電子書籍
懐かしい・・・
2017/04/09 10:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フィン - この投稿者のレビュー一覧を見る
御宿かわせみがNHKで初めて放送された頃からのファンです。時代背景が明治に移っていくにしたがって雰囲気が変わってきてしまって、いつのまにか読まなくなっていました。東吾さん、行方不明なんだとショックを受けたり、あの子とあの子が夫婦になったのね。。とびっくりしたり。十数年ぶりに戻ってきた近所のおばさん状態です。
物語の展開は、昔ほどのキレがなくなっているような気がします。ちょっと設定に無理があるというか、唐突な印象も受けました。メインキャストが罪人にならなくて済む形で落着したのも、近所のおばさんとしてはホッとしたものの、ハッピーエンドに無理やり持って行った感じが無きにしも非ず。とはいえ、読み物としての面白みは十分。旅をしながらの風景描写は、昔変わらず精緻。江戸から明治に変わりつつある様子も目に浮かぶように書き込まれていて、さすがだなぁと感じました。
紙の本
もったいない長編
2017/03/05 16:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エッチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
お伊勢参りへの誘われ方が余りにも唐突過ぎて、完全に復讐のために、るいさんが巻き込まれていくのが途中でわかってしまい、このシリーズ(江戸時代から)が大好きなので、ざんねんでした。いつものように、短編をいくつかの方がいろいろ楽しめて良かったです。でも、まだ麻太郎の先行きが不透明なので、頑張って続けてください。楽しみにしてまってます。
投稿元:
レビューを見る
かわせみの改築を機会にと伊勢参りに出たるいたち。
年令を重ねても、るいもお吉もあいかわらずで懐かしく、嬉しくなる。
すっかり世代交代して、るいの友人には孫もいたりするのが、シリーズ当初からは隔世の感がひとしお。
1つの事件が今回解決して、あとは、東吾のことさえ決着すれば。。。
それが、この壮大な物語の完結になるのかな。
東吾とるいの再会が待ち遠しい。
投稿元:
レビューを見る
親子二代にかけてシリーズのファンになりました。東吾さんがいなくなってから若干寂しい!行方不明から復活してほしいです。
投稿元:
レビューを見る
(ネタバレ含む)
かわせみが大嵐により損害を受けた為
しばらく休業に。
狸穴に住む宗太郎や義兄夫妻から
滞在を薦められた「るい」だったが
そこへ故・畝源三郎夫人の千絵から
お伊勢参りをしきりに誘われ……。
読んでいる途中で思い出したんですが
麻太郎はイギリスへ再留学してたんですよね。
なので、当然、彼がお伊勢参りに出掛ける「るい」達を見送る訳もなく。
案の定、お伊勢参りに赴く面々は曰くありげで
るいは後悔しながら旅を続けます。
お吉が(私の個人的に)いつも以上に煩わしく感じられました。
ひとつ、伏線と思われる描写が巧く回収されなかったのと
千絵の描写に戸惑いと違和感をおぼえたのが残念だったかな。
あの件はあの時に解決していたんだとこちらは思いこんでいて
(しばらく話題にも出なかったと思うし)
え、今頃!? とびっくりしたのです。
とはいえ、平岩さんもこの作品を収束させようとしているようですし
本作の最後の描写からして、「ここで終わりになってもおかしくない」かもしれない、と感じました。
最後に余談。
近年、ケーブルテレビで昔のドラマ版を観ていた影響か
お吉が結城美栄子の姿で、
香苗が故・河内桃子の姿で
脳裏に浮かびました。
投稿元:
レビューを見る
L 新・御宿かわせみ6
なんでも「かわせみ」の修復に2ヶ月かかるというので、源太郎の母千絵の誘いで、るい、お吉、長助とともにお伊勢参りに。
麻太郎は外国へ、千春は凛太郎に嫁いで2年は経ってるらしい。かわせみは寂しくなったね。かわせみの従業員はみな元気。
この伊勢参り、千絵が発起人であることがまずポイント。でも今更感半端ない。だって十数年前のことだよ。宗太郎さんの弟、宗二郎さん登場。チラッと出演だったけど非常に期待感増した。
諸々解決して東京に帰宅するとかわせみは改修を完了し、千春は懐妊。麻太郎も帰国。…やっばり前巻で終わりでもよかったよね?
