紙の本
おもしろいけど、ちょっとあっさり。ある程度の知識もいる、かも?
2017/03/09 14:05
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代に現代の文明利器がやってきたら…というお話。未来から人がタイムスリップするという話は多いが、この小説で未来からやってきたものは「未来の道具」…。
いわば、ドラえもんではなく、ドラえもんの四次元ポケットだけがタイムマシンに乗ってやってきたような設定で、江戸時代に生きる主人公(どちらかといえば、その相棒)が、ドラえもんのような説明者抜きで道具の扱い方を考え、それを用いて事件の捜査をするというストーリーになっています。
設定はおもしろく、キャラクターも個性があるのですが、「もうちょっと踏み込んでほしい!」と思うぐらいあっさりとしている場面も多い気がします。
(そのぶん、読みやすいのですが…)
時代設定は江戸時代ですが、「時代小説」と期待して読むと少し肩すかしをするかもしれません。
(大人向けの小説というにはあっさりしてますが、児童書にしては難しい語句もあったり、ある程度の歴史知識・警察の捜査知識がないとわかりにくいところも…)
推理小説に慣れた人が、息抜きに楽しく読める…といった感じでしょうか。
あと、カメラ…! すっごく撮りまくってますけど…小説のペースで使用していると、フィルムがあっと言う間になくなりそうだという余計な心配をしてしまいます…(デジカメだとすると、今度は充電をどうするのか気になる)
その部分も書いてほしかったな~
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小さいおじさんはコミカルで面白いけど、ミステリとして読んでしまったためか、物足りなさが半端なかった。
あらすじ(背表紙より)
市役所建設課に勤める新米女子職員の千秋はある日、給湯室で不思議なものを目にした。歌をうたいながら踊る着物姿のおじさん―驚くべきことに、その身の丈は15センチほどしかない。孤独な人にだけ見える、小さい(だけどへそまがりで態度はやたら大きい)おじさんの力を借りて、5年前の殺人事件の謎解きに挑む千秋だったが…。史上もっとも凸凹なコンビで贈るミステリ、誕生。
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にゃんこかわゆす>< ってだけで購入した私が悪いんや…勝手ににゃんこ&ちっさいおっさんのアドベンチャーミステリだと思い込んだ私が悪いんや…!!
というわけで、完全にセレクトミス…。
文章の粗さも散見されたのが気になりました。
地の文の突然の視点の変化も違和感あるし、ラストの急過ぎる展開も、かなり取って付けた感があってビックリしてしまいました。
装丁買いしてると、こういうこともあるわよね…。著者の他の作品(幻想シリーズ)も気になってたんだけど、いったん保留かな〜。
【内容まとめ:amazon引用】
市役所建設課に勤める新米女子職員の千秋はある日、給湯室で不思議なものを目にした。歌をうたいながら踊る着物姿のおじさん―驚くべきことに、その身の丈は15センチほどしかない。孤独な人にだけ見える、小さい(だけどへそまがりで態度はやたら大きい)おじさんの力を借りて、5年前の殺人事件の謎解きに挑む千秋だったが…。史上もっとも凸凹なコンビで贈るミステリ、誕生
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一人ぼっちの人にしか見えない、小さいおじさん。
このおじさん、可愛くて面白い。
どこかに居ないかな。
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ひとりぼっちにしか見えないという、小さいおじさんが暗躍したり、大活躍したり、面白かった。
職場的にもこのお話の舞台は身近で、もしかしたら私の席から見える書架の隙間を、黒い影がよぎるのではないかと思わずにはいられない。
見えた日には、それはもれなくひとりぼっちであるということになるわけだけど、おじさんと出会えるのなら、ひとりぼっちも悪くないかも。またどこかで小さいおじさんの活躍が読めるといいなぁ。
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一人ぼっちの寂しい人にだけ見える「小さいおじさん」
市役所に勤める千秋が目にしたのは、着物を着て踊る奇妙な小さいおじさん。
昔、実在していた人物がある心残りでこの世に残っている設定です。
おじさんの力を借りて5年前の事件の真相に挑む千秋と先輩職員。
ラストは大団円で、軽く読める1冊ですが、おじさんと千秋はなかなかいいコンビでした。
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んー、最近お気に入りに当たり続けてたせいもあるかなー・・・
ファンタジーノベル大賞受賞の著者だったので期待が大きかったせいもあるかな。
合わなかった、ってこういうのなんだろうな。
受賞作品のほうはどうなんだろ。
読んでみようとは思っています。
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村上千秋とやらこのわしに忠誠を誓うか!
市役所建設課に勤める新米女子職員の千秋はある日、給湯室で不思議なものを目にした。歌をうたいながら踊る着物姿のおじさん――驚くべきことに、その身の丈は15センチほどしかない。孤独な人にだけ見える、小さい(だけどへそまがりで態度はやたら大きい)おじさんの力を借りて、5年前の殺人事件の謎解きに挑む千秋だったが……。史上もっとも凸凹なコンビで贈るミステリ、誕生。
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まぁ・・・。文章は面白い。擬音語の表記に工夫があったりする。
話自体は、小さいおじさんが一刀両断って感じで、ちょっと楽な方に走っちゃったかな?
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同作者の幻想シリーズが好きで、新しいシリーズか⁇と思い、新刊を購入。しかし、期待し過ぎたのか、感想としてはう〜んって感じf^_^;小さいおじさんは最初と最後に出るだけで、そもそも小さいおじさんである意味はあったのか…幻想シリーズ同様、戦闘シーンもあったりするんだけどイマイチ盛り上がりに欠けたような…ミステリとしてもややネタバレのような…わたしとしてはすぐにこの人では⁈ってわかってしまいました。 再読&続編は読まないかなぁ…あれば、の話だけど。表紙は可愛いです☆
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ひとりぼっちの人間にしか見えない「小さいおじさん」
尊大ながら可愛げのある「おじさん」と共に
5年前の殺人事件の真相を解明することになった
市役所の女子職員19歳 千秋
千秋とおじさんのコンビがなかなかいい味出てます
ミステリとしては「そうだろな」って感じ
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クーラーもない建物の方で働く主人公は
ある日給湯室で小さいおじさんを見る。
都市伝説の、ではなく、そこに住んでる(?)おじさん。
ちょっとした事ならできる能力を持っているようですが
人を縛り付けるほどではない模様。
長く生きていたから? でしょうか。
土地を売ってもらうため、昔の事件を解決せねば~で
すぐに協力体制に入るかと思ったら、そうでもなく。
結界があるのに、そんな事で出ていけるとは…と
突っ込みたい感じがする移動手段。
外に解き放たれた小さいおじさんは頑張ってます。
お酒をどう抱え込んでいるのか、も聞きたい部分です。
孤独な人にしか見えない、おじさん。
寄り添ってくれる人がいない、という定義か
心を通わせている人がいない、という事なのか。
事件解決後、おじさんとの交流が寂しいような
良かったような…。
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幸せを求めようとしない人間は、決して幸せにはなれない。
夢がかなう、金がもうかる、そんなことは、幸せとは別ものだ。