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「天皇崩御」の図像学
著者 加藤典洋 (著)
一九八九年一月七日、昭和天皇崩御-。大きな転換点に立って、日本とは、日本人とは、天皇とは…と問いかけなおす、「直線」的批評の数かず。『敗戦後論』『日本人の自画像』に先駆け...
「天皇崩御」の図像学
「天皇崩御」の図像学
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「天皇崩御」の図像学 『ホーロー質』より (平凡社ライブラリー)
商品説明
一九八九年一月七日、昭和天皇崩御-。大きな転換点に立って、日本とは、日本人とは、天皇とは…と問いかけなおす、「直線」的批評の数かず。『敗戦後論』『日本人の自画像』に先駆ける、加藤典洋の「思考」。
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目次
- 帰化後の氏名-ひとはどのようにして「日本人」になるか
- ヒロヒトと呼ばれた天皇の死に
- 「敗者の弁」がないということ
- 背中の効用
- 三十三年後の「都留重人」-一九五七年「アメリカ上院での喚問」考
- 図像と巡業-「天皇崩御」の図像学
- 付論 号外の研究-「暮しの手帖」方式による五大紙「商品テスト」
- うすっぺらな世界
- ラディカルの現在形
- 「書くこと」の非人間性-中野重治の戦時期の経験をめぐって
著者紹介
加藤典洋 (著)
- 略歴
- 1948年山形県生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。文芸評論家、明治学院大学国際学部教授。著書に「アメリカの影」「日本風景論」「日本という身体」「敗戦後論」など。
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紙の本
ここには、1990年前後に様々な媒体に発表されたものが収められている
2019/01/26 18:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが「天皇崩御」の図像学なので、天皇論の書物だと思ったが、そうではない。ここには、1990年前後に様々な媒体に発表されたものが収められている。天皇についての文章や文芸時評や映画についての文章など多岐にわたっている。どれもが「日本」論ではあるのだが。加藤典洋の文章は分かりにくいものが多い。最後に収められている中野重治論はその最たるものだ。心して対しなければならない。