、元に戻ってしまった」——本文より
第1章 五つのアクションで、現場が変わる
何かを変えるとき、人はガラリと変えることを求めがちです。大規模な人員削減、大型機械の導入、などなど。しかし、そのために小さなこと、身近なことがおろそかになってしまうと、結局何も変わりません。大切なのは基礎です。ドラスティックな大改革でなくても、簡単にできること、基礎的なことをキチンとやれば、成果はちゃんと出るのです。——本文より
第2章 改善は、基本動作の徹底から!—サカエ理研工業株式会社津島工場
作戦1 在庫を減らす
作戦2 標準をつくる
作戦3 不良品を減らす
作戦4 モノの流れを一定にする
作戦後 そして、人が育った
第3章 工場が変われば、営業も変わる!—株式会社メタリックスジャパン中津工場
作戦1 在庫のルールを決める
作戦2 発注のルールを決める
作戦3 工場が商談ルームになった
第4章 現場が変われば、会社も変わる!—河村電器産業株式会社つくば工場
作戦 一個流し生産を実現する
作戦後 「お荷物工場」から脱却した
作戦後のその後 現場が変わり、会社が変わった
第5章 工場のノウハウで、物流業も変わる—スズデン株式会社両国センター
作戦1 誤出荷を減らす
作戦2 ロット流しを一個流しにする
作戦後 物流倉庫を見る目が変わった
第6章 ボトムアップじゃ、変わらない?
プロジェクトに予算をつけることも、リーダーを専任することも、経営陣にしかできません。どのプロジェクトにも、経営陣の意思決定が求められています。逆に言えば、経営陣が腹をくくれば、プロジェクトはしっかりした体制で始められます。—本文より
おわりに OJTでいこう!
九〇年代後半以降、世の潮流はリストラ、合理化、成果主義。企業は、目先の数字を改善し、株主に提出する経営指標を、形の上で健全化することばかり重要視してきたような気がします。しかし、人を育てることは日本の企業に存在していた価値ではなかったのでしょうか?—本文より