沙羅双樹さんのレビュー一覧
投稿者:沙羅双樹
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紙の本殺しはオペラを聞きながら
2012/01/26 09:39
今回もドキドキ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
J・D・ロブことノーラ・ロバーツの「イヴ&ローク」シリーズ27冊目です。
とにかく毎回読み終わるたびに、「ノーラって本当に伏線が上手い」と思ってしまいます。
その上人物の感情の起伏(それは主人公たちだけでなくレギュラー脇役の人々も)が無理なく、でもそのおかげで話にふくらみを出せるという素晴らしいストーリー・テラーです。
今回はイヴが昔逃がしてしまったあるサイコキラーとの対決。場面は想像するとかなりグロテスクですが、その合間合間にレギュラーメンバーの楽しく、癒されるエピソードも入っていて一気に読み終えてしまいました。
毎月かなりのロマンス本を買っていますが、このイヴ&ロークだけは買った順番を無視して直ぐに読み始めてしまいます。その位待ち遠しいシリーズです。
次が翻訳されて出版されるのを今から楽しみにしています。
紙の本甘密Days
2012/01/26 09:48
良くある話だけど
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
源さんの絵柄は綺麗だしデッサンもしっかりしているので大好きです。ストーリーは一般的に良くある感じですが、安心して読み進められるのがいいです。
あと、今までのコミックスもそうですが、大体1冊の中で登場人物が少しずつずれながら同じ会社・・というのも楽しいです。あるお話でお見合いした人が次の主人公とか、前の話で失恋した人が次に素敵な相手を見つけるとか。読んでいて「あ、この人だ!」とわかるところも楽しみです。
別に特別な波乱万丈があるわけでもないけれど、日々の暮らしの中で少しずつ好意をもってそれが進んでいくというお話は、奇抜なストーリーに頼り気味のこの頃の女性向け漫画の中では王道で秀逸かも。
題名通り甘くて、ちょっと切なくなる感じがすごく好きです。この作家さんの次のコミックスも楽しみにしています。
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