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みんなのレビュー33件

みんなの評価4.4

評価内訳

33 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

まずは、憲法を知ることから

2006/10/31 04:57

22人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 憲法を変えるか変えないか、いま日本は大きな岐路に立っている。
 自民党は結党以来の悲願とも言える改憲に向け、近年ますます右傾化を強め、ついに“タカ派のプリンス”を総裁に担ぎ出した。
 ある大手新聞社は、独自に改憲試案を作成し、紙面上で大々的に発表した。
 改憲派の勢いは増すばかりである。
 しかし、改憲派の動きには、どうしても気になるところがある。“自分よがり”なのである。「こうすべきだ」「こうあるべきだ」をさかんに押し付けようとする。
 そもそも憲法って誰のもの?
 もちろん、国民みんなが共有し尊重しているもの。これを変えるか変えないかなんて議論は、国民みんなが共に考える必要がある。「変えるべきだ」との上からの押し付けは、まさに憲法の唱える国民主権への反逆だ。
 憲法を変える必要があるかどうかを考えるためには、まず今の憲法を知らなくてはならない。大人から子どもまですべての国民が。
 井上ひさし氏は様々な場所で日本国憲法の重要性を訴え続けている“護憲派”である。
 その氏が、子どもたちでも理解できるように、日本国憲法前文と第9条をわかりやすく表現したものが本書である。
 まずは子どもたちにも今の憲法を十分知ってもらう。その願いが、いわさきちひろ氏の美しい絵を背景に華麗に描かれている。
 本書の中で氏は「憲法を変えてはいけない」といった抑圧的な決め付けの表現は決してしていない。ただ、たんたんと、憲法のすばらしさを説くのみである。
 日本は、いま、大きな危機を迎えている。自衛隊は今や、その本来持つべき以上の武力を有し、戦闘の続くイラクにまで行ってしまった。北朝鮮核実験のどさくさの中で、「日本も核武装をしては」といった議論を起こそうとしている与党高官もいる。日常的な警察力強化は、戦時中以上の監視社会にすでに突入している。
 しかし、それでもまだ抑止が効いているのは、やはり憲法のおかげなのだ。解釈改憲の限度はさすがに超えることはできない。
 こんな国が今の憲法を捨ててしまったらどうなる。後は、一直線に「戦争をする国」へ突き進むだけ。
 まずは国民みんなが、憲法を知らなくてはならない。とりあえず、ここから。

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紙の本

誰かに聞くよりわかりやすい!

2016/01/30 14:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マヨネーズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は今6年生です。この本は図書館にあって借りてみてとても面白かったです。
今は、ニュースでよく憲法と言っていて日本が戦争をしないで平和なのは憲法のおかげだとは授業でも習ったのでわかっていたけど、どんな憲法でそうなのかは全くもって知りませんでした。
憲法なんて長いだろうし、大人が読む難しいものだと思っていたので、いつも素通りでした。でもこの本は薄いし“子供に伝える”と書いてあったのだ読んで見ました。そうしたらわかりやすくて絵がついてて読みやすい!そしてスラスラ頭に入ってくる。この本を読んで全文が乗っているのも読みたくなりました。この本には戦争のことが書いてあるところ、憲法はどんなものかが書いてあります。でも、後ろに、大まかな憲法の内容が乗っているのでお父さんにもドヤ顔で自慢することができました。
この休みが明けたら絶対に友達にもオススメして、おこずかいが貯まったら絶対に買おうと思います。

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紙の本

絵本です。でも、むしろおとなに読んで欲しくて作ったと思う

2023/05/30 00:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵本です。「こどもにつたえる日本国憲法」というタイトルです。しかし、井上ひさしはこどもに対してだけにこの絵本を作ったのではないと思います。むしろ、おとなに読んで欲しくて作ったと思う。巻末に日本憲法全文が載っている。全文って果たして今まで読んだだろうか?読んだとしても多分忘れているのだろう。もう一度読むことをお勧めする。大事なことだ。

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紙の本

こうなったら手段を選ぶな!ポルポトを見習って子供らを洗脳せよ!(共産党)

2006/08/14 22:53

34人中、24人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本国憲法を巡る歴史的経緯、日本の政治家達が骨身を削って積み重ねてきた様ざまな議論。これらを全て無視し、とっぱらって、日本社会党らに代表された「非武装中立論」に先祖がえりさえようという「童話」が、日本共産党員松本善明の妻、いわさきちひろによって延々と繰り広げられる。日本国憲法の前文、憲法第九条を童話調に子供向けに書き直し(原文はアメリカ兵が1日で完成させた英語からの翻訳であり、いかにも読みにくいから)、「悲惨な戦争で懲りた我々は日本人は、国際社会の争いごとを戦争で解決することを一切放棄すると決意した」という非武装中立論を子供たちに洗脳しようという「性質の悪い」絵本である。ここには日本国憲法ができたあとに完成した国連憲章に「個別的自衛権」とともに「集団的自衛権」も明記されており、どの国も他国から侵略されたら軍隊とともに立ち上がり、自国に侵略してくる敵を武力で粉砕することは各国に認められた当然の権利とされていることは一切書いていない。憲法第9条第二項には「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」と確かに明記されているが、そこに「前項の目的を達するために」というセンテンスを挿入することで、自衛のための防衛戦争は日本国憲法でも自衛のための防衛戦争は出来るし、自衛のための軍隊はこれを保有することが出来るという解釈を可能としたこと(いわゆる芦田修正)も一切触れていない。そもそも日本の隣国である中国が満州に核ミサイルを100発以上配備し、東京を始めとする日本の主要都市を何時でも原子力爆弾で一瞬にして吹き飛ばせるようにしていることも書いていなければ、こうした中国による日本核攻撃から日本を守るためにはアメリカ軍の「核の傘」が絶対に必要であることも一切書いていない。あっと、忘れてたが、あのデブ・はげ・馬鹿の金正日が支配する発狂国家にして失敗国家、破綻国家の北朝鮮が先軍政治としょうする軍部独裁政治を敷き、「ソウルを火の海にしてやる」「我々は核武装した」とほざきながら、日本に向けて核ミサイルを狂ったように発射し続けていることも一切触れていない。中国、北朝鮮という敵に丸腰で対峙することは狂気の沙汰であることは、今時幼稚園生でも分かっているのに、この期に及んで共産党員の妻がこんな性質の悪い洗脳絵本を出版する意図は一体なんなんだろう。そのセンスに笑いを禁じえない。もしこの本が20年前に出されていたら、結構売れたかもしれない。しかし金正日がミサイルを乱れ打ちしている昨今、こんな本を買って喜ぶのは、この期に及んで尚、共産主義国家に日本を侵略させ、日本政府を転覆し、日本を共産主義国家に作り変えようと悪辣なる陰謀を巡らしている一部の連中だけだろう。いいかげん、やめにしてもらいたい、こういう思想戦争は。