投稿元:
レビューを見る
ファンが多いからやめることができないのかなぁ(苦笑)
東吾さんの名前をいつまで引っ張り続けるのでしょうか、孫も産まれることだし、そろそろ開放してあげたいなぁ。どんなに素晴らしい麻太郎さんであっても、結局は東吾さんの身代わりでしかないように感じてきてしまいます。
投稿元:
レビューを見る
惰性と言ったら語弊がありますが、これだけ読まないというわけにもいかず読みました。敵討はもっと盛り上がらないと...思うのですが、とうとつに出てきて、あまり盛り上がらないまま終わってしまいました。今回は引っかかる言い回しも少なく、すんなり読めて、それなりの余韻が残りました。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
東京が江戸と呼ばれていた時分から続いている大川端の旅宿「かわせみ」は、今年の春早々の大嵐で屋根瓦を吹き飛ばされるなど甚大な被害を受けた。しばらく休業を余儀なくされた女主人るいのもとに幕末に非業の死をとげた畝源三郎の妻・千絵が訪れ、長助やお吉とともにお伊勢まいりに誘われた。品川宿に集まった十数人の一行は、東海道から箱根の関所、富士川とのどかな街道風景を眺めながら慣れない旅を続けたのだが…。道中で次々に起こる怪事件!「かわせみ」の歴史に影を落とす悲劇の真相に迫る!
平成28年3月8日~11日
投稿元:
レビューを見る
御宿かわせみ 条件反射のように手に取ってしまう。
面白いかどうかなんて関係なし。
でもね
お伊勢参りは大変そうでちっとも楽しそうじゃなかった。
投稿元:
レビューを見る
今回は長編。初めての長編でした。
相変わらず登場人物は生き生きとしていて、あっという間に読み終わりました。
次はいつ出るのかしら?
投稿元:
レビューを見る
いつもの短編集ではありませんが、サクッと一気に読んでしまいました。
これまで、もやっとしていたものも解決されて、子供たちも立派に成長して、「これが最終巻?」ってくらいの、すっきりした読後でした。
やっぱり「かわせみ」は良いな~と、しみじみ感じた一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
次は麻太郎の恋愛編だろうと思っていたら、るいと千絵のお伊勢まいり編。幕末でのメンバーが顔を出すだけで懐かしいし、新の明治メンバーも近況だけは出てくる。ストーリーとしては物足りないし、千絵の性格が違う気もするが(笑)やはり、かわせみの雰囲気はいいですねぇ~
それにしても40年以上のシリーズ、このお伊勢まいりは余談みたいに見えて、新登場のメンバーになりそうな部分もあり。無理に終わらせなくてもいいかなぁ~いまさら東吾が生きてたってのはないと思うが・・
投稿元:
レビューを見る
うーん、設定上なかなか江戸を離れられないおるいさんがついに、旅にでることになったから、東吾に会える展開かとおもった。どこかしらない村で、記憶をなくした東吾がいたりとか。。もう子の世代の子たちがさらに続々親になろうとしてて、3代ぶんの複雑な人間関係、ファンでもおさらいが必要になってくるほど。。
今回の旅を仕組んだのは、そういうことか、ということがわかってからも、こんなわりとメインキャスト本軸の位置にいるひとを犯罪者にしちゃうのかな??とそこらへんをハラハラしながら読んだけど、なんかちょっと、天註というか天罰というか、デキスギな成敗でしたなあ。お伊勢さんの神様じゃなく、源三郎があの世からすっ飛んできて、一念でもって止めたんだろうさ。。。。
東吾、もうもどってこないのかなあ。やっぱ東吾がいた頃のかわせみがいちばん好きだ。まあもう、新・~になってからは、べつの物語として読んだほうがいいんだろうけど。
平岩さんのあたまのなかには、どういう締めくくりを浮かべているんだろう、この物語。いつまでも続いてほしいような、でも、やっぱり、(失礼ながらけっこうご高齢になりつつあられるし)これぞ最終回!というものを、不完全燃焼で途切れるまえに、世に出してほしいな。実はあるのかな、もう、原稿はどこかに、あるのかな。
30冊を超えるものでは長編のすべてを読破している唯一のシリーズなので、やっぱもういちど、東吾に会って終わりたい。もう孫を見るような気持ちで読んでいるかわせみシリーズ。。。
投稿元:
レビューを見る
人は誰でも歳とともに考え方や行動がかわる可能性があるけれども、物語の登場人物の性格や気性が変わってしまうことには違和感が。「御宿かわせみ」シリーズの千絵が好きだったのに、今回は別の人のよう。そうなるきっかけが描かれた訳でもないので、納得できずモヤっとしました。