彼女を言い負かすのはたぶん無理 4 みんなのレビュー
- うれま庄司 (著), しらび (イラスト)
- 税込価格:630円(5pt)
- 出版社:PHP研究所
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紙の本
白黒のつかない気持ち
2015/09/18 12:49
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
九重崎愛良の発案で縦浜高校ディベート部は合宿に行くことになった。合宿先は山か海か。一応ディベートをしてはみるけれど、桜井祐也が愛良の意見に流されてしまうことに変わりはない。
九重崎勇人を利用して借りたプライベートビーチのため、彼ら以外の海水浴客はいない、とても都合の良い場所で、普段は見ることのない少女たちの私服姿に、桜井祐也はドギマギさせられる。九重崎愛良が買い出しに行っている合間に、ビーチで水着になった橘詩織と急接近!あわやという所で芝原麻衣子が登場したため空気は壊れてしまったけれど、代わりにもっとドキドキのイベントが発生することになる。
そして、ソフトテニス部の新村希や郡山健吾、高嶺瑞花が合宿に加わることで、桜井祐也を巡る人間関係はまた新たな局面を迎え、そこには一本気な本郷桐彦も本人の知らぬままに巻き込まれることとなる。
これまで発生した九重崎愛良とのイベントは、彼女の性格と桜井祐也の性格もあり、どちらかと言えば寸止め気味。ところが橘詩織とのイベントは、芝原麻衣子という動因があることで、本人たちは意識することなく、かなりな所まで進んでしまった感がある。
その空気の変化を九重崎愛良が見過ごすはずもなく、そして新村希までもが参戦するようになり、桜井祐也の心境はディベートどころではなくなっていくんじゃないだろうか。今回も、ディベートに託けて告白めいたことをしているしなあ。
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