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悪魔のラビリンス みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー16件

みんなの評価3.5

評価内訳

16 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

シリーズ探偵の前に現れるシリーズ犯人

2022/07/21 11:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸川乱歩的な意匠を現代ミステリーに纏わせてきた著者の次なる試みは、蜘蛛男(のような犯罪を楽しむ残虐な殺人者)+二十面相(のような名探偵の好敵手たるシリーズキャラクター)。名探偵二階堂蘭子の宿敵として魔王ラビリンスなる怪犯罪者が登場します。
長めの短編2篇収録の本書は、蘭子とラビリンスの戦いの開幕ベル。著者得意の不可能犯罪の謎解きをを楽しみつつ、来たる本格的な名探偵と、魔王と称される殺人鬼の戦いへと高まるムードを堪能しましょう。

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紙の本

本格探偵小説を読みたいなら

2004/07/04 19:17

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エット - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔ながらの英米の黄金時代の本格探偵小説が大好きな方ならば、お勧めします。
かって1980年代始め頃、本格探偵小説を読もうとすると過去の遺産を漁るしかありませんでした。もう新しい書き手は現われず、ほそぼそと古本めぐりをするか、装いの替わった、何処にでもいそうな平凡な登場人物が事件を解決する、これが進化というならば黄金時代の本格探偵小説から比べてずいぶん遠くへいってしまった作品を読んで我慢するような半ばあきらめのような読書時代でした。
そこへ次々と新本格の方々が作品を書くようになって、いままで翻訳されてなかった、黄金時代の探偵小説も翻訳され読める良い時代になりました。
昔からの探偵小説ファンは、本格風の作品が読みたい訳ではありません。
頭の痛くなるような複雑な構成、ワクワクするような犯罪現場を表す見取り図、アニメ絵で表されるようなちゃちなものでない読者の想像力でどのようにもふくれあがることのできる理想的な、知的遊戯としての名探偵、それに対抗できる悪意、犯罪。
こうした物が読みたいのでしたら、この作品はおすすめします。
今、本格物が流行っているからといって密室、名探偵といったキーワードのみ使った作品は歓迎しません。
オススメしてるのに★★★なのは、1話目が面白くて、だんだん尻つぼみといった感なのですが、このシリーズの序段に過ぎないようで次回に期待してです。

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紙の本

「きみとぼく」すら書けていない

2004/06/27 20:36

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マルガレーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

二階堂黎人といえば、西尾維新や佐藤友哉などのメフィスト賞系を(というより、今では「ファウスト」系か)、「きみとぼく」本格と批判した人。西尾や佐藤の小説は、ミステリの骨格が弱く、「きみとぼく」の狭い範囲でしか世界を書いていない、と。なるほど、二階堂は新本格(死語?)の中ではトリック派だから、批判の前段を言う資格はある。でも、後段の狭い世界云々はどうか? 二階堂は「きみとぼく」派に対し、彼らも経験を積めば世界が広がるだろう、みたいなことを先輩風吹かせて語っていた(『猪苗代マジック』巻末)。しかし、ご本人は相変わらず、社会性のない絵空事を書き続け、古ぼけた様式美をなぞるだけ。二階堂は『人狼城の恐怖』で、本格ミステリの「長さ」の記録は打ち立てた。その努力は認めよう。だが、ミステリの「世界」、小説の「世界」は全然広げていないし、この「世界」を活写してもいない。
『悪魔のラビリンス』も、怪人対名探偵の古典的パターンをなぞったもので、昔の映画館のペンキ絵看板でも見せられているみたい。登場人物がみんなブリキ人形みたいで、薄っぺらい。それに比べ、西尾や佐藤は、ミステリ云々はべつにして、どんなに奇天烈な設定でも「きみとぼく」の、ある種の心理的なリアリティは生々しく書けている。つまり、二階堂は「きみとぼく」の狭い心理的世界すら書けていない。二階堂には、自分のクローンみたいな作家(加賀美雅之)を後押しして味方作りに励むよりも、「きみとぼく」の心理描写から勉強し直して欲しい。

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2004/10/22 05:50

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2005/11/24 18:38

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2006/06/19 19:30

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2007/05/22 21:52

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2010/08/08 22:11

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2008/09/22 14:37

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2009/08/13 16:36

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2010/03/06 16:48

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2010/08/28 11:16

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2011/09/16 01:47

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2013/12/20 02:56

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2019/04/30 15:20

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