紙の本
無意味でありがちで中途半端
2007/09/24 10:48
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからしてドタバタコメディかと思っていたら、半端にシリアスなストーリーでした
せっかくキャラ立てしたアインツヴァーでなく、14歳の天才少女という無意味でありがちな設定以外なんのキャラも立ってないヒロイン・ヘキサの視点で物語が進みだす
「守る」「守られる」だのとやたら観念的な事を叫びだし、まともにキャラ同士が絡んでいかない
アインツヴァーは秘めた力で超絶バトルを始め、敵キャラは無駄に重い過去を背負い無意味にハイテンション
あまりにありがちすぎて、やってはいけない事を繰り返し、進んではいけない方向へ突き進むオリジナリティを感じさせない物語
文章・構成・設定、すべて未熟
キャラクターもありがちな上、そもそもこのキャラクター配置で笑いどころがまったくないのがありえない
何を描きたいのか全然見えない作品でした
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第19回ファンタジア大賞準入選受賞作。
タイトル買いした。頭からっぽにしてバカなノリを楽しめる人向け。考えたら負け。
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ナンブ、いいですね。ロボットが普及して感情が付くようになるとこういう精神論で何とかしてしまう者ものも出てくるのかなと妄想してみたり。あと口絵の感じだと相当軽薄そうな印象を受けた中佐も、締めるところはしっかりしてて格好よかった。
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「守る覚悟と守られる重荷自覚がないだけで、
本当は守っているだけではなく自分自身も守られている。」
なりゆきで起動した主人公こと
ポンコツロボのナンブと関わることで
ヒロインのヘキサさんは考えを改めていき
人間的に成長していくって感じ。
わかりやすく言うと、Gears Of Warのように
希少資源を巡って人間同士が争っている時に
ターミネーターのように軍事利用していた
ロボが自我を持ちはじめ、人類同士の戦いを終わらせ
人類vsロボの仁義無き戦いが勃発してしまった。
そこでレベッカ先生のような天才科学者が
人類側の希望とも言えるνガンダムに
νガンダム用のパーツを届けようとしている時に
不本意で旧ザクにパーツをつけることになってしまうって感じ。
話の構成的には、まだまだ説明不足な所があるものの、
熱い気持ちが伝わってくる作品。
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図書館から借りました
SF。ギャグ。
主役は、天才少女ヘキサ。彼女はシュナイダーを開発する。その腕のパーツを届けに出向いたところ、敵の攻撃にさらされ、辛くも逃げる。が、追いつかれる。そこでナンブというおんぼろの『量産型』ドールと出会う。
ナンブは暑苦しい性格。
機械だけれど、「気合いと根性」で頑張ろうとして、マジで頑張ってしまう。
詰め込みすぎな気もするが、オーソドックスだけれど、それなりにおもしろかった??
・・・・微妙。
どっちかというと、今回の脇キャラ、アインツヴァー少佐の物語の方が痛快そうなのだが。
機械に反抗されて、劣勢な人類。
悪逆な機械帝国。
新しい兵器を開発した、若き天才科学者。自我と感情を持ったロボットたち。
すげー使い古された感じです。
ここにナンブを投入して、「よく見かける形」を壊しているんですが。
なんか。
壊しきれてないのです。
イソンに似てます。
ビバップ風でしかなかった一作目。
富士見の新人さんって、そういう感じなのかなぁ。
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評価:☆4.5
この物語の主人公は何の変哲もない量産型で、最大の武器は「気合と根性」!?
というわけで始まった物語。
だが早々と最新兵器を右腕につけるナンブ。もう量産型じゃないじゃん!w
唯一のツッコミ所がこれですね。
まぁでもそれ以外はかなり良かったです。
最新兵器つけても腕だけだから苦戦もするし、何より登場人物がみんな熱い!
一本芯が通ってるからどのキャラもカッコいいんだよね。
シリアスとの配分も良い感じで、感情移入も十分できる。
「守られるだけが嫌なら――守り返して見せなさいよ!」熱いねぇ。
守られるのが嫌いだったヘキサに想いの強さを教えたナンブ。
そしてヘキサの口から零れ落ちるのは今まで言えなかった「守ってくれてありがとう」という言葉。
もう目頭熱くなっちゃったよ・・・。
いやぁ面白かったです。
熱いとは聞いてたけど想像以上に熱かった。こういうのは好みです。
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※1巻のみ
「量産型が好きなんですが、それだと物語で活躍させられないので、中身は特別って設定にしました(笑)」
それ量産型である意味が何もないじゃねーか
他の部分はテンプレやパターンの粋を超えてない。凡作
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おもしろかった。
ただ、てっきり量産型が量産型であるがゆえのメリットを駆使して戦っていくのかと思いきや、特にそんなことはなかった、というのが残念。
シュナイダー、好きだ。