紙の本
つんつんしてる受け
2018/06/30 20:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
つんつんしてる受けが段々と攻めを好きになる過程が、仕事部分もきっちり書かれながら無理なく読めて楽しかったです。
でも後半攻めが出張に行っていたため存在感が薄くて残念でした。
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真面目で優秀な営業の悟は、直観力で要領よく仕事をこなしてしまう色男の青山をライバル視していたのですが、ある日営業トップの座を彼に奪われてしまった上に「ご奉仕」しなければならなくなって…
という、リーマンもの。ケンカップルです。
なので、悟は大嫌いな青山にツンツンしまくり。男としての矜持や仕事に対する負けん気がかなり前面に出ていて、両想いになったのが不思議なくらいでした。やれやれ、というかんじ。
大変だったのは青山だと思いますが、仕事では直感だけで要領よく立ち回る男が、悟にたいしてはどうしてあんなに粘り強かったのか不思議でした。まぁきっと、そこまでベタ惚れだったんですね~
勤め先が業務用システムキッチンを扱う会社ということで、悟や青山が料理をする場面があちこちに登場して、物語のキーポイントになっていました。料理シーンは、うまくストーリーにからんでいて盛り上げに一役買っています。リーマンの男子弁当っていいですね。
一緒に仕事をすることによって、ライバル心とともに愛も育めたので安堵しましたw逃げて避ける相手を辛抱強くからめとった青山の粘り勝ちです。
書き下ろし「スイート×キッチン」では、両想いになったものの仕事のせいですれ違いばかりになってしまった二人のその後が描かれています。
仕事で疲弊している悟には、好きな青山だけが拠り所なんですが、肝心な時に彼は海外へ一ヶ月の出張で不在です。ライバルでもある青山には弱みを見せられないと、悟は寂しいくせに意地っ張りなんですよね。
仕事で辛い思いをしていることを言わずに我慢して、頑張ろうとします。
そんな悟の様子を察して青山のとった行動が、ほっとさせてくれました。悟のどんな細かな異変も見逃さないのは、愛のなせる技です。
青山は思ってたより、ずっと包容力がある男でした。
イラストが超好み。ストーリーにぴったりでした。
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良かった!!
リーマンラブやっぱ好き。
2話とおまけ。
1話はくっつくまでだけど、青山(攻)の最初はかなりビミョー。出来る営業だけど悟をからかう姿はちょっとガキくさい。
でも、読み進めるうちに青山の恋心暴走w
悟も認めて丸く収まって良かった!
そこからはもう青山も悟も愛情だだ漏れで甘い〜、けど、2話目は悟が本社に異動したけど周りのエリートだけだ質の悪い部署からの冷遇に追い詰められるのに、そんな時に青山は一ヶ月のハワイ出張。
一人で頑張る悟もギリギリに。
留守番に入れたメッセージから悟の隠された辛さを汲み取った青山が僅かな休みを利用して一時帰国。
もう、青山の愛、半端ない!
良かったね、悟ー!
同棲話も進み、すれ違ってたのは賃貸だと思ってた悟と、分譲を買う気の青山。
青山の真剣で深い愛情に悟も安心して飛び込めて良かった。
なんか、もう甘くて可愛くてかっこ良くて気持ち良く読めたー(*^^*)