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s7h0n3g4s5h2n6g8s1h8n3gさんのレビュー一覧

投稿者:s7h0n3g4s5h2n6g8s1h8n3g

15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

数学するための基本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近の入学試験だと、この本で探求するような
真正面から論証を要求する大学が減ってきており、対象読者は限定的。

大抵の大学・学部は標準的な求値・求積問題で十分試験になるし
大抵の受験生は標準的な求値・求積問題を反復すれば合格点にのせられる。

標準的なレベルを超える問題がメインとなるような
東大・京大・阪大・東工大を中心とした最難関になると
解法を模索してる中で同値性に迷うような局面があったり
最初の一手自体検討をつけかねることもある。
また、標準的な問題は皆が完答する分、解答の厳密性が得点の分かれ目で
本当に数学的に精確な答案を書けているか自信を持てなくなることも。
実際に、本書に掲載されているような類の
多変数関数のMax・min問題の解の妥当性のチェックや
命題の言い換えが本当に同値な言い換えかのチェックは
試験時間で精確かつ迅速な判断が難しいし悩むところだと思う。
そういった諸々の局面や悩みを潰していくために最適な本だと思う。

ただし、高3に入ってからでは遅くて、高1・高2の長期休暇に
まとまった時間を確保して、1行1行確認しながら読み込む本の位置づけ。
あとは日頃の演習や過去問の研究で、この本の内容を実践して
答案の論理構造を詰めていく作業を続けること。
そうすれば、論理性不備の解答に陥ることはなくなるはず。

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紙の本

教科書レベルを終えたらすぐ取りかかろう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

教科書、教科書傍用問題集、網羅系参考書(チャートなど)を
早めに一巡して全範囲を見終えたら、すぐに取りかかってみる。
あるいは、教科書レベルの内容の仕上げとして、利用してもよいと思う。

詳しくは本書を見てもらえればわかるが
本書に掲載されている問題のうち多くの問題は
教科書レベルからすぐに取りかかっても解ける問題が多い。
割と難しい傾向にある1980年代から
2000年にかけて(後期試験含む)であっても
じっくり取りかかればある程度手をつけられる問題もある。

問題の質と量からして、京大志望者に限らず
旧帝大や他大医学部の志望者でも
教科書レベルを終えて最初に取り組む価値があると考えられるし、
自分の志望大の過去問をメインに据えたときの補充用としても
(数3範囲の微積は若干軽い面があるとはいえ)演習効果は高いはず。

色んな問題集にお金と時間をかけるよりも、早めに教科書レベルを一巡し
本書の問題を1問1問、昔の問題から順番に時間をかけて取り組めば
自然と入試の標準~やや難レベルは自信を持って解けるようになるはず。

まずは手をつけられそうな問題を一巡する。
最初に思いついた方法で解き別解も検討してみる。
そして、どう手をつけるかわかりかねる問題に挑戦。
全体を一巡した後、解けなかった問題を再度解いてみる。
(他大志望者なら、自分の大学の過去問に移行して
解けなかった問題を補充問題として利用してもいいだろう)

おそらく、ほとんどの大学の入学試験で
数学は合格点が取れるように力がつくはずである。

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紙の本

新司・予備受験の最初の一歩

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新司・予備受験を検討する際、
あれこれ手をつける前に最初に読むべき本。

新司・予備に向けて準備するための
王道的で機械的なアプローチをインストールできる。

この本と過去問、実施結果のデータ、他の合格体験記を使って
・まずはビビるような試験じゃないことを知り、現実的な目標を定める。
・無駄なくブレない一本道で目標達成する道具と利用方法を知る。
・試験日から逆算した状況に応じた、参考タイムプラン案を頭に入れる。

あとは、道具を購入してただただ愚直に実行するだけ。

ブレそうになったとき、思うようにいかないときに戻るべき本でもある。
読み返すときのチェックするポイントが明確になっているし、
掲載されている体験記が勇気づけてくれると思う。

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紙の本

教科書レベルを終えたらすぐ、数3の演習用に

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

教科書・教科書傍用問題集・網羅系参考書を一巡したらすぐ、
主に数3の演習用として本書を用いる価値はあると思う。

教科書レベルを終えたあと、何冊か問題集を挟んで
過去問に取り組むケースが多いと思うが、
色んな問題集にお金と時間をかけるよりも
本書に掲載されている、標準からやや難レベルで
粒の揃った数3の良問に取り組む方が、効果が高いと考えられる。

