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食べる日本近現代文学史
著者 平野芳信 (著)
正岡子規は、死ぬ直前まで食べ、排泄し続けた。村上春樹は、食事を作ることで、新しい小説世界を生み出した。谷崎潤一郎は、戦中闇市で警察に目をつけられるほど食べている、だからこ...
食べる日本近現代文学史
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食べる日本近現代文学史 (光文社新書)
商品説明
正岡子規は、死ぬ直前まで食べ、排泄し続けた。村上春樹は、食事を作ることで、新しい小説世界を生み出した。谷崎潤一郎は、戦中闇市で警察に目をつけられるほど食べている、だからこそ性愛や心情を、見事な食べ物に置き換えて小説にすることができた。食べること、生きること、書くこと、その欲望は果てしなく、恐ろしい。食べ物を描いた小説と作家の生き方を軸に、私たちの生きる意味を考える、楽しく美味しい文学史エッセイ。
著者紹介
平野芳信 (著)
- 略歴
- 1954年兵庫県生まれ。関西学院大学大学院日本文学科博士後期課程単位取得退学。山口大学人文学部教授。同大学院東アジア研究科教授。専攻は日本近現代文学。著書に「村上春樹」など。
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食で見る文学
2022/03/28 23:02
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの時代で食材に対する価値も違うし、料理だけでなく人々の生活の変化なんかも分かって興味深かった。永井荷風が体調悪いという自覚があったのにかつ丼を毎日食べていたというエピソードが強烈で印象に残った。