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シリーズ第8弾。面白かったです。アメリカ研修を切り上げて日本に戻ったようです。優美とどうなるのかが気になるのに今回は進展なし。ちょっと残念・・・で、長瀬とはどうなるんだ?
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西八王子署に赴任した鳴沢了。
畠山衆議院議員が誤って川に転落し水死する。
ずさんな捜査で事故となっている。
やる気のない署員に苛立ち自ら捜査する。
相棒・藤田と共に。
情報を拾い角を曲がる。間違えば行き止まり。
正しければまた次の角を曲がる。
なんて風にあった。
まさに情報をひとつずつ拾い、吟味して次へ進み解決していくのがいい。
今や、冴のような強烈キャラはなく
了の高価な靴はダメになり(前回で)、筋トレを再開している。
原理原則の男は少しずつ角がとれて丸くなった感じ。
2008/8/30
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刑事−鳴沢了シリーズ8作目。
今回の舞台は西八王子署。前作の「血烙」はニューヨーク市警だったのに、ぶっ飛びすぎ。笑
配属された西八王子署管内で代議士の畠山悠介が不審死した。にも関わらず、ろくな捜査もせずに事故として処理された事に疑問を抱いた鳴沢は現場に足を運び、単独で聞き込みをする内に事故ではないのではないかと確信し始める。ここからまた彼お得意のスタンドプレーで引っ掻き回し……みたいな?彼のスタンドプレーはある意味このシリーズの常套句だな…。
ただ、大崎有里が行方不明になってる時点で犯人を教えてるようなモン。そこに新潟時代からの旧知、長瀬龍一郎を絡ませて微妙に怪しい動きをさせた所で既にネタバレなので意味がない。それならもっと序盤から大袈裟すぎるぐらいに怪しい動きをされば良かったのに、それすらが弱い。実は二人が異父姉弟でしたってオチも想像の範囲内なのでマイナスだけど、相変わらずテンポよく読めるのは良かったし、「被匿」ってタイトルは巧かったと思う。警視庁捜査一課刑事−藤田心も良い味出してて良かったかな。
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シリーズ8作目。
よくここまで読んだなーと自分でも思う(笑)。
今度は舞台が八王子。前回アメリカなのに(笑)。
そして事件もかなり地味。正直どんなストーリーだったかも...。
最終話で重要になる人物の登場。
うーん...駄目だ思い出せない(笑)。
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地元利権に密着タイプの代議士が不審死。地元警察署には後援会の目に見えない圧力があったのか、ろくな捜査もないまま事故と断じられるのを黙って見過ごせないのが原理原則の男---刑事・鳴沢了。
後援会、代議士の家族は何を「秘匿」しようとしたのか?「被匿」とは?
前作の読感でも書いたのですが、嵌りすぎというか、あまりに偶然というか、あり得ない展開の感は拭えません。それでもまぁ、面白いからいいけど。
(2009/3/27)
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前作はアメリカが舞台でしたが、今回は日本にもどってきての事件です。
またしても、相棒が登場します。
藤田です。鳴沢のことを理解する、よいやつです。
成沢の周りにも少しずつ仲間が増えていきます。
よいですね!
