- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
紙の本
福島原発事故とは、核燃料格納容器の損傷とか、ベントといった重大事態は絶対に起きないという「原発絶対安全神話」の完膚なきまでの崩壊劇だった。
2018/08/29 00:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
未曽有の災害(人災?)、日本国家の危機の記録として貴重な1冊。福島原発事故とは、核燃料格納容器の損傷とか、ベントといった重大事態は絶対に起きないという「原発絶対安全神話」の完膚なきまでの崩壊劇だったという貴重な記録である。そして「安全神話」に群がって作られた数多くのご立派な管理機構の無力の証明でもあった。そして事故対応に関しては、既存行政機構(政治機構)の村社会的縄張り争いの弊害をも露呈した。日本国民はこの問題をもっと真剣に受け止めるべきなのだが・・・・・。なお、本書はノンフィクションなので面白いとか面白くないという評価は不適切とは思うのだが、やはり読んでいて面白くなかったのは残念でした。地震から1年9カ月後(初出2012年12月)に書かれた作品としてはまとまりが悪い。当時は混乱していて何が起きているかすら判らなかったと思うけど、その後十分な記録検証や当事者聴取などでより事実に近い出来事として再構築できたのではと残念に思う。肝心な部分を当時の報道の一部分をそのまま掲載、投げつけられても読者としては困惑するのみ。科学専門用語や政財界組織名称など、馴染みのない用語が多々出てくるが、少なくてもそれらを網羅的にまとめた用語解説ページが必要だと感じた。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |