紙の本
壮絶な夫婦喧嘩
2012/04/06 14:21
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
クールなエリートサラリーマン英彦(受け)。
仕事先で偶然再会した昔の恋人、有堂(攻め)。
ずぼらで、無神経で、図々しくて、そんな有堂がいやで自分から三行半を叩きつけたのに
なぜかずっと忘れられなかった、とお話は続きます。
とにかく英彦が半端なくキツイ性格してました。
でもそんな英彦にベタ惚れな有堂、その対比が面白かったです。
痴話喧嘩満載ですが愛情たっぷりなお話になっていると思います。
紙の本
男同士の醍醐味
2016/11/30 16:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
男同士の醍醐味を味わえる作品。
男と男は、好きなだけでは上手くいかない。
二人の間には『男としてのプライド』が大きく立ちはだかります。
俺様な有堂は一向に態度を改めないし、
ツンツン英彦はそれを許さずに頑なに意地を張り、
大人の経済力にものを言わせてガキのような嫌がらせをします。
二人の丁々発止のやりとりは、大いに笑わせてくれました。
しかし、そこは好き同士の痴話喧嘩。
傲慢男が一瞬見せる弱さや英彦への愛の深さには、
読んでるこちらも思わずほろりとさせられ、
有堂の欠点をすべて帳消しにして俺様攻めをこの上なく魅惑的な男にし、
気が強く潔癖な英彦がそんな有堂に絆され、
相手に対する劣等感も押しやって夢中で相手を求める様は実に色っぽく、
普段の堅物な態度とのギャップに、くらりと来ました。
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ビーボーイノベルズの文庫化。イラストレーターは一緒ですが表紙は描き下ろし。
2009年4月ケイ・ブックス(Atis collection)よりCD化
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すごく面白かった!
俺様攻め×ツンデレ受けというのも好きパターンだし
二人とも愛すべきキャラクターの持ち主だし
その二人の男性特有の心理というのもしっかりえがかれていて萌えました。
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DCD有り。名作。
ドラマの出来も大変良く、周りの友人らに進められて
購入しました。面白かった。
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とにかく、俺様攻の有堂にブレがない!我が道をいってます。かなり強烈な性格。そして、クールビューティで、今度こそは思い通りにはさせないといきまく真面目で仕事熱心な英彦。いい取り合わせです。イラストもぴったりでいい。
この二人の再会からして面白すぎるラブコメです。
有堂は、強引、頑丈、無神経で常に英彦の神経を逆なでするような行動に出る男。普通だったら、BLなのでちょっとは甘く引き下がったり、相手に譲歩したりするのもアリですが、この攻には、そんなのが全くもってありません。
なんで、こんなオトコを好きになったの?と英彦に聞きたいところですが。
ま、そんな質問は無粋でしたね…やっぱり、トロトロの愛があります。
それに加えて、有堂はかなりのドS。主導権は握りっぱなしで、強引で、超意地悪なHです。見た目清潔感あふれていて、ビジネスでも完璧な英彦が、有堂とのベッドでは乱れまくりという落差がすごくて、エロい。
毎回、話の作りこみやエピソードが、切れ味バツグンの作家さんです。この話も、テンポよく爽快感ある展開で魅せられました。上手い!と拍手したいです。
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可笑しいww 状況描写がいい。痴話喧嘩が楽しめるw
タイトル通り最悪な攻めwww 最悪なのに完全に断ち切れない、強く惹かれるのに惚れた部分のパーセンテージ低いとこうなりますって話しでwww ブチ切れて消える受けも楽しかったっていうか他人事なのでwwwww
絵も良かったな♪
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読み返せる本です。
何度でも楽しめます。(*^^*)
有堂の強運加減が半端ない!ある意味痛快すぎて、英彦がいらっとしながらもひかれていく気持ちも解る。(^-^;
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橘英彦は、三十代にして課長という同期の中でも異例のスピード出世を果たしたエリートサラリーマンだった。
そんな彼が出張先で、不本意ながらも再会してしまったのは、数年前に三行半を叩き付けた同棲していた元恋人・有堂だった。
彼は、傲岸不遜で厚かましく、部屋の片付けもしない、それどころか服は脱ぎっぱなし、ビールでさえも自分で取らず、英彦のことを顎で使う。
そんな無神経な男だったけれど、英彦はどうしても彼のことを忘れられずにいた。
有堂は、学生の頃にすでに起業していて雑誌にも載る成功者。
そんな有堂の存在が、親からの仕送りで生活し、汗まみれで就職活動を続ける英彦のコンプレックスを刺激した。
ところが、再会した有堂はかつてとまったく変わっていなくて、英彦は再び振り回されることになる。
けれど、それでもどうしても決して有堂のことは嫌いになれなくて……
という話でした。
有堂は家事能力はまったくないけれど、情に厚い上に、冷静な判断もできるので、仕事はすこぶる順調。
おまけに、飽きたからと言って、結局軌道に乗っている仕事を簡単にあっさり投げ出してしまう。
それが、異例のスピード出世とはいえ、所詮サラリーマンにしかなれなかった英彦のコンプレックスを刺激する――。
けど、どれだけイライラさせられても、結局のところ好きだから許してしまう……という感じの話でした。
むちゃくちゃ男に振り回される真面目で潔癖な受け。
かわいそうだけど、ちょっと萌えました。
わが身だと、嫌ですけど、他人事だったら楽しいですよね。
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クールなエリートビジネスマン・英彦が仕事先で再会した、昔の恋人・有堂。がさつで無神経なところは、昔と全然変わっていなくて!?
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傍若無人!無神経! こんな奴から 早く逃げて! ってクールビューティー派は英彦さんを応援するのですが、いつの間にか 思い出しているのです。頼りになる がっしりした背中 寂しさを漂わせている背中を。それで 何回でも捕まってしまう。
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面白い!
潔癖、几帳面な主人公と、ズボラで無神経な攻めのキャラがめちゃくちゃ立ってる。主人公の苛々がコミカルに描かれていて、ニヤニヤしながら読みました。