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ニューヨークから帰ってきた鳴沢了が西八王子署へ
またしても左遷的な場所で事件が起きる。
田舎ならではの問題、政治がらみの事件。
鳴沢が西八王子署へくる前に解決したと思われた代議士川転落事故に疑問を抱き。
地味な設定だけどやっぱり面白いシリーズ。
ここからスタートして読むのは絶対ダメ。1冊完結ものだけど
裏設定は続いているからね。
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刑事・鳴沢了シリーズ 第8弾。
西八王子署管内で代議士が不審死。ろくな捜査もないまま事故と断じられる。苛立つ鳴沢に地検から、死んだ議員が近々大規模収賄で事情聴取される予定だったとの裏情報が入る。捜査を始めた鳴沢は議員が当夜女と一緒にいたことを突き止めるが・・・・・・自殺か?それとも他殺か?事件は思いがけず旧知の人物へとつながっていき―――。(中公文庫より)
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刑事鳴沢了シリーズ第8弾。
前作のアメリカでの失敗を機に日本に戻っている鳴沢。
本作では西八王子署勤務で、窓際に追いやられている。
自分が赴任する前に怒った地元代議士の転落死。
事故で片付けられていることに不審を抱いた鳴沢は、
調査を進める中で、地元に根付く暗闇をあぶり出す。
これまでちょい役で何度か登場してきた東日の長瀬に
スポットライトが当てられたちょっと悲しい物語。
まさか、彼のデビュー作品にあんな裏が・・・
前編通じて暗い話であったが、
今回の相棒である藤田が大変明るいキャラで
ストーリー全体を救っていると感じる。
今をはじめシリーズおなじみの面々も登場しており、
ファンには嬉しいのは事実であるが、
優美が一切出てこないことはちょっぴり心配。
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また。。と言っては何だが、知り合いが何やら関与してるパターン。
人間関係は複雑だけど、事件は実は簡単だったり。
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刑事・鳴沢了シリーズ第8弾。前作「血烙」ではアメリカが舞台でしたが、今回は研修から帰った鳴沢刑事が、西八王子署に着任する場面から始まります。管内で起きた代議士の不審死。しかし捜査はほとんどされず事故死として片づけられていた。鳴沢は、ふとしたきっかけから単独で捜査を始める。前作ほど派手な展開はありません。地道な鳴沢の捜査を描いていきます。今回のパートナーは本庁捜査一課の藤田刑事。なかなかいい味を出すキャラクターです。
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<刑事・鳴沢了シリーズ>第8弾。文庫書き下ろし。アメリカ研修で一騒動起こし、西八王子署に左遷。やる気のない署の雰囲気。事故で処理された代議士の死に不審を抱いた了がひとり捜査を始める。シリーズ・ファンの読者でなければ、平凡な刑事ものだと思うだけだろう。やる気のない署員、地元権力者の妨害などの困難の中、地道に捜査を進める主人公の姿が描かれている。しかし、それだけだ。旧知の記者が事件の真相に絡む。だが、前作のどれかで登場したこの記者が重要な役割を果たすのかと思えば、そうでもなかった。犯人と思しい人物が実は犯人ではないのかもしれないと疑った。しかし、思ったとおり犯人で、ひねりもなかった。主人公の恋愛はどうなるのだろうと興味を持っていたが、彼女はまったく登場しなかった。今回は、地域の閉鎖性、腐った権力構造、そこで生きる人々の背負った業などをただ描きたかったのだろうか。本書はシリーズの中の1冊として読まなければいけないと思う。シリーズは1作の長編と捉える必要があるかもしれない。
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わたし的に、ここまでのシリーズの中で一番面白く、好きなお話でした。鳴沢さん8作目。今までちょいちょい出てきた東日の長瀬さん、わたし結構好きだったんだよね。もっとスポット当たってもいいのにって思ってたら、ついに。ちょっと悲しく、切ない感じだったけど、彼にはこのくらいの影が必要なのかも。長瀬さんっぽい感じ。やっぱり鳴沢さんは、日本で自由奔放にやってる方が好きだわー。前作のアメリカ大奮闘編は、やっぱりハチャメチャすぎて疲れた。日本がいいな。鳴沢さん、ずっと日本にいてね。今回は優美があんまり出てこなくて良かった!もうこのまま別れて欲しい。さよならして欲しい。鳴沢さんが好きなので、優美とうまくいってる感じに嫉妬します。今後どうなっていくのかなあ。捜一の藤田さん、好きだわあ。こういう相棒いいね。鳴沢さんは本当にいろんな人に支えられてる。周りの人たちに恵まれてる。鳴沢さんをちゃんと分かろうとしてくれる人がたくさんいる。なんかいいな。このお話のラスト、好きだなあ。友が救われるのなら。終わり方、一番好きだったかも。
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堂場瞬一に外れなし、更新。
相変わらずの暗い話だったけれど、悲惨ななかにも微かな“救い”の兆しが見えたので……。
それは、長瀬の“救い”であると同時に、ある意味では鳴沢の過去からの“救い”でもあるのだろうな……と。
クライマックスの救出劇は、ページを捲るのももどかしく、鼓動を早めながら一気に読み切ってしまった。
鳴沢了のシリーズももう8。残り2作。
少々の寂しさを感じつつ、★4つの9ポイント。
↓前の方でどなたかが書いている【最終話に出てくる重要人物が登場】が、非常に気になる。誰??
藤田?
野崎?
清子?……は、ないか(笑)。
野崎が本命、と胸にとめておく。
2012.04.24.了。
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鳴沢シリーズ8作目。今回も暗い話。新聞記者の長瀬がいい味を出してる。このシリーズは全体的に冗長。もっとまとめることはできないか。