紙の本
神さんは気まぐれ
2016/09/23 20:47
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投稿者:猫目太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
キリスト教徒(プロテストとカルバン派)二人による「旧約聖書」を再読する。初っ端の「創世記」から中村女史が「おい!矛盾してるぞ」と突っ込みを入れれば、佐藤氏がその矛盾を「神学的解釈」で説明する。本書を読み進めると、そこに書かれている神は「めんどくさい」存在だ。人間に対してあらゆる罰を与える神を信仰するのは何故か?何故父性を強調し、女性を嫌うのか?この疑問を解決するため、学問として「聖書」を個人的に再読したい。だが、この神を信仰する事はしない。不条理な理由(気まぐれ)で罰を受けたくはない。
紙の本
興味深い
2020/11/13 09:16
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖書について、知らなかったことがいろいろと説明されていてよかったです。キリスト教の基本的なことも、わかりやすかったです。
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聖書、読んでみたいんですよね~
と会社の先輩に言ったことがあったのだが、それを覚えていてくれた先輩が
私の為に購入して貨してくれた。
私は聖書を読んだことが無い。
だから読みたかったのだが、これは聖書を読んだことがある人向きではあると思う。
しかし、とても興味深く面白かった。
中村うさぎさんがこんなに賢い人だとも知らなかったし、兎に角自分の考え方と似ているし、共感できるところがとても多かった。
中村うさぎさんの素朴な疑問に答える佐藤さんの品のある言葉一つ一つも、穏やかで説得力があり、哲学的で魅力的だった。
この本は借りて読んだものだが、自分自身で購入して一冊持っていたいなぁと思える、そんな本だった。
両名の他の本も色々読んでみたくなった。
フロイトやユング、ニーチェこの辺も気になって仕方がない・・・。
いつか読んでみたい。
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聖書に関する知識がなくても面白かった。
聖書って読んでもチンプンカンプンなところが多くて、佐藤さんの解説になるほどねえと膝を打つが、中村うさぎさんの引っかかるポイントが面白くて、この人のことが好きになった。
他にもこのお二人の対談本があるらしいのでチェックしよう。
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「聖書を読む」。中村うさぎの対談。うさぎと聖書って似合わないなーと思ったので買ったみたよ。
うさぎは結構理屈っぽい考え方をする人なんだな。もっとぶっとんでらっしゃるのかとw。
うさぎの猫がマツコ・デラックス見て脅えてたというのに「猫にとってマツコさんは巨人族だったんだ」って返すの笑った。P105
時代や社会との宗教の関わりなども話されていて、かなり面白かった。
「聖書を読む」創世記篇まで読む。対談で聖書ってどうなんかな?って思ってたが、読み慣れるとぐだぐだしてなくて、明確に相手に分かるように、つまりは読者に分かるように、の気遣いがあって面白い。
村上春樹IQを無機質な小説と言っていて、とても共感。