特に数3は問題の類型が定まっているし
そこで用いられる方法も定型的だが、
本書に掲載されている問題を一巡すれば
そういった「型」が自然と定着して、結果的に
数3を得点源に出来るようになっていると思う。

勿論、文理共通範囲でも、簡潔明瞭な形で
高校数学の核心を突くような問題が多いので
(特に解析系、論理、整数)
志望大の傾向に応じてセレクトして解いていくと良いだろう。

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紙の本

紙の本京大の国語25カ年[第7版]

2016/02/15 00:05

京大志望者以外でも演習価値あり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現代文の問題文解析方法に関する参考書1冊、
(駿台の『現代文読解力開発講座』や河合塾の『現代文と格闘する』など)
古典文法を活かした古文解釈方法に関する参考書1冊を終えたら
(駿台の『古文解釈の方法』など)
色んな問題集に手をつけるより、センター過去問とこの25カ年を
反復演習することをおススメする。

1周目は参考書でインプットした方法を確認・実践する目的で
一つ一つの文章をじっくり精読し分析する。
2周目は設問に解答することを念頭に置いて答案作成し、
合格答案を作成することに焦点をあてて
分析方法・解釈方法のブラッシュアップと自分なりの答案作成方法を確立。
3周目は実際の試験場での取り組みを意識して、時間をはかって
実際の解答欄を想定して読解と解答作成を行う。

1周目はなかなか思うように読解・解釈できずに、
悪戦苦闘するかもしれないが、そこで挫折せずに
方法論や色んなテーマに対する背景知識の理解を深めるために
食らいついて欲しい。
大抵の入学試験の現代文・古文の問題なら
自信を持って合格答案を作れるようになっているはずだ。

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紙の本

紙の本京大の英語25カ年[第7版]

2016/02/14 23:56

京大志望学生以外でも演習価値あり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

基本的な英文法・語法、英文法、解釈、英作文の教材を1冊ずつ消化したら、
下手に色んな参考書・問題集を数こなすより、この25カ年に取り組み
反復する方が、リスニング以外の英語運用能力が格段にアップする。

最初は辞書や文法書を参照しつつ問題と格闘することになると思う。
最初は作成した答案自体、答案の体をなさないものになるかもしれないが
とにかく腐らずに1周して欲しい。

2周・3周と諦めずに反復することで、その度に深い理解が得られるような
発見をするようなポイントが多く含まれた良問が結集されているはず。

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紙の本

問題の見方を変える・引き出しを増やすコツ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

関数の値域確定(Max・min)問題、や解の配置・解の個数問題、
それらの応用としての通過範囲・存在領域の問題がメインの対象。

正攻法でやろうとすると煩雑になり時間がかかる問題に対して
対象の関数の見方を変え、視覚的・図形的考察可能なものに変換し
解きやすくする(思考しやすい意味づけをする)有効なコツの一端が
体系的に、よく考えられた順序で整理・配列されている。

中には出回って有名になったものもあるし、
正面から問われる問題も少ないが、色んな問題の中で
肝になる(完答の分かれ目になる)局面で問われるテーマだけに
一度触れてストックしておくと役立つ方法ばかりだと思う。

また、あくまでも特定テーマに対する引き出しの一端なので
他のテーマについても引き出しを作っていくための参考になる。

他のテーマについても同じようなコツに触れたい・コツを掴みたいときは
同著者の『難関大入試数学解決へのアプローチ』や『微積分基礎の極意』、
同出版社の『解法の探求』シリーズや『解法の突破口』も併せて読まれたい。

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紙の本

新課程になって再注目されるか

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

※高校新課程を念頭に置いている

旧課程で単元に入っていなかったこともあるし
所謂ゆとり課程ということもあり、整数問題の出題類型が限られ
・不定方程式の整数解を不等式で絞るか約数・倍数で絞るか
 格子点の個数の数え上げに帰着するかして求める
・二項定理で展開したxxの部分までが~の倍数になるので
 残りの部分の余りに注目する
・パスカルの三角形を絡めて二項係数について考察する
・[ ]の定義に基づき[ ]の中身を評価することで値を求める
・a+b√pのような形式の数について背理法を用いて命題を証明したり
 n条について漸化式を立てて帰納法で命題を証明する
あたりが出来れば特に問題が無かった。

新課程に入って整数が学習分野に入ったこともあり
どの大学も正面切って整数問題を出題できるようになったので
出題される問題のバリエーションも豊富になることが予想される。
2015年京大理系5番は本格的な新課程移行に向けた予告ともいえる。

