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夜メガネさんのレビュー一覧

投稿者:夜メガネ

1,025 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本ペタ腹&体幹1週間プログラム

2016/04/16 18:32

評判の「ペタ腹&体幹1週間プログラム」

15人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

他サイトでも高評価が多くて欲しかった一冊。
お腹エクサって「とりあえず大の字に寝て」っていう流れが妙に多くてイヤだったのですが、これは寝てる姿勢が少ないです。
ゆったり体育座りできるスペースがあればとりあえずはOKじゃないかと。

これからウォーキングとか動くぞっていう前にできるくらいお手軽なとこもいいですね。
ヨガやピラティスをちょこっとやったことがあると、ラクに入れそうです。
(さっそく1日目の2つ目の動きから、何秒キープなのか書いて無くてアレ?というところはありましたが…^^;
このシリーズのあるあるだなと思える人にはお得なシリーズです。)

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紙の本

「ふつう」の意味

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「普通の生活」ひとつとっても誰一人として根本的に同じものを挙げることは無い。
けれど、それほど多様であることは無視されている。
なぜって、皆自分が思う「ふつう」こそ、個々にとって最も普通なのだから。

広告がよく出てたのでたので、やはりタイトルの方が目立っていたのですが、
知れば知るほど違いました。 
「さびしすぎて」というところが一番物語っています。

アダルトチルドレンといえばひとくくりですが、私には親もそんなに酷くはみえませんでした。
むしろ彼女のような人は、親もやはり真面目な人が多いので
親なりに接し方に迷いや戸惑いが見えます。

近年、確実に増えているタイプというのもこの作品のヒットポイントですよね。
例えば彼女がなんだかんだ気にしてきた性的経験値の低さ。
この方は若い方ですが、処女の平均年齢は上がってきているので、
共感する人も増えた時代になったと思います。
それに、処女/非処女をどうこういうのは時代遅れ感がスゴイですしね。

というわけで、男性と違って欲求に対して袋小路状態な現代女性の状況を、
レズ風俗の形を持って極端に描いているところが上手いと思ったくらいです。

「好きな男性芸能人がいない・アイドルが好きじゃない」「男性に惹かれない」
=レズとは限らないのも事実ですので、
消去法で志向を決めつけるのは注意ですよ、と思い当たる女性には伝えたいです。
(過半数は「それだけの情熱を傾けたい人に、まだ出会っていない」に当てはまるはずです)
いい子でいたいがために、自分らしい子供時代をやってこれなかったのかもしれないし、
身近な兄弟といった、小さな目標だとしても本気で切磋琢磨する相手が身近にいなかったのかもしれない。
彼女には、聞こえていなかったけれども、親だってあったかい言葉をかけていたかもしれない。
(「正社員じゃないんだから、家にお金入れなくてもいいんだよ」は親なりに
バイトと正規雇用の違いについて、他で恥をかかないようにと社会教育を兼ねた言葉だと思いました。
ホントの毒親なら、あらゆる理由をつけて通販もできないくらいにお金とってますよ…。
あまりの手放しの喜びっぷりと鬱から跳ね上がったテンションに、
生活・症状が前に戻るのではと不安になったのだと受けとれました。)

チクチクくる描き方が嫌味じゃなくて、リアルタイムでうまいです。
今回初めてPixivを知りましたが、面白くて、全く想定外の収穫にも感謝です。
作者さんには、かなり力を抜いて、自分を愛し抜いて欲しいです。

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電子書籍

電子書籍この世界の片隅に1

2016/11/11 12:40

今まで出会った「戦時中作品」の中でも1~2番に入る作品

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昭和から平成の頃に小学生だった人にとって、戦争をテーマにした作品は強制的に見せられていたはず。

私もその一人ですが、
「恐い、恐ろしい、気持ち悪い、悲しい、惨め、見たくない、嫌だ」という気持ちだけが残ってしまいました。
教育としては、失敗例です。
当時作られた作品の多くは、実際に戦中~戦後苦しんだ原作者と制作者の自助としての作品が大半だと今なら言えます。
後世に残すことが第一優先であれば、あんなに主観的描写を優先する必要性はないからです。

