紙の本
風雲、急を告げてる(?)展開もある
2009/01/23 15:31
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきにもあるように前巻と併せて転換点に差し掛かった第4巻(5冊目)。何かを犠牲にして、あるいは誰かのために動き出した人が出てきた。しかし、年度が変われば生徒会メンバーも変わる、学校そのものを卒業する人もいる訳で、本シリーズの終着点も自ずと見えてこよう。その終着点をどのように見せるか、そのための動きが見え隠れしている現状といったところか。ただ、本遍自体は相変わらずのハイテンションな抱腹絶倒振りで不穏な動きを吹き飛ばしてくれる。とりわけ後半以降が笑いの危険領域レベルである。【第4話~リベンジする生徒会~】の元ネタは落語だろうか。選んだ2つの言葉がハマリ過ぎて腹が捩れるほど笑った。【第5話~教える生徒会~】のパターンも定番化した感のある面白さ(会長おバカ過ぎ…)だし【えくすとら~流行する生徒会~】の『そっちのアニマル』も可笑しかった。爆発的な破壊力こそ無いものの知弦さんの黒い世界も相変わらずでニヤニヤさせてくれる。そして、本巻の特筆すべき点は、少しずつだが杉崎の描くハーレムが実現しそうな雰囲気を醸していることである。真冬ちゃんは結構あさってな方向だが思い切ったことしちゃったし、深夏も自分の気持ちに気付き始めている。知弦さんが漏らす何気ない一言もあからさまになってきており、さり気無く嫉妬している会長もいる。おいおい、どうしちゃったの?というくらい女性陣の感情が表に出て来ているシーンが多かった。こうした恋の行方も含めて今以上に続きが楽しみになったと言える。
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気になるところ
2023/06/14 19:40
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投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
企業編が気に取るところで続いてしまった。これは続きが非常にそわそわする。いつもの駄弁りもいいけどこっちのシリアスも好き。
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表面的にはいつも通り、でも裏側にはいろいろ
2009/02/28 11:49
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも通り生徒会室でのボケとツッコミが展開されているのだが、生徒会室の外側ではシリアス展開が進行中。生徒会メンバーの転機の訪れが発表されたり、前巻のエピローグで杉崎が乱入した会議後の顛末が判明したりと、単なるお笑いだけにはとどまらない。…ちょっと話が大きくなって来たけど。
しかし、それでもやはりこの作品の魅力は生徒会メンバーの掛け合いでしょう。それもますますパワーアップ。今回は、会長の九九の覚え方に轟沈してしまいました。
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生徒会シリーズの最新刊が出てたので買ってきました。
生徒会役員がひたすら生徒会室でしゃべってるだけの作品です。
タイトルの四散というのが一応キーっぽく、
生徒会のメンバーが生徒会からいなくなる?という話が含まれてます。
続きは誰にでも想像つきそうですが、結局いなくならないんですがね。
生徒会のメンバーの掛け合いに慣れてきたのか、
だいぶ話が単調な気がします。新しい刺激がないというか。
ああやっぱりそうなのかと確認はたくさんありましたが。
本の最後で杉崎が企業と絡んで何かしそうな終わり方+
作者あとがきでも次で企業編完だそうなので、
次巻がきっと盛り上がるんでしょうね。
企業と杉崎の話が大きくなりすぎた気がしますが・・・
そういえばこの作品、作者あとがき+
本の帯に書かれていたようにアニメ化するそうです。
らきすたみたいにまったりなアニメになりそうです。
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生徒会シリーズ第4弾、相変わらず魅力的なキャラクター達が作品内で大暴れです。
美冬が鍵への好感度を上げている件はちょっと「ちょww」とか言いながら読んでいましたね。
今後の展開に期待です。
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生徒会の一存シリーズ4作目
このシリーズ途中に数字が入っているだけなので、どっちが先の巻なのかよく分からなくなります。
4作目では生徒会のメンバーが転校するかもしれないという話が含まれていたり、巻末で気になる事が書いてあったりと、次の巻が読みたくなるような展開が盛りだくさん。非常に気になります。
まぁそれでもいつもと変わらず突っ込みやらパロディーやら面白要素満載で展開されているのでとても楽しかったです。
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再び登場、桜野くりむのオールナイト全時空。鍵の「テンション上がってきたー!」と知弦さんの「それは秘密」には爆笑でした。また全時空をやってくれることを期待。
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前作の「脳内どうぶつの森」会議によって会長不信が芽生え、今回の話でいよいよ会長が苦手になった。「教える生徒会」の会長なんて単なる問題児としか感じなかったもんなぁ。
子どもっぽさは会長の良さなんだろうけど、あまりにも度が過ぎていて残念な子としか思えない(笑)
逆に前回から引き続き深夏がアツい!
妹のことも、家庭のことも、主人公との関わり方に関してもしっかり考えている。そのことは単純な思考回路による行動原理からは簡単に決めつけられないもので、魅力的だと思う。
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深夏のお嫁さん発言や、知鶴さんの握手占いが読めます。
桜野くりむのオールナイト全時空・エバーグリーンも収録。
隠蔽されたプロローグ
第一話~読書する生徒会
第二話~予想する生徒会
第三話~暴露する生徒会
第四話~リベンジする生徒会
謎の原稿
第五話~教える生徒会
第六話~騒ぐ生徒会
最終話~進む生徒会
えくすとら~流行する生徒会
隠蔽されたエピローグ
あとがき
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えー,生徒会の一存シリーズの第4巻でございます.
今回も基本的に生徒会室から一切外に出ずに駄弁ってるだけですよ.
で,椎名姉妹の転校話も浮上.
その際に真冬ちゃんが杉崎に告白を.
だからといって関係性が変化するわけでもなく続くんだけども・・・.
まぁ,相変わらずハーレム目指す杉崎とハーレム反対のメンバーと,って感じで.
で,今回も○で伏字してたけども色々な他社ネタが.
今回はなんだかデスノート関連ネタが多かった気がするぜ.
執筆中がデスノートブームの時期だったのかにゃー.
あと,第三東京市とか.
そんなん見るとニヤニヤしてしまうさ.
それにしても毎回プロローグとエピローグで
陰謀的な話をやってるわけですけども
何処まで本編と関係があるのか謎だ.
そんなわけで,「生徒会の四散」今回も良かったよ.
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相変わらずのテンポ感。
桜野くりむのオールナイト全時空がおもしろすぎる。杉崎は『テンション上がってきたー!』知弦さんは『それは秘密』としか喋ってはいけないという状況で椎名姉妹とのやりとりがそれなりに成り立ってるけどめちゃくちゃな感じがたまらない。
そして「企業」の謎がなんとなく明かされる巻となっている
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相変わらず日常ののんびりさが…いい!
杉崎の「テンションあがってきた―!」
知弦さんの「それは秘密」だけでしゃべるところとか面白いです。
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久々にギャグがクリーンヒットしてしまった。
表紙の彼女の残念ぷりが半端じゃない。どんだけ突き落とせばいいんだよwww
ただ後半のシリアス部分がちょっとね・・・
あと企業編とやらがよくわからないんだけど、次でちゃんとオチがつくのかな。
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相変わらずのだべりっぷりが楽しいですね。
今回はちょっと黒っぽい話題が多いようですけど。(^^;
この間あたりまでがアニメの第 1 シーズン(いや、第 2 シーズンがあるかは知りませんが。)に入っているようです。
幕間の展開が微妙に気にかかるところですが、ちゃんとオチが付くのかな。
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いつもどおりの4巻。
会話の掛け合いが若干くどいか。
企業云々が、どう動いていくのやら。
真冬の小説は面白かった。