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ウェグナーのYチェアーや、ヤコブセンのセブンチェアーなど、目にする機会の多い名作椅子を中心に、それぞれの椅子や手がけたデザインを集めた本。その2人のほか、モーエンセン、フィン・ユールなど北欧家具の地位を築いたデザイナーたちの自邸も紹介されており、実際にどのように自分のデザインした家具を使っているかが垣間見えて面白い。
シリーズとなっており、2の方もとても美しい本だ。
このシリーズの本を眺めるようになってから、椅子を見て誰の作品かわかるようになってきた。(先日大塚家具で見たフィン・ユールの椅子の価格には目が飛び出た。むしろ現実感が薄れる金額)
とにかく私にとっては見ているだけで、心が満たされる一冊。
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100827
1940年代から北欧のデザインチェアを牽引してきた四人の名匠
・Hans.J.Wegner
・Arne Jacobsen
・Borge Mogensen
・finn Jhul
のデザインについて解説した本。前頁カラーで説明+写真が載っている、お手軽感と満足感がとても良いと感じた。デザインに関しては疎くて、説明を読んでもピンとこないことも多かったが、将来的にこれらのような椅子のある生活がしたいと思うようになった。本書で紹介された椅子の中でも、特にウェグナーのSwivel Chairが気に入り購入しようと考えたが、価格が100万円を超える代物だったため、当然諦めた。
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ペリカンチェアーが欲しい…!どうしても欲しい!!調べてみて、その価格に沈黙しましたが、いずれはオーダーしようと思います。そんな風に思わせたこの本に、ちょっとだけ恨みもありますが…とても素敵な椅子がたくさん載っています。デザインやデザイナーさんに興味のない方でも、様々な形状やカラーや材質を見ているだけでも楽しいのでは?うっかり欲しくなると、後が厄介ですが…
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購入
デンマークの4人の椅子デザイナー、
ハンスJウェグナー
アルネ・ヤコブセン
ボーエ・モーエンセン
フィン・ユール
それぞれの代表的な椅子を、カラー写真と文章で解説している。
沢山の椅子がカラーで掲載されているので、
椅子好きにはたまらない内容と思う
どれも欲しくなるし、座ってみたくなる。
眺めているだけで楽しい本。
特にフィン・ユールの「ソファ」と「ペリカンチェア」が
可愛らしくて、いつか座ってみたい。
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680円の文庫本でこのクオリティはすごい。美しい椅子を気軽に持ち歩いてながめられる!買ってよかった。作品の細やかな説明で終わらず、作家の自邸の写真や人となりなど分かるのがうれしい。ウェグナーが好きだけどセブンチェアもペリカンも、ほしいなぁ。
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産業革命があって、技術の進歩とともにいろんなデザインチェアが生産されてきた訳だけど、私たちが日常的に使う「イス」がその時代を表してるようで、面白い。
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インテリアと北欧に興味があれば、満足できる一冊でしょうし、著者の狙いどおり「楽しい椅子の世界」への扉にもなりうるでしょう。
写真や解説があると、ぐっと理解が深まり、わかりやすい。
そして、いい椅子が欲しくなる。
クリント「デザインソースを過去の名作に求め、それを現代の生活に合うようにリデザインするのは有効な手法」/大きな椅子の安心感を味わってみたい/アントチェアはクラックを削り、黒く塗った姿からant/良い家具の条件:多くのバリエーションの可能性/牛革のセブンチェアがかっこいい/デンマークにはマイスター制度/フィンユールの有機的カーブはほんま美しい/フィンユールの椅子の特徴は座面が浮いて見えること/ペリカンチェアも好き/ローズウッドは木目のダイナミックさが魅力
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ウェグナー、モーエンセンは実際に使ってみたい。フィンユールも勿論好き。
以下引用
ヨーロッパの中では貧乏な国とも言われた北欧の生活に関心が集まるのは、その質素な中にも人間の本質につながる生活を、北欧の人々が営んでいる
外国からの知識に対して抵抗なく、積極的に吸収する体質が、多くの美しい椅子を生んできた
モーエンセンは、アメリカのシェーカー家具に自分のデザイン上のテーマを見出した。それは、シンプルで安価、しかも高い品質を誇るというモーエンセンの理想が反映されたスタイル
一方、その当時のウェグナーは自分が規範とすべきデザインの礎を探し求めている状態で、親友となるほど親交を深めたモーエンセンが先に自分のテーマを見つけたことに焦燥感を抱いていた。しかし天啓は訪れる。オーレ・ヴァンシャーの記した「英国家具」という本に掲載された一葉の中国明代の椅子圏椅。これこそがウェグナーの求めていた形だった
➡僕で言えば、なんだろうか。
ウェグナーやモーエンセンほどのデザイナーでさえももが自分の作風を確立するときに、過去のデザインを参考にしていたということ。
作風とかスタイルは自分の身から湧いて出るようなことは稀で、むしろ偶然見つけた写真とか雑誌の記事などが基になっていることが多い。それを真摯に受け止めて、リ・デザインを繰り返す事こそ、自分のスタイルを確立することにつながる
様々な作風から自分に合ったものはどれなのか、ということを考えていた