そして教育面でいえば、広島で育った人と他地域で育った人には戦争に対する知識・認識にかなりの差があります。
地域医療の面でも大差がありますが、実際に会って話してその違いに驚きました。
彼らにとっては、祖父や祖母が被爆者。自身は被爆3世にあたります。
私の祖父母も同じ時代を生きていたのですが、一切を語りません。
今、日頃よくあいさつする近所の人は満州で生まれた人だと知りました。
…何も、聞けはしません。人の数だけ事情あり、です。

自発的に触れた作品から読み取ったのは、
『普段通り生活してたら、なんとなく”そういう”気風になり、色んな事が変化していった。』
ということ。
この作品も平凡に家族と支え合っていた天然な女の子が生きていた時代が「たまたま」。
そんな風です。そこがリアルだと思いましたし、まず、すずという女の子が好きになりました。
葉書や名札といった小道具がイントロとしてもとても効果的な演出で、
その時やれることを一生懸命慎ましくやってましたよー、という説得力にあふれています。
すずのおかげで久々に祖母がよく言っていたという忠告を思い出しました。
『人攫いが出るから暗くなったら出歩くな』

巻末の作者さんの一言がいいですね。
「間違っているところがありましたら、今のうちにお知らせください」
『今のうち』(笑) 戦後の経過年数からして、ごもっとものだなと思いました。

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紙の本

紙の本吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日

2015/08/27 00:05

これを書くことで、残していきたい

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どんな田舎にも、人が集まる処には売春目的の花街があった。
もし知らないとしたら、川沿いに多い事を覚えておくと跡地が当てやすい。
川は、物流の要所だから。
たいてい花街だった事は、地元の人々によって隠蔽されている。 
外部からの調査とおしゃべりなお婆ちゃんの証言で文献化されていたら幸い、というレベルだ。

光子さんは、群馬の片田舎に住む読書少女だ。文学に興味がある。
大正時代、女性の職は昼夜構わず馬車馬のように働かされ使い捨てられる女工か、
吉原のような遊郭と呼ばれる娼館に借金を肩代わりしてもらい客を取らされる女郎。
なんという二択。 人道に反した職しかない。

だから、本人と保護者の合意のもと、吉原へ行った。
「きみは楽しくお客さんと遊んで、お酌でもしていればいいからね」
そうすれば借金なんてすぐに返しきれると騙され。

※(身売り=返済という表現が広まっているが、ここでは違う。
  彼女たちは借金を返す方法を得るために、監禁型の出稼ぎに吉原へ入る。
  つまり、到着した時点では全く返済できていない。)

光子さんの言葉は、昭和の文学よりもずっとずっとわかりやすい。
ほとんど、今の私たちと変わらない文体であることも明記しておきたい。

本来の自分である「光子」を守るために、本名と無関係の「春駒」を選ぶ。
それほど、吉原の女性たちは自我が崩壊しているように見えたことが、
店に到着してたった1日間の描写の中に見て取れた。
客を取らされる日は、時代物よりはるかに早い。今で言う「即戦力」状態。

花魁が華やかだったのは昔のこと、ここでは女郎の事をそう呼ぶ。
かつての最盛期をとっくに過ぎた、ただ公娼のために成り立っている大正の吉原。
この派手な打掛だって古着、どれも古着。
なのに店は法外な値段で売りつけた証拠を、それぞれの名前と共にきっちり帳簿につけている。

最初の借金をローン返済化する代わりに、衣食住・その他諸々、
何もかもが(営業用にかけさせられる電話代・手紙にかかる費用さえ)
個人の新たな借金となる。利子+上乗せ借金させる、最悪の状態が出来上がる。
その返済は、女郎としての稼ぎからなのだが、これについて彼女は
早々に「絶対に返済しきれない、抜けられないようにしてある」システムだと逆算して見抜く。
 また、学校を出てここに来た彼女からすれば、
「今度は、うんと頑張って稼がなきゃ!」と店主にハッパをかけられ鵜呑みにしている
読み書きや計算ができない娘と共同生活していることへの虚無感も痛いほど感じられた。
(ここはなんとなく、ブラック企業の悪システムとして、現代も生きているように思えてならない)

そして、ひどい体験の果てに自殺を考えた彼女が思い留まった事で「春駒日記」は始まる。
書くことこそが復讐であり、ここで生きる為の心のよすがとして。

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紙の本

アラウンド35向け・創刊号

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

30歳を機に、様々な女性誌がしっくりこなくなる。
どこか若かったり、幼かったり、攻撃的だったり。
けれども、全員が「幼子を抱えたママ」ではない。
30代はライフスタイルと金銭のバランスが多様化する時ではないだろうか。

