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全ては掛け違いに
2020/05/28 17:36
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
今どきの女子高生と、昔ながらのボタン屋とのミスマッチがいいです。曰く付きの事件の謎を解いていくうちに、ヒロイン・菜乃香が迷い込んでいく世界も不思議な味わいでした。
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普段は青春青春した感じのものは苦手だったりしてあまり読まないのだけれども、このお話はメインが恋愛ではないからか微笑ましく思いつつもあっさり読めました。
個人的には最初と最終章の始まりの文章「皆月菜乃香はイライラしていた。ムカムカして、むしゃくしゃして、虫歯がうずいているような顔で(裏通りをずんずん進んでいた/人もまばらな商店街を進んでいた)。」の対比が好きです。
続編があってもなくても、すっきりとした終わり方でかなり満足でした。
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ボタンを探してあげることで、さまよう魂を救ってあげるというボタン屋さんが舞台。ヒロインは、親が反対する進路に思い悩む女子高生。
いずれも曰くつきの裏口からの来客をめぐる4章仕立て。さくっと読みやすい構成で、物語事態は重すぎず軽すぎず。
一年留年している女子高生なだけにキャピキャピした雰囲気とは違う落ち着いた物語です。
恋愛色は薄めですが、淡い関係が良いです。
すごく感動とは言わないが、割と好きかも。
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5364.html
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レトロなボタン専門店に迷い込んだ女子高生とイケメン店主が、客のボタンにまつわる思い出からなくしたものを探していく…
ファンタジーとミステリータッチで読みやすかったが、続編あるのかな