読割 50
電子書籍
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
著者 橘玲 (編著) , 海外投資を楽しむ会 (編著)
8割の小市民のための人生インフラ設計法!家を買うべきか、生命保険に入るべきか、年金・医療保険はどうするか、海外投資はバラ色か、経済的な独立を達成し真に自由な人生を掴め。あ...
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
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世界にひとつしかない「黄金の人生設計」 (講談社+α文庫)
商品説明
8割の小市民のための人生インフラ設計法!家を買うべきか、生命保険に入るべきか、年金・医療保険はどうするか、海外投資はバラ色か、経済的な独立を達成し真に自由な人生を掴め。あの名著を待望の文庫化
目次
- 文庫版まえがき
- プロローグ──汝、人生を前向きに語るなかれ
- 第1部 不動産は人生にとってほんとうに必要か?
- STEP1 持ち家と賃貸はどっちが得?
- 1.不動産とは何か?
- 2.土地真理教の誕生
- 3.バランスシートで見る持ち家と賃貸
- 4.住宅ローンのトリックにだまされるな!
- STEP2 不動産の値段はどうやって決まる?
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紙の本
住宅ローンを背負っている人は「読んではいけない」
2003/12/15 01:51
16人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴミ投資家シリーズの傑作中の傑作「人生設計入門」を文庫化
したもの。中身はいわずと知れた「借家生活も持ち家生活も
同じ」「住宅ローンを組んで持ち家オーナーになっても、土地
が上がらない限り損なことの方が多い」「住宅ローンを組んで
不動産を買うということは信用取引で株を買うこと=借金して
株を買うことと同じ」という鋭すぎる指摘。
まるでドラキュラの墓を暴き、寝ているドラキュラの心臓に
木の杭を打ち込んでトドメを指すような、そんな残酷な快感が
この本にはある。不動産価格が暴落を続ける中で、この本は
住宅ローンをバブル期に組んでしまった人には死刑宣告にも
等しいことを書いているわけ。
しかし、住宅ローンの重圧にあえぎ続けている他人には辛い
ことでもそれが真実であり事実なのだから仕方がない。それに
私は1988年頃に高値で不動産を買った連中が、不動産を
買ってない連中に聞こえよがしに「またウチの近所の土地が
上がったよ」と自慢していたことを忘れていない。
周囲の不動産価格が毎年下落を続ける中で、住宅ローンゼロ
の無借金生活を続けられることの幸せ。家は当然、借家。少子
高齢化が進む中で東京の住宅需要は着実に減少を続け家賃相場
も土地価格と競争するように下がり始めている。おかげさまで
私は田園都市沿線の高級住宅地の一戸建てに破格の安い家賃で
入居することが出来た。
時代の先を読み続けると、こうして「得をする生活」を送る
ことが出来るのだ。住宅ローンを背負い込んだ「負け組」を
尻目に、これからどう生きれば良いのか、諸君も本書を読んで
学びたまえ。
同じ著者が書いた「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」や
「得する生活」もオススメですぞ。
紙の本
面白い!!
2005/04/02 20:04
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:若輩FP - この投稿者のレビュー一覧を見る
橘さんの書いた本は、どれも読みやすくて面白いのですが、この本は特におすすめです。
反論も大いにあるとは思いますが、私はこの本の考え方に賛成派です。
人生設計のひとつの考え方として非常に参考になりますよ。
紙の本
この国でサバイブする道具としての経済的独立
2010/09/23 17:17
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rindajones - この投稿者のレビュー一覧を見る
胡散臭いタイトルで、この著者ではなかったら今までは無視してきた。先日読んだ「臆病者のための株入門」で著者のことが分かり、前向きに読んだ。
第一部 不動産は人生にとって本当に必要か?
簡単には「持ち家と賃貸はどっちが得か?」ということ。「家を持つ」という満足度やステータスは抜きに、不動産の値段の決まり方や、不思議な不動産市場の実態を明らかにしながら、緻密で明快な説明に納得する。
第二部 6歳の子どもでも分かる生命保険
6歳の子どもに分かるかどうかは疑問、「保険の理屈は宝くじと同じ」というのは理解できる。自身の保険見直しに役立てよう。
第三部 ニッポン国の運命
年金や医療保険などこの国の健康保険制度の悲劇的、ここまでくれば滑稽な状況に怒る気にもならない。
第四部 自立した自由な人生に向けて
「経済的独立 Financial Independence」を考えます。
どのような人生プランであろうとも、経済的独立に必要な資産は
必要額と運用利回りから導きだせます
つまり、どのくらいお金が必要でどうやって稼ぐかを計画しましょう、ということ。例として、子どもの教育費の現状を浮き彫りにして、子どもを持つことの経済的負荷を明らかにしています。更に、ここに不動産を購入した場合とそうでない場合のシュミレーションもあります。
と、こんな内容。
似たような本は巷に溢れているようだが、この著者の記述は好感が持てる。主張を全面的に受け入れるつもりはないが、事実をデータや文献、それらをシュミレートして結論付ける記述は説得力がある。そして崩壊した制度を非難するだけではなく、その背景を浮き彫りにして、解決策も提示している。例えば、何故に子どもの教育費が高くなっているかの現状は、その辺のニュースや報道TV番組を観ても分からないと思う。
ここで、本書とは外れる疑問が浮かぶ。著者が主張するような、シンプルで分かり易い主張が、政治や報道の場面で明らかになっていないのか?
推測してみる。
政治の場合は既得権益の保護が優先され、当たり前のことが当たり前にできなくなっている。報道の場合は、スポンサーとのシガラミ(国家予算がついているNHKは政治的シガラミか?)。例えば、生命保険の非難なんぞしたら、その手のスポンサーが付くことは無い。
でもね、結局のところ政治家を選んでるのは国民であり、(分かり易い、耳に優しい)報道を鵜呑みにするのも国民なんですよね。高齢者医療のレベルを下げるような政党を、いまや一大勢力の老人たちが指示するとも思えなし、(自分の子どもの幸せだけを願う)「お受験」に熱心な主婦の主張は大抵正当化され、その背後にある教育費用や教育現場の実態からは逃避...。
この国でサバイバルするには「経済的独立」は重要な武器なのだと思う。
紙の本
人生の節目で必要なお金のこと
2013/04/21 18:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:40代のサラリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
不動産の購入、生命保険、年金など、人生の中でも大きな買い物であり、節目となるお金の真実を独特の言い回しで表現しており、興味深い。