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紙の本

それは憲法への無理解か悪意か

2007/05/02 01:55

29人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 護憲派の出版構成はおぞましいものがある。岩波・朝日・毎日という超巨大マスコミを抱え、「9条死守」をあの手この手で訴える。改憲派の動きは凄まじいという者もいるが、試しに改憲本と護憲本どちらが多いか調べてみるといい。太田光の様な馬鹿者をはじめ、護憲本が100倍多いことにすぐに気付く。
 そのどれも現実はもちろん、理念さえも一方的で無茶苦茶なのだが、本書はその中でも特に悪質である。何故なら、絵本という媒体を用いて、未だ教養も不確かな子供たちに悪質な嘘を押し付けているからに他ならない。
 理念も一方的という意味は、確かに平和が究極目的であることは私も同じである。しかし、9条を変えると戦争になるというのは、絶対に出鱈目である。なにしろ、どこの草案だって、戦争放棄条項を切るなんて一言も言っていない。ただ、自衛隊が戦力じゃないはずは無い。そこで、2項を改正するのである。
 戦争放棄は国際通念で、ケロッグ条約もある。大体、侵略戦争などしようものなら、たちまち国連制裁で袋だたきである。本書ではいかに憲法が凄いか力説しているが、憲法の欺瞞の危険さに気付かないのか。
 自衛隊は100%戦力である。憲法が無謬なら即時自衛隊は解散すべきである。憲法違反は間違いないので、「解釈改憲」の限度などとうに超えている。実は、この法の無意識的違反状態は憲政において最も危険な状態といえる。
 しかも、子供たちだって安心して本書が読めるのは、世界第2のハイテク部隊自衛隊が日夜日本を守っているからである。北朝鮮や中国など、実際は上陸前に粉々に出来るほど、空海とも備えている。それでも、中国はスホーイなどF15とは別系統の最新機器を備えつつあり、160万の大地上軍の近代化も侮れない。まして、韓国の近々配備予定のイージス艦搭載の日本向け巡航ミサイルはいよいよ防ぐ手当てが無い。そんな中自衛隊は更に軍備縮小、人員縮小を決めた。決めざるを得ないのだ。
 井上は一切触れていないが、こうして我々を守る自衛隊員が例えば本書の読者である子供を守ろうとして敵機撃墜ともなれば、何と殺人あるいは業務上過失致死に問われる。全て9条の効力である。おそらく最高裁調査官は苦しみながらも無罪判断をするだろうが、それはもはや憲法の「死」である。法を守ると言う意味では、泣いて馬ショクを斬るべきに違いないのだが・・。
 おまけに、徴兵制は18条で即違憲であり、行政は執行出来ない。「戦争に突き進む」という評が社民共産分子に散見されるが、徴兵制無しでどうやってそんなことになるのか、とことん教えて欲しい。おそらく井上あたりは戦前を回帰しているのだろうが、独立の司法府は決して許さないし、国会中心立法の41条ある限り、内閣は無論、例え天皇陛下であっても、専断的徴兵は出来ない。そうして解散総選挙となり、与党は路頭に迷うに決まっているではないか。法律の留保だらけの帝国憲法と日本国憲法の違いを全く勉強していない証拠である。
 徴兵制無くても侵略戦争がという者もいるが、20万程度の軍隊でどうやって侵略するんだろうか?でも片棒を担ぐことも・・というだろうが、国連決議があればむしろ行くべきであろう。タリバンやアフリカの暴力政権を野放しにし、あるいは中国政府に顔面の皮を生きたまま剥がされている法輪功やチベット民族をそのままにしておくのが博愛か?そんな博愛なら私は要らない。日本一国平和主義の愚かさここに極まれりである。
 陰謀論を言うと安っぽくなるが、国民は騙されているのである。共産党はこんなことくらい知っている。眠れる獅子である日本が9条の法鎖で哀哭している内に、もはや手がつけられないほど強大な軍事力を手にした民主中国が我々の眼前に現れる日はさほど遠くは無い。そのとき、本書のメッセージが満座の中で笑い飛ばされていることは間違いない。

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2006/09/20 10:47

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2006/11/27 14:03

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2007/01/09 02:37

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2007/06/27 02:25

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2010/05/03 13:08

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2010/05/27 23:08

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2010/11/18 22:51

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2011/12/26 23:29

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2012/03/14 00:29

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2012/05/03 16:46

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