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戦後すぐに
2021/02/19 19:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画というジャンルがまだ確立していなかった時代に、漫画家になりたくて、集まった若者達の夢と苦労が、ひしひしと伝わります。トキワ荘ってすごかったんだなぁとしみじみ
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生みの苦しみを味わっている方におすすめ!400ページのマンガにも1000ページを描いていたという、天才・手塚治虫氏の話を中心に。
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▼トキワ荘出身の漫画家たちの青春を、漫画雑誌の編集者が語っています。
http://life--design.com/blog/2009/12/post-570.html
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(推薦者コメント)
漫画の神様と呼ばれる手塚治虫をはじめとして、数々の偉大な漫画家が住んだトキワ荘。当時のトキワ荘の記録。
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多くの漫画家が育ったトキワ荘 数多くの漫画の中でも、個性的な若者が互いに助け合い、苦悩し、一人前に成長していく様が詳しく書かれている
一時代を築き、多くのマンガ家を育てた丸山昭という編集者が書いた本
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手塚治虫担当、通称手塚番を経験した著者ならではのリアルなエピソードが満載で興味深い。トキワ荘。恐るべし。
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手塚治虫を筆頭に、赤塚不二夫、石ノ森章太郎らトキワ荘世代の漫画家たちを見守り育てた編集者による回顧録。内容の半分程度は並木ハウス時代の手塚治虫氏に関わるエピソードで、若干タイトルに難ありですが、藤子不二雄A「まんが道」と共に当時の青年漫画家たちの奮闘を生き生きと記した貴重な作品だと思います。
多忙な手塚氏を捕まえて次々に漫画を描かせる手塚番編集者たちの奮闘は、いま振り返ると完全に"ブラック"ですが、イケイケドンドンの時代と業界の勢いが存分に感じられ、どこか眩しさを覚えます。何もかもが若かった、とまとめるとちょっと感傷的に過ぎるでしょうか。
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手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎など戦後のまんが界をリードした巨匠たちの巣窟となっていたアパート、トキワ荘については今更述べるまでもないだろう。
今まで映画化されたり本もたくさん書かれているが、どれもがまんが家が書いたものばかりであったが、この本は講談社の記者が書いたもの。
原稿をもらうための地と汗の苦労話や一流のまんが家を育てるための記者の真骨頂は、戦後の高度成長を遂げた昭和という時代をまんがの世界を通してだぶらせ、古きよき時代を鮮やかに書いている。
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編集者さん視点でのトキワ荘。
今となっては完全にアウトですが、超人気作家の手塚先生争奪戦のため、手塚先生をカンヅメ(旅館などに泊まらせて原稿を描かせる)にする、目を離した好きに連れ去る、宿泊先や手板の編集者を当てる…知力を尽くして編集者同士での争いは推理ゲームのよう。
ブラックな仕事っぷりの中に、ほのぼのとしたエピソードが入ってくる「昭和感」皆ライバルなのに助け合う、批判し合わないけど相手よりも面白いモノを目指す。
ゆるく生きたいなぁ…と、ため息。
赤塚さん石ノ森さん水野さんとの同窓会のエピソードは感動。
記念の日にこんなことがあったのか…
登場する人毎に視点が違い真相も違うのが面白い。他の本も読んで、更に深掘りする予定。