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商品説明
情報公開の主役は、政治家でも官僚でもマスコミでもなく、市民自身。市民自らの体験を語る「情報公開請求ツアー」で、国や自治体の「壁」に挑み、「知る権利」を実現させた30年の記録。【「TRC MARC」の商品解説】
「知る権利」はこうして実現された!
市民自らの体験を語る「情報公開請求ツアー」で国や自治体の「壁」に挑んだ30年の記録
情報公開の主役は、政治家でも官僚でもマスコミでもなく、市民自身!【商品解説】
目次
- はじめに
- 序章
- 第1章 コピー裁判
- 第2章 見えてきたこの国の統治の姿
- 第3章 守口・情報公開を学ぶ会が闘った3つの訴訟
- 第4章 労働運動ほか
- 第5章 医療情報
- 第6章 個人情報
- 第7章 情報公開ツアー
- 第8章 追憶
著者紹介
知る権利ネットワーク関西
- 略歴
- 1988年9月に医療、教育、政治倫理、旧国鉄用地の売却、労働問題などに取り組む市民運動グループ、情報公開制度の研究者、ジャーナリストらが参加して発足。以来、毎月のように情報交換のための運営委員会を開き、会報「知る権利ネットワークNEWS」を発行している。メンバーが提起し最高裁まで争った情報公開行政訴訟は「大阪府知事交際費」「安威川ダム地質調査報告書」「政治資金収支報告書のコピー」などがあり、国や自治体の情報公開審査会への不服申立てなどを通じて、情報公開制度の歴史に大きな足跡を残している。
活動ぶりは「情報公開請求ツアー」に象徴される。市民が集団で自治体や国に対し一斉に公開請求を行い、情報公開制度の利用促進を市民へアピールするとともに、行政機関等に対し制度の改善要望を行い、公務員の意識改革を促すことを目的にしている。1988年9月17日の大阪府から2018年2月の大阪府吹田市までその回数は数えきれないほどである。情報公開法制定前でも、「行政情報公開基準」などを糸口に、中央官庁に「霞が関ツアー」、在大阪の国の出先機関に「谷町ツアー」、裁判所に「裁判所ツアー」を実施してきた。
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