できる社員は「やり過ごす」
著者 高橋伸夫 (著)
上司の指示を「やり過ごし」、部下の不始末は「尻ぬぐい」、さらに「泥をかぶって」働く──職場によくある一見しょうもない現象に、調子のよい企業の秘密がかくれていた! 優秀な社...
できる社員は「やり過ごす」
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商品説明
上司の指示を「やり過ごし」、部下の不始末は「尻ぬぐい」、さらに「泥をかぶって」働く──職場によくある一見しょうもない現象に、調子のよい企業の秘密がかくれていた! 優秀な社員と強い会社の関係を豊富で愉快な実例にもとづいて次々と解明。さらに著者は不況下の新入社員、中堅諸氏、そして経営者が陥る「何のために働くのか」という素朴にして厳酷な疑問に、長年の研究に裏打ちされた説・「未来」をキーワードにして見事に応えてくれる。会社員のための新バイブル。
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「やり過ごし」・「尻ぬぐい」、悪い言葉だが、日本の会社には必要なことだった。
2001/11/18 01:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナリクン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいておもしろい。一見、経営学というまじめな学問からは研究の対象にならいような「やり過ごし」や「尻ぬぐい」といった低級な現象を、実に的を得た説明をしている。能力主義・成果主義など新しい人事制度が叫ばれている今日、「見通し」という観点から社員の行動特性を見ると、日本の終身雇用・年功序列のような悪しき人事制度の下、なぜ日本企業が成功したのか、実におもしろい分析をしていて感心させられる。理屈っぽい組織論なんかと比べて、読みやすいく働く人にとって実感がわく本だ。