この本では、二世代前、特に80~90年代の凝った整数問題が
色々取り上げられており、2015年京大理系5番のベースになる問題も
この中に掲載されている。

他大学でもこれから80~90年代に受験した層が入試担当になって
その時期のような凝った整数問題を出題する可能性があり
この本で色々なトピックに触れておくことは有益な練習になると思う。

新課程になって、この本の価値が再注目されるのではないだろうか。

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紙の本

対象者が広く、対象者によって使い方が変わる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中学受験生から利用でき、事象を数え上げる問題の
ほぼ全ての類型が体系的に整理されている。

中学受験生だと第1・2部で事足りるし、
高校受験生も確率に入る前段階で
事象の数え上げ方を確認するのに第1・2部を利用すればよい。

高校生・大学受験生になると、
確率で該当する事象の数え上げや不定方程式の整数解の個数で
手間取らずに数え上げられるかという局面で効いてくるため、
この本にどっぷり浸かるというよりは
上述のような問題を演習していて
数え上げに困った事象の類型に対する弱点補強や
数え上げ方の方法の引き出しを増やしておきたい、という目的意識で
副教材的に利用するケースが多くなるのではないか。

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紙の本

「あたっている」と解釈させる巧さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

星座に基づく性格や運勢で「あたっている」という表現を使うことが多いが
この本の場合は、厳密に言うと「あたっている」わけではない。
前後のストーリーや随所に出てくる表現に、そう解釈させる巧さがある。

色んな具体例に当てはまるように抽象化・概念化する際の階層、
その階層に属する言葉を選択するのが、いい具合で絶妙なのだろう。
適度に抽象化・概念化されて紡がれたストーリーのほうが
頭に残り、ストーリーにある程度沿いつつ、最善の行動を起こせると思う。

盲信する必要はないが、ふとしたときに読んでみると
その時々で参考になる発見がある、そんな不思議な本である。

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紙の本

京大理学部特色入試の問題と解答・解説が記帳

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今年から始まった京大理学部特色入試の
問題と解答・解説が掲載されているので買い。

大手予備校が解答速報を出していないので
入手できる解答・解説でまともなのが、大数か
研伸館の吉田伸生講師のYouTube動画に限られるので
貴重な資料となる。

なお、12月号から発展演習と題してC~D難度の
考えがいのある問題が5題用意されているが
昨年度まではこのレベルの問題も含めて日日演だったわけで
今年に入って日日演習がスケールダウンした感は否めない。
来年度からは毎月、発展演習のコーナーを設けて欲しい。

また、学コンが数年前と比べてだいぶマシなセットになったが
宿題はもう少しバラエティに富んだ出題が出来そうなのが惜しい。

来年度は演習記事、学コン・宿題のレベルアップを願う次第である。

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紙の本

解探・微積と併用で

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

肝になるのは、第2部(手筋、定石、落とし穴)で
メインディッシュは、第3部(有名問題、典型問題の解明)。

著者の視点は他著書と同様にエッジが利いていて
「その場で考えると大変だな」というネタや
「その意識で見たことなかった」っていう視点を、
標準~やや難レベルで入試で出題されるタイプを
ほぼ網羅した問題群で整理してくれているところ。

第2部で扱っているトピックは、
試験場では「時間があれば証明する」部類にあたるが
意味をわかって使うために、そして
微積での関数や式の見方(?)の原則を身に着けるために
(高校レベルで)証明をつけておきたいトピック。

理論的・論理的に裏付けし理解を深める目的で
解探・微積を併用しながら、全項目をマスターされたい。

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紙の本

紙の本2020年の大学入試問題

2016/03/04 12:59

あくまで予想の域を出ない

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2000年代前半、外資系戦略コンサルティングファーム出身者の書いた
思考スキル・プレゼンテーションスキルのビジネス書が
ビジネスパーソンや就活生を中心に流行りまくった。
終いには、外資系企業の面接試験で問われる
ケース面接やグループディスカッションの
パターン類型化と類型毎の解き方の本まで出てきて
研究し尽くされてしまった。
現在ではデザイン思考にまでトレンドは移ってきている。
その一連の流れが全部、高校以下の学生にまで降りてきた、といった印象。
もっとも、日本人にとっては、これらのスキルを
鍛えるカリキュラムがなかったから、この動きが目新しいというに過ぎない。

2020年に実際にどのようなスケジュールで、
どのような形式・内容で試験をして、
どのような評価基準で受験生を選抜していくのか、確定しておらず
あくまでも予想のレベルでどのような問題が出るのか、
それらの問題に対処するためのスキルセットはどのようなセットか、
筆者が校長を務める学校の実例に基づいて整理されている。