近年になってようやく2誌ほど30代に向けた女性誌が創刊されたが、
ママっぽさ全開の垢ぬけなさか、ママになっても女でいたい全開。
…どちらも痛い。
前者が男性目線で「こういうのが欲しいんだろ?」だとすれば、
&ROSYは女性目線で「今までなかった!」と言わせるための
緻密なマーケティング力さえ感じる。
目新しい!!見たことない!!といった刺激は必要とされていないこと、
美容雑誌のセオリーであった広告ありきのスタイルではないことも◎。
 (実際に化粧品メーカーの広告は段違いに少ない。
 ページ数が少なく見えてもそれは広告とそれに付随した記事と思えば
 大したことではなかった。)

そして創刊号らしい付録のゴージャスさ。
フローフシのモテライナーは海外の美容マニアも絶賛している。
一本は欲しいと思っていたという人も多く、
現品の減りが比較的早いので、この機会に手に取る人もいるはず。

黒猫アイマスクはお気に入り。
理由は、肌面のこだわり素材と頭にかかる部分の長さをケチらなかったこと。
市販品を含めて色々使ってきたが、これは十分なゆとりがある。
実際に使ってみて、クッションはなくて正解だと思う。

季刊とはいえ次号も楽しみにしたい&ROSY。

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電子書籍

何も空想の世界じゃなくても、

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

異世界は日常のすぐそこにあるんです。
ここは若くして知る、最たる例といえるかもしれない。

作者さんはやや上の年代のようでしたが、ちゃんとモデルがあることはすぐわかりました。
入学式の場面でわかるんですが、願書の時点で今は無き「大検」と勘違いしてる人、
ラクそうだから来てしまった人というように不純な動機から、
推し量るに逢澤さんのように深刻な事情からの選択まで様々です。

最近では藤田ニコルさんのように、通っていた高校の形態として挙がるようになりましたが、
今40歳くらいの世代までは、フィクションによるネガティブキャンペーンがハデすぎて、隠すほうが断然多かったようです。
通信制への理解度の低さと偏見は今も健在なので、体験者の描く漫画で
少しでも多くの人に知ってもらう機会になれば素晴らしいと思います。

あとぜひ、普通高校在学中の人にも読んでもらいたい。
高校中退後に通信制を選択する人はとても多くいます。

マコトたちはギリギリな環境を生きているので、時々プツンと荒れますが…、
荒れてない人もよく見ればいるし、職場とのバランスがいい。
絵が萌え系だったので「タイトルのみハードコア」な部類かなと思ってましたが、内容が濃くて読んでよかったです。

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紙の本

下半身を細くしたいなら、骨盤から!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とあるブロガーさんの記事で
「足が細い友達にこっそり聞いたら、インナーから骨盤ケアを徹底していた」
というのを読んで「やっぱりか~!」と反省して購入しました。
以来、この体制です。
・骨盤ケア下着/ベルト/ガードル=ショーツタイプを購入して24h体制。
・骨盤ケアクッション=デスクワーク時に常備
・へたってきたクッションは寝るときに使用。私の場合は腰痛回避にも効果アリ。

本誌はレビューが他サイトでも割れがちだったんですが、
文章と内容が違う部分があるといったこのシリーズ「あるある」ですかね??
まだ発見してないのですが、筋肉痛にはもうなりました。(初日にスクワットの洗礼。)

これだけとはいえないくらい骨盤武装していますが、徐々に締まってきました。
3~4日目くらいから気付いた程度ですが、動かない事には多くは望めないと思います。
体幹の方もでしたが、一週終わったところの豆知識がいいです。
「じゃあこの時間にやろう!」「次ウォーキングの時はこうしてみよう」
と結果的には積極的に動くプランを自発的に立てられます。

骨盤ケアアイテムも紹介されていて、掲載されていたクッションを今使っています。
価格帯もムリがなくてよかったです。 あとは継続のみ^^;

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紙の本

序章

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全体からみれば、一巻は序章なのだが欠かせない設定がとても多いので、
飛ばし読み厳禁の巻ともいえる。
 荻原さんの作品を読んだ事がある方なら、分量が少ない・ペースが遅いと感じると思う。 
けれどもそこは良作ぞろいの国内YAの草分け、「銀のさじ」シリーズなだけはある。
これから、児童書と小説の間の年代を過ごす感受性MAXの年頃に向けて作られていると
前置きすれば大方の人は納得がいくのではないだろうか。
これは、読書が苦手・なぜか良作にめぐり合う確立が低い人にも向いている。

