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アメリカ病、のタイトルから分かるように現代アメリカの問題点を具体的にあげている本です。この本は一番初めにアメリカにも良い所がある事を述べ、後はずっとアメリカの問題点についてかなり否定的な事ばかり書かれてますので、これからアメリカに行く人はあくまで悪い点に一面的にスポットをあてている本と踏まえた上で読まないと鬱になります。
内容は例えば、物事は楽天的に考えなくてはいけない、円満な家庭を装わなければならない、という意識から歪みが出ている、とか。「日本人は外で妻を殴り家で妻にキスするが、アメリカ人は家で妻を殴り外で妻にキスする」と聞いたことがありますが、アメリカでは日本とはまた違う人目の気に仕方が問題になっているようです。
或いは、アメリカに根付く人種差別。海外生活をした人は実感として、ヨーロッパよりもアメリカが一番差別意識が強いと思うようです。朱鷺には実際の所は分かりませんが、例え個人では偏見のない人が多くても社会となるとやはり白人優先、な所があるようです。就職等に影響がでることもあるとか。
アメリカに対して、この国何か変だぞ、と思っている方は、その原因が分かるかもしれません。
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ごく当たり前のアメリカの現状が書かれています。特別驚くことではないのですが、知らない人もいるでしょう。悲しい現実です。
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アメリカ嫌いの人は周りにはたくさんいるし、昨今の情勢からも絶えずアメリカ批判の声は聞こえてくる。したがって、「アメリカがおかしい」というのは別に目新しいものではない。この本は、特にその時々の政治的、社会的な問題に関わる部分よりも、日々アメリカで暮らしている白人アメリカ人の日常の姿の裏に隠された問題を分かりやすく明らかにしている。特に個人的にはPCの話は社会言語学の一部でも話題になることなのでもともと関心のあったことだが、他の部分も面白く読める。しかし、健康志向や銃社会、日本人への人種差別など、時事問題オンチのおれでも予想できることなので、この本を読んで特に何か新しく知った、とかとても驚いた、というようなことはなかった。アメリカ人の日常的に抱えている問題を改めて整理するのには役立つと思う。
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2009/1/4 読了
アメリカの極端なニュースをまとめた本である。
章立てとしては、
・「ポジティブ」に疲れたアメリカ人
・ダイエットに走る「不健康」
・家、車からペニス、女性の胸まで全てマッチョ志向
・ポリティかリー・コレクトという原則論
・銃を持たなければ身の安全も自由も守れない
・「誰にも平等なチャンスが与えられている」のウソ
となっている。
感想としては、特殊な事例を取り上げて騒いでいるだけといった印
象が強い。
統計的なデータもある部分があるものの、それもほんの一部で残念
であった。
・銃に関する記述
・人種差別
・マクドナルド漬けの子供
に関しては多少面白い内容が書かれていたように思える。
本を全て鵜呑みには出来ないが、確かにアメリカは変わってきたの
ではないかとは思える。
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アメリカ人の行動がよくわかる。
訴訟王国、アメリカ。
マクドナルドを訴えた肥満の話はニュースで聞いたけど、その後どうだったかが書いてある。
やっぱそこは自己責任(笑)
判決が常識あるものでよかったわ。
豊胸手術や整形手術。
見た目より中身とはいうけど、実際は見た目が大きいこともアメリカ社会の事実らしい。
知れば知るほど、シンプルだけど面倒くさい国だなぁと・・・思った。
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友達から借りた本。
最近のアメリカ人はこんな生活をしている~とつらつら最後まで書き綴られてた。
アメリカ人の生活の表面だけしか書かれていないので、途中で飽きた。
著者が長い間アメリカで生活しているとの事だったので、
日本人としての観点をもっと深い所まで書いてもいいんじゃないかなー。
でも、一応参考程度にはなったのでこんなもん。
特に無理なポジティブ精神が~の項辺りとか。
二度と読み返す事はないと思う。
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日本人のアメリカ観がこれを読めば覆るのかもしれない。
しかし、アメリカに住む私にとって、やや誇張された表現も多いように感じられた。
アメリカは巨大な国だ。本の内容がすべてではなく、それもまた一部でしかない。