ここからは私見になるが、国際バカロレアの要求と本書内容に基づけば
対策用の素材は、下記の通り豊富に揃っている。
1.大学入試問題に関連する素材から:
・1990年~2015年東大後期
・2016年~京大特色入試
・2013年~阪大理学部挑戦枠
・2007年~2011年東工大一類特別入試
・慶應各学部の小論文
・各大学の帰国子女・留学生選考試験
2.各種科学オリンピック、資格試験から:
・数学/物理/化学/生物/地学/情報オリンピック
・地理オリンピック、歴史検定、etc.
・TOEIC、TOEFL、etc.
3.ビジネスパーソン向けの素材から:
・外資系企業の筆記試験、ケース作文、ケース面接
・BBT大学のReal Time Online Case Study

つまり、既存の素材でいくらでも、個人レベルorグループレベルの
思考訓練を積むことができるし、これらの素材をどう解いているかという
思考方法のロールモデルもネット上に転がっているので
方法の改善もその気になれば可能である。
むしろ、これらの素材を指導しきれる教員が圧倒的に少ない方が
問題になってくるだろう。


一部メディアでは、現在の超進学校が超進学校でなくなるのでは、
という予測を立てており、文科省の思惑もそこにあるのかもしれないが、
むしろ超進学校とそれ以外で格差が拡大する結果になると考えている。

超進学校は集まってくる学生の地頭自体が違うし、
入学後も叩き上げて学力を上げるわけではなく
自主的に・仲間内で、興味に即して勉強していく文化を作り上げていく。
受験に合わせた準備は実際のところ、
「しょうがないから形式に合わせてやってやっている」ようなものである。
別に2020年以降の形式でも問題なく、むしろ強みを発揮する確率が高まる。

さらに、超進学校は海外のトップ大学に進学する学生を増やしているし、
それだけでなく、海外で研究する、或いは外資系企業に勤務するOBも多い。
同窓生ネットワークを駆使して独自に対策の仕組みをいくらでも構築できる。

だが、超進学校の次、二番手以降にあたる学校になると
叩き上げでようやく難関大への合格者数を増やしていたり、
2020年に対応するための仕組みを構築できるネットワークに
乏しい学校が多いのではないだろうか。

現在の進学校の序列が変わらず、格差が拡大すると考えるのは
こういった理由による。


最後に、ビジネスパーソンなら身に染みているはずだが
リーダー適性がない人をリーダーにするのは悲惨そのものだ。
本当に「一律で」リーダー教育する必要があるのか?

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紙の本

新数学演習の問題として掲載しては?

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2007~2014の学コンは全て解いてきたが
その立場から掲載されている問題を見ていくと、
「これが学コンだよね」というよく出来た問題の掲載数は少ない。

頭の中で構想を練りに練って取り組んでいく力量を養うには、
毎年度・毎月、月刊を購入して学コンに挑戦して欲しいということだろうが
(そうでないと、月刊の存在価値がなくなってしまう)
既刊の演習書より歯ごたえがあると感じる人は多いだろう。

最近の東京出版から出ている書籍群は
旧帝一工早慶だけでなく幅広い層を獲得する方針で
編集するようになったと推測する。
言い方は悪いが、問題もさほど難しいものが少なく
その分、解答解説も厚みのないものが増えた。
特に、改訂版新数学演習では、その方針が色濃く出ている。

だが、見てもらえればわかるが
改訂版新数学演習は、月刊誌の演習記事の中から
難しめの問題をピックアップして再編集しているもので
問題・解答解説の満足度が旧版に劣ると評価する人が少なくないのでは。

いっそのこと、新数学演習と本書を合冊し
学コンの名作を追加した上で再訂版の新数学演習にしてはどうだろうか。

さらに言えば、2020年度の大学入試改革に向けて、
また、京大理学部特色入試や阪大理学部挑戦枠向けに、
学コンの中でも正答率が低かった問題や名作、
月刊誌「宿題」をまとめた書籍を出版して欲しいものだ。

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紙の本

演習編の問題が古いかな

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

原則編の説明や発展編のテーマ選定はよく出来ていて
対応する問題も一度は着手しておきたいものを配置している。
とはいえ、最近のトレンドを整理できている
2014年度月刊誌の連載記事「確率の周辺」の方が一読の価値は高いかも。

また、演習編の問題は古くなってきたかなぁという印象。
もう少し最近の入試問題や学力コンテストの良問・難問に
差し替えて演習効果が上がるようにしてもいい気はする。

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