7月末、文庫でなにか読みやすいものはないかと聞かれた際にこちらを勧めた。
正直、読了できたらそれで◎だなというくらい読書が苦手な人である。
お盆明けに、読み終わって2巻を持って歩いていると聞いた。
(夢中になった証として、深行の父・雪政への疑念がすごいようだ。)

RDGの魅力として、「勾玉」のように実在する日本の各所が舞台であり、
各地の伝承・民話・風俗がふんだんに生かされている点は欠かせない。
この先にも期待できる部分だ。

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紙の本

効果はまだだけども

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これまでもいいなと思う企画本が多かったクックパッド監修本。(価格も手ごろなところが良い)
見所はクックパッドのダイエット企画部でも推している「手秤(てばかり)」
自分の手のひら・こぶしの大きさで食べる量の目安を出すというもの。
カロリー計算や栄養素の数値管理が出来ない私には魅力的だった。

それから、血糖値は何がどうなると「健康的ではない」状態になるのか。
これは意外と、口頭で適切に説明できる人は少ないのではないかと思う。
そういった部分にもページを割いてくれていた。 
それがわかれば気をつけられる・意識できるという人は、相反して多いのではないだろうか。

レシピは従来どおり、IDが記載されてサイトとの連携がいい。
(クックパッドに登録していない・見る専門・そもそもネットしない人でも楽しめる内容です)
材料・手順共に毎日作っている人が考案しているだけあって大体3ステップ。
調味料もスーパーで揃う、というか家にあるものばかり。
そこがクックパッドの良さ。
(料理家の人のレシピはおいしそうだが「それは~、、どこに売ってるんですか?」が
一冊につき2~3はあるので、正直好きではない。
また、健康面でも良いといいがたいものもあるため買わなくなった。)

ダイエット、といってもおいしさをあきらめないのがいいところで、
その日のうちに2レシピ作っている。(うち1つはスイーツ。)
強いて言えば、フードプロセッサーなしでもOKな案が載っているとなお有り難い。

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紙の本

確かにいちばんよくわかった!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

千円未満の本と迷ったのですが、他サイトのレビューで
「タイトル通り、いちばんわかりやすい」とあったので書店で見てから購入。

つまづきやすいポイントに先回りして合っているかチェックする方法が載っているので、
「え…、ここまで進んだのに…」と心が折れる前に問題解決の手助けをしてくれます。

超初心者なので、軸糸の入れ替えにつまづいてこちらを選んだのですが、
先に20ページ読んでから再チャレンジしたら、すぐに出来るようになり感動。
ながらよりも先にしっかり読んでから、本を開きつつ作業するといいみたいです。

裏表紙の「初心者でも投げださず、タティングレースが好きになる!」
      「プロセス写真を満載し、細かく解説」
初心者の難関にはまっている最中には、殺し文句!(^_^;)

あれこれ迷って2冊買ったらこの本の価格に届きますので、選んで正解だったと思います。
間違えてもチェック・解決策が載っているので、やり直す気力が出てくるのが素晴らしいところ。

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電子書籍

角度を変える。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「世界があなたに恋をする!史上最強の乙女のヒミツ。 」と並んでいて、
恋愛よりこっち、とかなり精神的に参っていた時に購入。

もう、自己啓発でも何でも良かった。
否定的なものでなければ、現実的な臭いがしなければ…。
買うことも恥ずかしいと思わなかった。 これで万が一にも心が少し救われるのなら。

そう思った頃を思い出します。 この後、プリンセスレッスン本を購入したので
効果はあったといえるでしょう。確かに多くの人が感想に書いている通り、
現実的には金銭的ゆとりがある人の「ゆとりある発言・発想」とも取れます。
ただ、斜に構えてみている事は、非常にもったいない(苦笑)
「なんだ、要は金かけろってことか。そりゃそれなりに良く見えるに決まってんじゃん。」
 たぶん、こういうことでしょう。ですが、こういう人こそお金を払って買った時点でもう興味を失いがち。
それに、自分の心を豊潤にする尺度を作者に投げてしまっているものだから、
永遠に自分の金銭感覚、強いていえば人生とは合わないはずです。
自分なりに噛み砕く事で、お金をかけなくても、実践できる事はいっぱいあると思いました。

