電子書籍
ヤクザ×半人前吸血鬼のラブストーリー
2021/10/31 19:26
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投稿者:すいかめろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カラー口絵+挿絵あり。あとがきなし。
中編2本+単行本未収録SSが2本。
SSの初出は奥付によると、1本目の『血をおいしくする方法』はコミコミ特典ペーパー、『吸血鬼の里帰りv』は小説b-Boy2012年9月号掲載のものとのこと。
攻ヤクザですが、所謂「なんちゃってヤクザ」なのでアングラ方面苦手の方も大丈夫ではないかと思います(むしろ本格的なものを期待すると拍子抜けかも)。あと、受は御年199歳ですが未熟者の半人前なので、ショタ風味漂っています。
そこがお気に召されるかは読者次第ということで。
あらすじから受けるシリアス感はあまりなく、可愛らしく甘い話でした。
紙の本
893・吸血鬼攻め
2017/06/01 00:19
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
893+吸血鬼という設定の割に、軽めな感じでした。
最初はほのぼの異種族交流という感じで、恋愛に見えなかったんですが、攻が受の伴侶となるために人間として受に殺される事で吸血鬼になるという、まさに命を懸けた愛という感じが良かったです。
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割りと面白かったんだけれど、くっ付いちゃうまでの展開が早すぎた感じはしましたね。もうちょっとじっくり傍によりそって行って欲しかったですね。 二人ともノンケなんだからもうちょっと躊躇というか悩みがあっても良かったんじゃ?って思っていたら、同時収録で幸樹が目一杯悩んでましたね。 もっと現実味のある悩みだともっと良かったのにな~って思いましたけれど、ジレジレ感を楽しめました。
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表紙買い。大和名瀬センセのイラスト、893、吸血鬼というツボど真ん中の取り合わせにコロッとやられてしまいました。
思った以上にストーリーも甘くてかわいくて、悪くありませんでした。さらさら読みやすい好感の持てる文章で、楽しく読了。
母親が人間だったことで半人前な吸血鬼のユーリは、血を吸う行為に罪悪感を持っているトラウマ持ちの199歳。200歳の誕生日までに永遠の伴侶を得なければ、父親の手で命を抹消される運命なのです。
吸血鬼といえば傲岸不遜な攻のイメージだったのですが、受が吸血鬼でユーリみたいに臆病でかわいいのもいいなと思えました。
こうもりに変身した姿が、イラスト込みでとってもかわいい。
血が吸えずふらふら街を彷徨っていたユーリは、怪我をした893の穂高から血をもらい、そのお返しとして傷ついた彼を隠れ家に連れ帰りお世話することに。
吸血鬼なのがバレても動じず優しく接してくれる穂高のことを好きになってしまうユーリです。穂高もユーリのことが人外と言えどもかわいくてほっとけない気持ちになっていきます。
孤独に生きてきた者同士、自分のことを大切に思ってくれる相手にめぐり合い、初めて幸せを実感するのです。そして、それは深い情愛へと発展していきますが、約束の期限は刻々と迫り、穂高を吸血鬼にしたくないユーリは悩み苦しみます。
わりとあっさり両想いになるので、恋愛面でのハラハラは皆無。物足りないくらい。
どちらかといえば、吸血鬼と893というまったく異なる世界で生きてきた二人がどうやって折り合いを付けて末永くラブラブで暮らすのか?というところが読みどころでした。
「月下の約束」は、新婚さんのイチャコラぶりを見せつけられます。ケンカもあるし、吸血鬼として思う悩むユーリの姿もあったりして、甘いだけでもありません。しかし、ラブラブ。ごちそうさま、です。
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ユーリのコウモリ姿が超ラブリーvvぬいぐるみにしか見えないw大和名瀬さんのイラスト可愛いかった~!吸血鬼ものだけど重くもなく、甘くて可愛らしいお話でした。
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893×可愛い吸血鬼
ちょっと受けの吸血鬼がショタっぽいけど実は199歳ってね。
でも、組長のかっこよさでもうOKです、全て。
甘くてでもやきもきして、でも結局甘くて。
軽い王道BLで、異次元系をライトに読めるいい作品でした!
☆3.5
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なんか読んだことがあるなあと思ったら、前に雑誌の読み切りで読んでいいなあ。と思った話だった。
最近御堂さんにはまってます。受けが可愛くて好きです。吸血鬼以外何一つ役に立たない、むしろ足を引っ張るところが新鮮だったかな。