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みんなの評価4.0
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評価内訳
2007/07/10 23:16
投稿元:
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福永武彦は映画「風のかたみ」から入ったんですが、深く乾いた悲しみに包まれていてとても好きです。 この風土のあらすじをいまいち思い出せていないのですが、大学生の頃に恋をしあっていた男と女が、人の親になった時分に再会するという話。そこで新しい恋が始まるわけではなくて、ただ二人の視線は静かにむけられている。 この話の中で、落ちていく太陽を見ながら母娘が会話するところがあって、うろ覚えなのだけれど、太陽は海に沈むんじゃなくて溶けてしまうのであって、まるで太陽が死んでしまうみたいねと言うところがある。それをよく覚えている。
2013/06/25 16:38
1952年の小説。全編を貫く芸術論(芸術と生活/人生の相克)と、四人のそれぞれのもの思い、そして描かれない三枝。1923年と1939年という歴史性。劇的な事件ではなく、意識の移り変わりで読ませる長編小説は、身を切るような痛切な孤独や、少年少女の潔白さ、大人達の諦観、あらゆるものが詰まっていた。「他人」ということ、孤独、そして愛することの絶望…、福永武彦の小説世界を貫く主題はここで既に、くるしいほど記されている。思うんだけど、生きていることに対して誠実でなければここまで孤独も、絶望も感じないんじゃないかなあ。そういう意味でわたしは理解しきれない。こんな風にはわたしは哀しみきれないだろうと。そこがさみしくて、でもこの美しい小説世界を希求してしまう理由です。あと丸谷才一の解説はお見事の一言。