柱書きに古今東西の名言集が載っているのですが、そこだけ読み返すことが多くなりました。
一番好きな名言を本書をもって教えてくれた著者に感謝。

「自分自身を愛することは、一生続くロマンスの始まりだ」オスカー・ワイルド

この言葉には、自分を最も粗末に扱っていた時だったので、ガツンとやられた。
痛かった。でも、そうありたいと願っていたことに気付かされた。

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紙の本

紙の本車のいろは空のいろ 3巻セット

2015/10/07 20:55

読み聞かせに良い作品

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

母は、寝る前には子供たちに読み聞かせをしてくれていた。
大人になってから、それは非常に珍しい事だったと知った。
同じように育った人にはまだ一人しか出会っていない。

先日、出先でこの本の表紙と同じ色のタクシーを見た。
「あれ、最近たまに見るけど似てるよねぇ」
「車の色は空の色! 飛んだら完璧だよねぇ」
何十年前の読書体験を!?という会話だが、そんな会話をできるのは母自身の読み聞かせの成果そのものだ。
母親にとっては短い時期だが、子供にとっては何もかもが強烈に残る時期だから頑張ったと
以前に聞いていた読み聞かせ。 本シリーズは間違いなくピッタリだ。

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紙の本

マスク愛用者、必見

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

先端恐怖症でもない限り、一回はトライして損はないもの=マスク。
最近だと材料が全部100均で手に入ったり、ハードルが下がっていると思う。
(普通の綿生地とWガーゼの違いが分かるなら、100均でも十分使える色柄)

この本は、立体タイプがあったのが決め手で、型紙の基本形はあるものの(サイズも豊富)
紙で作って貼り合わせ、自分にピッタリになるよう2作目以降はこだわってもいい。
購入から4年ほどになるはずだが、新型インフル・感染症の登場などで引き際のない市場だと思う。
不織布でかぶれたり、通気性の悪さで不快な思いをしている人には試す価値あり。
手芸店でガーゼの間に入れるマスク専用のフィルターも売られているので、
乾燥対策から本気のマスクまで自分用に一回型紙を起こしてしまえば色々作れる。

因みに、ガーゼマスクをしていると薬局で受験生のお子さんがいる薬剤師さんに
どこで購入したのか訊かれることがある。 12月だと尚更。
やはり、不織布が合わなくてガーゼのものを探しているのだそうだ。

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紙の本

紙の本ポー詩集 対訳

2018/02/13 22:34

The Raven

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ふとした偶然がきっかけで手に取ってみたくなった「大鴉」。
(ワタリガラスは私にとっては冬の訪れです。鳴き声が大きく人っぽくてうるさいですが…。)

私は今までポー作品を読んだことがありません。(ファンの皆様、すみません。)
でも、いい訳書を探して調べているうちに、ミステリとサスペンスの代表作家だと思っていたE・A・POEが詩人でいたかった作家だと知り俄然興味が出ました。

ネットでも個人訳のものが色々読めますが、本書の訳者さんの評価が抜群に良かったことと、
実際に手に取ってみて、左に英語・右に和訳の洋書スタイル(和書とは逆開き)なのがとても気に入りました。
日本ではなじみがそれほどないのですが、英語圏では教科書に載っているそうで
広い世代で「懐かしい詩」という認識のようです。
(私たちにとっての宮沢賢治のイーハトーヴ詩みたいな感じかもしれません。)

(音韻)ライミングの連続なのにくどさはなく、語り手としての手腕が光るものばかりです。
そして、生涯にわたって親しい女性との死別を人一倍経験してきたポーならではの作品群。

自分で音読するのも素晴らしいですが、詩的な単語や古い言い回しは、
英語のネイティブ・スピーカーがアップされた動画で確認するのもおすすめです。
(それぞれの解釈と表現があってとても新鮮な体験でした。ライミングの美しさも再確認できます。)

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電子書籍

翔子ちゃんのお話

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

奏のケガに始まりリサちゃんのバレエ歴史講座。
レッスンできない期間も無駄にしないなんて、ホントにまだ小学生かよ…と思わせる部分すらあります。

翔子ちゃんの家庭の話が一番心に残る巻でした。
リアルな問題だし、避けて通れない課題ですから。
いいお話でグっときました。

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