紙の本
切ない・・・
2019/06/19 19:06
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投稿者:ナナカマド - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに「なみ香の秘密」とあるのですが、
読者は初めからその秘密を共有した状態で読む事になります。
秘密がばれてしまったらどうしよう・・・とハラハラを楽しむ系のお話ですが、
会津藩主・松平容保公となみ香のお話が切なくて、
良かったです。
カバーイラストはもうちょっと素敵なものにして欲しかったです。
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妹より。
やっぱりこちらの作者さんは、少年舞妓の話を書くんだね!
楽しくさっぱり読了。
会津、行ったことがあるけど物悲しい歴史があるよね。詳しくないけど。
続編があるのだろうか。色々気になるところ。
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とても面白かったし、読み応えもありました。
まず、正直なところを言いますと、この作品はまだ発売前にアマゾンでたまたま見かけて予約しました。普段、そこまでして買うことは滅多にないですが、いわゆる「作家買い」です。奈波はるか先生は「少年舞妓千代菊がゆく」で知り、愛読しました。全巻持っています。
タイトルだけを見たときは、正直、「千代菊」と似てるんじゃないかと思ったのですが。。
実際に読んでみたら、全然違いました。
この話は現代の高校生の男の子が幕末にタイムスリップするという話ですが、私の感じたところをいえば、八割方は時代小説といって良いと思います。
奈波先生、恐らく、この作品でまた新境地を開かれたのではないでしょうか。
元々、先生の作品や作風、世界観は好きなので、もしこれから時代物を書いてゆかれるのだとしたら、是非、読んでみたいと思わせるほどでした。
私は時代物もよく読みますが、時代小説として遜色はないと思います。
幕末辺りには詳しくなく、特に会津藩辺りやその悲劇もたいして知りませんでしたが、この小説を読んで、よく判りました。
舞妓のなみ香と若き会津中将松平容保の束の間の淡い恋、そして、なみ香が身命を賭して会津藩の悲劇を食い止めようとした様子が史実を巧みに織り込みながら鮮やかに描かれています。
なみ香の説得により、会津中将が会津に帰ってしまうという下りでは、史実と食い違うので、どうなることかとハラハラしましたが、孝明天皇との非公式の謁見があった―というフィクションが織り込まれ、おおーっとそのストーリー展開に息を呑むとともに納得でした。
是非、奈波先生の時代物を読んでみたい気がします。
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京都の花街、金戒光明寺、松平容保のことが学べました。少し結末があっけなかったのは残念。も少し先祖のその後なんかに触れてほしかった。
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半分くらいから一気読み。初読みの作家さんです。「幕末」「舞妓さん」など好きなキーワードだったんですが…おばちゃんにはハマらなかった。ちょっとBLっぽい。中学生くらいだったらハマったかも。3分の1くらい読んだところで大体の結末はよめたような。主人公のなみ香が大人なんだか子供なんだか、心の声と喋る声に乖離ありすぎだと個人的には違和感ありました。いつもドラマ化したら…と考えながら読みますがこれは難しいかなぁ。あえて言うなら伊藤健太郎くんかな。でも松平容保さんだけは綾野剛くんで確定だね☆歴史の勉強にはなりました。
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置屋の一人息子である主人公は、ある日足を滑らせ
起きたら自宅と違う『置屋』にいた。
昔売れっ子の舞妓がいて、彼女が引退したら
妹が舞妓になった、という昔。
卵が先か鶏が先か、な話になっていますが
なんかこう…中途半端に終わっています。
これ続き出すのか? と聞きたいくらいに。
言い伝え通りだとすれば、ちょくちょく
頭をぶつけて飛ばないといけませんが。
男なのに、過去の家がつぶれそう! というわけで
女装して舞妓に。
声変りがきたら、確実に無理がある限定状況です。