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紙の本
この信じがたい奥行きを見逃すな
2008/09/01 03:47
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
抜けていた28巻だったが、遂に購入したが、さすがの面白さだった。他の書評にもあるが、ようやくタイトルである狂戦士の意味が見えてきた。1巻から28巻までおよそ20年たっているわけだが、ここでようやく見えてくるというのは、著者の頭の中にはもうすでに相当先までプロットが出来上がっている証拠だろう。
面白いかどうかは主観になってしまうが、矛盾のないストーリーと、絵のたった一場面から想像させる内容の奥行きの深さは、日本漫画の神髄であろう。一例をあげれば、狂戦士の鎧を着て絶命したという鎧の所有者のシルエットの剣を見てほしい。あの剣はどうみても髑髏の騎士の剣そのものである。つまり、本書のもはやサブ主人公とも言うべき髑髏が一度死んでいることが分かるわけだ。かといって使徒ではない。思念体が現世に留めているだけなら、最後はもしかしてFF10のアーロンみたいになってしまうのか。
彼の正体は賢者であるというのが有力だそうだが、どうみてもガイゼリックそのものだろう。ならば、1000年前に受肉し転生したゴッドハンドは誰だったのか。なぜ鎧を着て絶命するまで戦う必要があったのか。ゾッドは27巻で狂戦士の鎧を見て「懐かしいな宿敵よ」と髑髏に言っていたが、となるとゾッドと髑髏は1000年前に人間の姿で会っていたことが分かる。そして賢者こそがボイドであり、彼こそがガイゼリックの都を地底に落とした張本人だとするならば、これだけで一度マンガが1000年前に飛んでも10年は書けるだろう。賢者はガイゼリックに拷問されたそうだが、となると賢者は王の参謀であったに違いない。とにかく、奥行が半端ではない。
伏線と謎とはこうして創るものである。まさに見事あっぱれである。
ポニョの内容の無さと最低の出来栄えに、日本アニメ漫画の先行きに一抹の不安を感じていた最中、素晴らしいマンガがいまだ健在であること確認できたことは幸運だった。
知らない人にはなんの興味もわかない書評になってしまったが、それだけ奥が深く、内容は重層そのものであることを推察していただければ幸いである(笑)とりあえず、歴史やドラゴンボールの類が好きな方に対しては「鉄板」であると保証する。マイナー雑誌掲載で、2500万部の実力は伊達ではない。
紙の本
やっとらしくなってきた
2005/03/05 19:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バウム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベルセルク、つまり狂戦士というタイトルにふさわしい暴れっぷりと凶器に蝕まれるかどうかというスリルとガッツの苦悩と痛々しさとが現れてきました。
これまで、確かに強い戦士だけど、狂戦士というには、まだまだって感じでしたが、ようやく狂戦士というタイトルにふさわしい内容になってきたと思われます。
これからの展開がますます目が離せなくなります。
紙の本
なぞの人物登場
2005/03/02 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きっぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
前刊に引き続き、エルフヘルム行です。
毎度いわくありそうなキャラが登場しますが、今回も登場…。
主要キャラは魔女で打ち止めかと思ってたんだけど、今回も重要人物っぽいかんじです。
毎度、読み終わっては次に単行本がでるのが半年後。なんとも待ち遠しいです。ちなみに次回の予告を見て、なるほど! そういう人物関係に!と驚きました。人間関係の連鎖ですね…
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