サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. isajiroさんのレビュー一覧

isajiroさんのレビュー一覧

投稿者:isajiro

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

紙の本ヒート

2016/02/22 20:34

ヒート

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

記録を作り上げるということに、その走行環境を作ることに多くの人物が加わるという角度からのマラソン大会を作り上げるというストーリーだが、マラソンを選手以外からも捉える描き方は面白い。
マラソンは長い単調な競技に見えることもあるが、このストーリーの先行し、デッドヒートする2人のランナーの想いと駆け引きは、100頁以上に及ぶ緊張の連続であり、交差点のカーブを曲がるのにも、給水ボトルを取るのにも神経を集中したやりとりは読みごたえがあった。スポーツ小説という新しいジャンルでのノンフィクション的なフィクションであると思う。
 ただ、リアリティー感をもう少し上げるには、第2集団以下のグループの主な選手の作戦や想い、レース展開も描いた方がより厚みのあるストーリーになったような気がする。
 又、マラソンにペースメーカーが必要かどうかという問題提起もあり、本当に強い選手にペースメーカーに助けられる部分は何か、ペースだけであれば記録だけということになるが、勝負という駆け引きにおいては必要なのかどうかということで、結論は出ていないと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。