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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.12
- 出版社: 飛鳥新社
- サイズ:20cm/254,80p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87031-386-3
紙の本
翻訳者の仕事部屋
著者 深町 真理子 (著)
SFやミステリーから「アンネの日記」まで、200冊以上を手掛けた翻訳者が、翻訳という仕事、読書の楽しみ、日常生活などについて綴るエッセイ。翻訳者を志す人のための「フカマチ...
翻訳者の仕事部屋
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商品説明
SFやミステリーから「アンネの日記」まで、200冊以上を手掛けた翻訳者が、翻訳という仕事、読書の楽しみ、日常生活などについて綴るエッセイ。翻訳者を志す人のための「フカマチ式翻訳実践講座」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
深町 真理子
- 略歴
- 〈深町真理子〉1931年東京都生まれ。都立忍岡高校卒業。洋書輸入会社勤務を経て、翻訳の仕事を始める。
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紙の本
訳者は役者
2002/12/18 10:02
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投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
むかし、ミステリー雑誌「EQ」をよく読んでいた頃、掲載されている短篇のうち1つは必ず深町眞理子の翻訳だった。翻訳の上手い下手は覚えていないが(覚えていないということは上手かったんだろう)、名前は頭に刻まれていた。その深町眞理子のエッセイ集である。
翻訳関連の話はもちろん、独り者の著者が弟の息子(高校生)を一時預かることになって当惑する話など、内容はなかなか興味深いのだが、いかんせん繰り返しも多い。こういう長年にわたって色々な媒体に発表してきたエッセイをまとめたものの常で、ある程度は仕方がないのだが、「訳者は役者」であるという持論や「アンネの日記」関係の話などがあちこちに出てくると、「もうその話は分かりました」という感じになってしまうのだ。
裏表紙側から横書きで始まる「フカマチ式翻訳実践講座」が収録されているのが本書の特徴だ。「実践講座」と銘打つだけあって、細かいテクニック満載である。これは文芸翻訳を目指す人にとっては参考になるだろう。