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同じようなタイトルの入門書はこれまで数多く出版されているが、本書は社会学入門書としてぜひお勧めしたい。難解な項目を見開き2ページでまとめるというのは至難の業だが、それを見事にやってのけている。しかも、平易な文章で。編集に携わった人の力量のなせる技だ。
社会学初学者はもちろんだが、社会学部や社会学研究室に所属しながら社会学がよくわっていない学部生、院生にとっても思考整理の道具になるのでは。
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社会学について分からない事があった時に軽く開くことが出来ます。
平易な文章で、見出しごとに見開き2ページにまとめられているため読みやすい。
社会学を勉強する上で、手元にあると便利な一冊です。
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社会学入門。
けど本当に基礎用語の解説だけという気もします。
これを読んで社会学に興味をもったらどうぞもっと専門的なのを読むことをおすすめします。
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この分野の入門として読む。社会学って少し予想と違ってた。人と人の関係なのか。もう少し都市とか政治色満載かと思ってた。別に読もうと思ってたコミュティの話も含んでたので、勉強になった。次の10年の基礎として薄く広く学べた。本自体は取っ付きやすいトピック毎になっていて読みやすかった。
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お腹いっぱい。
社会学をイマイチ理解していなかったので本書を手に取った。2ページで1項目を取り扱った書き方で100項目ぐらい乗っている。
怒涛のというか、特に休憩を挟むでもなくつらつらと書かれていてお腹いっぱい。もういいや。
人と人が関わって出来た社会の括りが何々である。程度の内容。しかし括り方を理解すればそこから派生する考え方が面白く感じる。
自分が関わっている社会に適応される括りがあるので気づきも得られた。
生存するための行為「労働」
目的に即しての行為「仕事」
自発的な行為「活動」
活動が最も評価され、「人間の条件」とまで言っている項も。生活のために殆どの時間を使うのは人間を放棄するに等しい。
はインパクトあってよかった。
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「借」(大学の図書館)。
社会学をちゃんとやろうと思って入門書として読んだ。
項目ごとにわかりやすくまとめられているし、
各章ごとに参考文献の紹介もあるのでオススメ。
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資料として読んだ。いわば、社会学の全体マップ。すでに社会学に対して、ある程度の知識がある人にとっては、知識の整理に役に立つと思う。""
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・社会学の広範にわたるテーマ・議論の全体像を把握するタイプの入門書で、一つの概念を見開き2ページで展開してくれる。
・同様のねらいであれば、同じく見開き2ページ展開の『社会学用語図鑑』の方がさらに飲み込みやすい(イラストによる例示が頭に入りやすく文字数も少ない)けれども、扱っている概念・用語の数ではこちらの方が多い、つまり情報量はこちら多い。併読でわかった感が増すのかも。
・気になった用語・概念をメモ。
・「家と家族」 喜多野清一 有賀喜左衛門 ・「ライフコース」 グレン・H・エルダー ・「近代,教育,子供の誕生」フィリップ・アリエス ・「社会化」デュルケム ・「教育の学校化」「学校化社会」イリイチ ・「生産力+生産関係→生産様式,史的唯物論」マルクス ・「労働,仕事,活動」アレント ・「感情労働」 ・「レギュラシオン理論」アグリエッタ、ボワイエ ・「マクドナルド化」 ジョージ・リッツァ ・「規律社会」「管理社会」 ドゥルーズ ・「権威主義的パーソナリティ」
・リンク
https://booklog.jp/users/takeshimouri?category_id=3095748&display=front
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社会学の基本的な論点が見開き1ページに簡潔に書かれているので、読みやすかった。
この本で引用されていた本も読んでみようと思う。
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p.26
"社会は、常に一定の自殺を生み出すものであり、一定の自殺の存在は、その社会が「正常」であることを示してさえいる。"
参考文献大量にあるタイプの満足度高い。
参考文献たっぷり
「学ぶ」の語源は「真似る」
「I(主我)」と「me(客我)」
囚人のジレンマは沈黙一択だと再確認。
"しゃべるのもいいが黙っているのがいちばんいい"の具体例。