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寿司は男性に連れってってもらうもの?
2016/11/15 14:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雲絶間姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「寿司は男性に連れてってもらうもの?」という疑問から、東京を中心とした高級寿司屋に女一人で「殴り込み」をかけた体験記。正統派の寿司からカリフォルニアロール系の洒落系寿司まで、様々なお店に女一人で行っています。店の対応は本当にまちまちで、歓迎するところ、そうでもないところと分かれますが、まずは臆せず殴り込みをかけた事は尊敬に値します。
ここに出てくる高級店はさすがに「女ひとり」では厳しいですが、もうちょっと庶民的な「駅前系寿司屋(by「女装する女」湯山玲子)」なら大丈夫。Dancyuの寿司特集に「危険な符丁リスト」がありますので、そこをよく勉強して行きましょう。慣れない人が「あがり」「おあいそ」「むらさき」なんて言うと馬鹿にされますが、「お茶」「お勘定」「醤油」と言えば好感を持ってもらえます。私は野生の勘で、「お茶」「お勘定」「醤油」と言っていたので、10年来の常連の「駅前系寿司屋」で可愛がってもらっています。
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敷居が高い
2020/08/03 08:48
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通りの内容で、女性が1人でお寿司屋さんを巡る話。こういう文章でお寿司を表現するには写真などの情報誌みたく目に訴える物がないので、相当難しいと思いますが、どのお寿司もとても美味しそうに感じられました。1人飯の中でも究極に行きづらい場所を女性1人で行くとどうなるのか?という所も読んでいて楽しかったです。
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女ひとり寿司…
女ひとり外食もままならぬ私には はるか見上げる高いハードル。。。
しかも名だたる名店ばかりとなれば、なおさらだ。
前半は周りの客層や接客、居心地についての記述だったのが
中盤からいきなり寿司そのものを語るようになっていき
私の中の「寿司食いたい欲」がガンガン刺激されてしまった。。。
高級店で女ひとり寿司…
死ぬまでには一度経験してみたい。 かも?
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ミシュランの覆面調査員よりお寿司屋さんの大将、警戒してたりして(笑)。今までに読んだことのないお店レポート。
http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage102.htm
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お寿司に行きたいな~と思わせてくれる本でした。寿司が好きなのでいつか気軽にひとり寿司が出来るようになれば・・と思いました。
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アマゾンの秘境に出向かなくても、エベレストに登らなくても、都会で味わえる大冒険。女ひとり寿司。でもなー、普段のひとりメシのメニューに選ぶほど寿司好きでもないし。ランチで25,000円ってどんな寿司なんだろ?
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別の本で、「銀座に行きつけの寿司屋がある女はかっこいい」って書いてあって、しかも、寿司屋さんと仲良くなると他の美味しい店も教えてくれるってあって、密かに野望なんです、今。
…先達がいたとは。
しかも久兵衛行ってるしっっ!!!かっこいいー!きゃー!
寿司屋で起こりうる事態シミュレーションとしてお勉強させていただきます。
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ライター・編集者という肩書の湯山玲子さんによる、高級寿司屋レポート。しかも、女性おひとり様で敷居の高い寿司を食べに行く。これがとっても面白かった。
文章がうまく、軽快で小気味いい。食べ物の味や香りや食感を言葉で表現するのはとても難しいと思う。メインの寿司だけでなく、店構えやインテリア、寿司職人の性格や店で出す食べものに対する態度、そして面白いのが、客層の観察も細かく書かれている。
東京の江戸前寿司を中心に、関西や九州のレポートも少しある。それぞれ特徴があって興味深く、いつか行ってみたいと思った。日本の寿司は世界に誇る文化である。今度帰国したら、手ごろなお店に入ってみようと思う。おひとり様はさすがに無理だけれど。
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寿司の感想もそうですが、寿司店に行った背景やのひとり寿司で出会った人たちを多彩な文章で表現していて、読んでいて感心してしまいます。下品なことを言ってることもありますが、テンポの良い文章が楽しめる本でした。
「巷で噂の一流店というのは、人を唸らせ、記憶に長い間留め置かれるインパクトが存在する。」
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けっこう古い本だし当時は女ひとりで寿司屋なんか行ったらぞんざいな扱いをうけたんだよっていう本かと思ったら全然違った。
とはいえ、この人は味のわかる金払いのいい女なので受け入れられたんじゃないかと思うので、やっぱり寿司屋はハードル高い。