昴　8

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投稿者：叉葉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　最高にして、最強のバレリーナ…ＮＹバレエ界の女王、その名はプリシラ・ロバーツ！！　はじめて出会う圧倒的な存在感にすばるはとまどい揺れ動き…いつしかバレエのダークサイドに直面する……！！（裏表紙より転載）
　この巻のプリシラの登場シーンや、すばるとプリシラの出会い方はとても印象的で面白かった。プリシラの陽気に見える姿の裏で、１５年も女王として君臨してきた苦労や想い、そしてすばるに対する自分自身との葛藤が読んでいて伝わってきた。また、すばるもプリシラと出会い、彼女の踊りを観たり、彼女と会話をしたり、彼女からすばるの中にあるバレエについて問いかけられることによって、すばるを次なる段階へと成長（？）させてようとしているように読んでいて感じた。ライバルってゆーか、すばるはプリシラと比べると子供だが（プリシラは現時点で３７歳。すばるは１６歳…）、すばるの上を行く人と出会うことによって、すばるは次なる道へ進もうとしていた。次巻がすごく楽しみです！

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

有名なバレエダンサー、プリシラ・ロバーツが、刑務所の囚人たちを泣き崩れさせたバレエを見ようと、刑務所で待ち伏せ。
スバルはプリシラと出逢ってしまう。
プリシラとの出逢いは、今の状態に甘んじているスバルの目を覚まそうとする。

刑務所での舞台は、どんどんと成功をおさめるが、最初のころのように、囚人を痛めつけるようなものではなく、拍手喝采のふつうの舞台。
スバルが上へ上へとのぼってゆかずに、同じ場所に停滞していることは、きっと読者にも伝わります。
なんだか、だれているような感じなんです。この巻の雰囲気もぜんぶ。
そうなってみると、やっぱりこのまんがは、スバルに引っ張られているんだなあ、としみじみ思いますね。
どこまでも、自分を限界ぎりぎりまで追い込んでまでも、さらに上をめざす、そんなスバルのおもいきりの人生が、読んでいて楽しいのでしょう。
早くこの状態から脱して、もとのスバルに戻ってほしいような、しあわせそうな顔をしている、やっとふつうの女の子っぽくなったスバルでいさせてあげたいような、複雑な気分でもあります。

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投稿者：夜メガネ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まず漢字Tのインパクトが凄いというか、いつ作ったんだよ！というプリシラの面白いところ。

トップに君臨するダンサーはそう簡単に答えを教えちゃくれませんが、
昴にヒントはばらまいてくれている、そういう印象を与える存在感です。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

天才・昴と女王・プリシラ・ロバーツの出逢い。
今までライバルらしいライバルが出て来なかったのでようやくここでライバル登場です。