紙の本
最後まで読ませます
2015/01/17 13:27
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
復讐に燃える男の物語。
「約束の森」が、中盤までのハートウォーミングな感じから、終盤急にドタバタ感が否めないのに比べ、本作はしっかり最後まで読ませて、きれいに締めてあります。
面白かったです。
紙の本
はじめは「ん?」って思ったけど
2015/10/23 06:55
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投稿者:ももなり - この投稿者のレビュー一覧を見る
これもテクニックなのかな…そっけない会話が続く導入部分では
登場人物になかなか感情移入できず、
「ん?」失敗か?と思ったのもつかの間
読み進めていくうちにすっかり夢中になってました。
結末はちょっと強引でしたが(笑)
やっぱり沢木作品の心理描写はいいですね☆
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5年前、公安の秘密組織が何者かの裏切りによって壊滅させられ、独りの生き残りが、脊髄に損傷し、車椅子の身体になって帰って来た。その目的は?(もちろん復讐です)。
義兄から児童虐待を受ける姉弟との交流。空白の5年間を探る落ちこぼれ刑事によって主人公の峻烈な生き様が次第に明らかになっていきます。
車椅子の身体で、強すぎる!と思うか、一徹の執念で頑張ったんだからさもありなん、と思って読めるかどうかは微妙な線でした。また、警察の公安が中心のお話で、冒頭あたりのスパイ小説風の展開は、少々読み辛い点もありました。
2007/2/19
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五年前、脊髄に銃弾を受けて能見は足の自由を失い、そして同時に、親代わりと慕っていた秋葉をも失った。車椅子に頼る身になった能見は、復讐のため、かつての仲間達の前に姿を現した。刑事、公安、協力者たち。複雑に絡み合う組織の中で、能見たちを陥れたのは誰なのか?そしてその能見の五年間を調べる桜田もまた、公安不適格者として、いつしか陰の組織に組み込まれていた。彼らの壮絶な戦いの結末は…
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5/10 山下書店の平積みになってたため購入。読ませる力はあると思うんだが、多い登場人物を整理して読ませられなかった気がして集中できなかった。桜田の前半の描写もいまいち不十分。もうちょっと!と思った作品だった。
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8/27読了
5年前、行方不明だった主人公が下半身に銃弾を受け車椅子に乗って街帰ってきた。
そして、家族のためやら上司のためやらにやんややんやするハードボイルド車いす。
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Dec.11 2007
ある重大事件から5年。まったく行方が分からなかった男が唯一心を通わせ慕った同士の仇を討つために戻ってきた。彼の消息を心配していた仲間は彼の下半身不随の姿に衝撃を受けながらも表面的には昔と変わらない距離感を保ちつつ見守る。
一方で彼を待ちわびていたのは仲間だけではなく家庭環境に恵まれず救いの手を彼に求める甥っ子と姪っ子だった。
彼らは5年ぶりに再会した彼の姿に絶望しながらも、新しい扉を開いていく。
ハードボイルド過ぎて私には難しかったです(泣)
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ハードボイルド。とっても暗い話なのに、最後は、何となく、希望が感じられる終わり方。個人的には、「愛こそすべて、と愚か者は言った」の方が良いかなあ。
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本屋のポップで、非常に車椅子中年男に萌え萌えする話なのかと誤解して買ったら、どっちかっつーとハードボイルドな感じ??だった。
萌え分はあんまりなかった。
主人公がいかにダンディで超人かを主張している感じ?
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事件をあとに姿を消していた能美が5年ぶりに現れた。半身不随の車椅子で。
復讐のために戻ってきた能美の周りで、過去の事件を引きずる人間たちが動く。
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ハードボイルド。
主人公は5年前の事件で下半身不随に。
いろいろな謎も絡み合ってて、複雑だけど面白かった。
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何者かに襲撃を受けて下半身不随になった主人公が5年ぶりに戻って来て、元仲間や公安を相手にしながら話が進む。終わり方はもう一つやけど、全体としては上手くまとまってた印象。ただ、話が長く感じたからもうちょい削れるといいな。
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ブックファースト京都店・石坂さんお勧めの1冊というキャッチで買ったけど、これには騙されました。個人名を出されて、この本が面白いと言い切るのは素晴らしい。でも、僕は趣味が合わないみたい。次のお勧めは、悪趣味で買ってしまうかもしれないけど、それはあなたを信用したわけではありません。一書店員の名前すら売り文句にしてしまう商売魂は、結構好きです。
先の見える展開と予想の範囲内の終わり方。ハードボイルドとも言えない文体と内容。これのどこが面白いのか正直分からない。2時間のサスペンスドラマに車椅子探偵が登場すればシリーズものになるという狙いなんだろうか?謎振りも謎解きも文体も味わいも何を楽しんだらいいのか正直判らなかった。とりとめもなく暇なひとにはいいかもしれないけど・・・他に楽しい本はいっぱいあるので、余程の暇な人以外はすすめません。
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夏の読書週間。。。 と思って一気に注文した本を少しずつ。。
まずは この一冊からスタートしたけれど、 うーん。。。 評判ほどのスリルも主人公のかっこよさも感じなかった一冊。
うむむ。。
(2007年8月)
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書店にお勧めの本と紹介されていたので購入。
初めて読む作家さんなので、デビュー作の「愛こそすべて、と愚か者は言った」も同時に購入するも、こちらから読むことに。
刑事、公安、協力者たち・・・影の組織と5年前の事件を追い闘う足の自由を失った男の話。どちらかというとあまり刑事ものは好きではないからか、登場人物の名前と関係がすぐには覚えられず、話にも入れず。途中で断念しようかなとも思ったのですが、主人公・能見の姪っこ梢が出てきた辺りから、結末が気になり始めてなんとか読了。車椅子の男の人が一人で闘うので決して強くはなくて、何度もやられてしまうのですが致命傷にはならず、どちらかというとたんたんと話は進んでいきます。最後は全然タイプは違うのですが、何故かダイ・ハード?を思い出しました。。個人的にはもっと心にずしんと響くような内面にもっと重きをおいた話か、もしくは全く逆でもっとどろどろとしている話を期待していたので、星2つくらいで。。。