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紙の本
言い寄る少女が三人
2015/09/29 15:57
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
守部京耶はろくに話したこともないクラスメイトの銀髪紅眼の美少女バロックから、突然、愛の告白をされる。そして連れて行かれたのがゲームの世界だ。そのゲームで課されるクエストをクリアすると、レガシーと呼ばれる、過去の偉大な遺産を手に入れ、自分の力に変えることができる。それを駆使して最後の一人まで勝ち抜けば、「あたらしいかみさま」になれるというのだ。
とくに興味がなかった京耶は即断るのだが、いつの間にかバロックは京耶の嫁ということになってしまった。さらには黒髪瑠璃色の瞳の美少女の楠木瑠璃子が現れ、突然京耶にキスをしてくる。加えて、混沌をつかさどるキョウコという少女も現れ、京耶を混乱に陥れていくのだった。
基本的に作者の前作と同様に学園異能ラブコメという感じだ。設定的には「オーバーイメージ(遊佐真弘)」と近しいものを感じる。特に、主人公が過去の記憶を失っており、彼の過去を知っている少女たちが付きまとうところなどはそっくりと言えるだろう。
一応異能バトルということにはなっているが、おそらくはそのうち、ラブコメ主体の展開になるに違いない。
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