階段を下りたラプンツェル【イラストあり】
著者 火崎勇 (著)
幼い頃からおっとりした性格の老舗呉服店跡取り息子・茶谷葛は、過保護な父親に世間知らずなまま育てられ、大学を卒業し店を手伝うようになった今でも、相変わらずの天然ぼんやりだっ...
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商品説明
幼い頃からおっとりした性格の老舗呉服店跡取り息子・茶谷葛は、過保護な父親に世間知らずなまま育てられ、大学を卒業し店を手伝うようになった今でも、相変わらずの天然ぼんやりだった。ある夜、屋敷の庭で見知らぬ黒ずくめの男と出くわし、つい流れで部屋に招き入れてしまう。司馬和志と名乗ったその男は、葛の父が持つ美術品を見たくて忍び込んだと言い、それらが屋敷にあるか確認してほしいと葛に頼むが…。ハコモチ先生の口絵・挿絵収録。
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世間知らずのお坊ちゃまが巣立つお話
2014/07/01 22:01
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗呉服屋の箱入り息子、葛(受け)と、会社社長、司馬(攻め)のお話です。
葛の父親がかなりの過保護で、まさしく葛は箱入り息子として大事に育てられています。
限られた世間しか見たことがない葛はおっとりした性格からか、
特に自分の置かれている状況に何の疑問も持たず、日々平凡に暮らしているのです。
そんな時、勝手に屋敷の庭に入ってきた司馬に出会います。
見ず知らずの司馬をどういうわけか部屋に招き入れることになって・・・と、お話は進んでいきます。
おぼっちゃまの葛に覇気がない、というかまぁ、そういうガツガツしない性格なので
ゆるゆるとお話が展開し、司馬も訳ありの割にはとても良い人なのでなんというか、
読後、特に何も残るものがなかったなぁ、と。
日常系で事件なんかいらないわ、と言われる方にはおススメできるお話かな、と思います。
キャラは良し
2017/05/31 21:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初対面から攻が受を口説いて、受も抵抗なく流されて…という感じの話。
物足りなかったです。
受の主体性のなさに途中ややイラッとしたものの、おっとりぼんやりだけど弱々しさはなく、聡くて芯の強い所は良かったかな、と思います。