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今から8年前に書かれたアメリカの問題点。マッチョ信仰と言葉狩りに恐怖しました。差別をがなりたてる人間ほど差別してるという顕著な例にも見える。今、病はどうなった事やら。悪化してそうです。
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友人のおじさんが書いた本だというので、昔読ませて貰った。
アメリカの過激な現象を報告していて、読んだ当初は面白いと思ったけれど、日本人視線から見た「過激さ」なので、アメリカのこの異常さの原因に肉薄するような内容ではありません。なので、最近出た「ポジティブ病の国、アメリカ」の方がアメリカ病というものをきちんと指摘できていて良いと思います。
だけど、politically correct やら 向精神薬への過度な依存という現象についての報告は当時そういうことに関してはあまりに無知だったので、大変興味深かったという思い出があります。
さらに、本職はジャーナリストなので、その友人の家にお邪魔しているときに、著者から友人に電話がかかってきて、電話口で「ブッシュは選挙で不正して再任しやがった。その証拠は掴んだぞ」という話をしていて、あの大統領選挙の時にびっくりした記憶がありますし、そういう事実の方が鮮明に記憶に残っています。
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[ 内容 ]
いま明らかにアメリカがおかしい。
外交や政治・経済ばかりではない。
もっと根幹にある日常の空気に目を向けてみると、見えてくるのは何かにとりつかれた病的な姿だ。
過剰なまでの健康志向、心療内科の隆盛、ペニス拡大手術や女性の豊胸手術の流行、そして“正しさ”への盲信…もはやどこを見渡しても末期症状。
強迫観念に覆われた米国社会を精神分析する。
[ 目次 ]
第1章 「つねにポジティブである」ことに疲れたアメリカ人
第2章 健康管理、ダイエット、フィットネスに走る「不健康」
第3章 家、車からペニス、女性の胸まで全てマッチョ志向
第4章 ポリティカリー・コレクトという原則論
第5章 銃を持たなければ身の安全も自由も守れない
第6章 「誰にも平等なチャンスが与えられている」のウソ
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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最初の方は、いかにもアメリカらしいという部分の話で気楽に読んでいたが、銃社会の話になると、やはり日本との差に愕然とした。「民主主義を守るには銃で武装することが必要」という考え方は、とても先進国の発言とは思えなかった。「武装しなければ、政府が好き勝手を始めた時のチェック&バランスの機能が果たされない」という理論だが、日本であれば別の考え方をすると思う。もちろん、そこがアメリカの特徴、と言ってしまってもよいが、どうも納得はできなかった。
良くも悪くも振り切ってる人が多い、これがアメリカなのかなと思った。
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アメリカには憧れがあります。いつかは住んでみたいと思っているのですが・・
しかし、表面から見た「ほわぁーん」としたイメージだけではなく、実際のアメリカはどうなのかというのが気になります。
銃、性、健康、訴訟、etc。アメリカ一筋15年のジャーナリストが書くだけあって、アメリカの実態がよくわかります。
ちょっと行くのをためらってしまうなぁ・・・(笑)
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なんかいろいろ極端だったけど
そういうとこもあるんでしょうね。
っていう感想…
自分がアメリカいた時はあんまり差別的な態度とられなかったしな…
バニラの発音がわからない、はあ⁇
みたいな態度とられたくらいかな。
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・4/4 読了.いくら日本は堅苦しいとか生きずらいとか言っても、海外に目を向ければどれだけ恵まれてて住みやすい国かということに気付くはず.アメリカが理想郷のように見えてたのは今は昔でしょ.どの国も程度の差はあれいいところと悪いところがあるんだから、それを否定せず許容するしかないよね.アメリカがいい国になってもらわなくてもよくて、嫌なら住まなきゃいいだけなんだし.
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世界の主流である西欧的な価値観に対して疑問を呈する本書は、ある種社会学的な捉え方で読むことができます。
アメリカスタンダードともいうべき考え方の事例をもとに、それ自身が本国で抱える問題→日本に取り入れるにあたって危惧すべき考え方がまとまとっていました。