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マリア様がみてる32 卒業前小景
卒業式を翌日に控えたリリアン女学園高等部。薔薇の館の一階の物置部屋では、紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)の祥子(さちこ)と黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)の令(れい)の忘れ物...
マリア様がみてる32 卒業前小景
マリア様がみてる 32 卒業前小景 (コバルト文庫)
商品説明
卒業式を翌日に控えたリリアン女学園高等部。薔薇の館の一階の物置部屋では、紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)の祥子(さちこ)と黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)の令(れい)の忘れ物捜索が行われていた。祥子の置いていった《あるもの》をみつけた祐巳(ゆみ)は、急用を思い出したようにそのまま薔薇の館を出ていくが…!? 三年生とのお別れはいよいよ明日。複雑な想いを抱く、祥子と祐巳、由乃(よしの)、新聞部の三奈子、写真部の蔦子(つたこ)、桂(かつら)たちの一日を描く!
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寂しさと心残り
2008/10/05 16:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
卒業前の様々な意趣返しや心残りの片付け、心の整理という感じで、寂しいけれどすっきりします
あわただしい中でも切なさがあり、心が粟立つというか落ち着かないざわざわしたものもありますね
卒業する側と残される側の違いでしょうか
言葉に出来ない感嘆のようなため息のような「あー・・」とか「うーん・・」とか、そういう感触だけが残ります