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ピープルウエア 第2版
著者 トム・デマルコ (著) , ティモシー・リスター (著) , 松原友夫 (訳) , 山浦恒央 (訳)
ソフト開発の現場で多くの熱い共感を呼んだ名著!開発プロジェクトで技術よりも何よりも大事なもの――それは「人」。一人ひとりの人格の尊重、頭を使う人間にふさわしいオフィス、人...
ピープルウエア 第2版
ピープルウエア ヤル気こそプロジェクト成功の鍵 第2版
商品説明
ソフト開発の現場で多くの熱い共感を呼んだ名著!
開発プロジェクトで技術よりも何よりも大事なもの――それは「人」。一人ひとりの人格の尊重、頭を使う人間にふさわしいオフィス、人材の選び方・育て方、結束したチームがもたらす効果、仕事は楽しくあるべきもの、仕事を生み出す組織づくり、という6つの視点から「人」を中心としたプロジェクト開発の大切さをユーモラスに語りかけます。1987年に初版が発行され、多くのソフトウエア・エンジニアの共感を呼んだ名著の改訂第2版。
著者紹介
トム・デマルコ (著)
- 略歴
- 〈デマルコ〉コンサルタント会社アトランティック・システム・ギルド社の共同経営者。
ティモシー・リスター (著)
- 略歴
- 〈リスター〉コンサルティング、教育、およびプロジェクトのリスク管理分野の執筆に従事。
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紙の本
「人」について一番幸せな方法を皆で考えましょう
2002/07/03 00:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やんちゃ青 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1987年に出版された第1版にプラスして「ピープルウェアの小さな続編」を設けたこと、それと電子メール環境の繁栄により一部の記述を変更した形となって第2版が出ました。実は第1版は読んでいないのですが、記述されている「プロジェクトにおける人」について如何に振舞うか、扱うかの内容は今も15年前も変らないです。特にプロジェクトにおける管理者の役割についてはプロジェクトマネージメントの精神論的な内容に思えて、「ここまで人を大事にすべきか!」と思われるほどです。作業環境について一人あたりのスペースについても記述されていましたが、目に見えない効果をどこまで管理者層が納得して動けるか…というのは大きな課題です。
これまでの日本において欧米に追いつけ、追い越せで実施してきた戦後(そのときは皆中流階級)、そして日本が世界に到達したときに得た次なる目標、次なる仕事の仕方が見えなくなり、それとともにITによる世界的なデフレ化。そのために「人」も他と同じように頑張れば食べていけた時代から、何時の間にか360度評価、実績主義へと変貌したかと思ったら、次は「整理解雇」に意味が取って代わったリストラが台頭してきている現在を思うと、「ピープルウェア」は誰のために? と悲しくなったりします。
お互いの利益を超えた(というか利益を考えずにお互いの幸せを供する)仕組みが近いうち訪れるのではないのかと考えています。資本主義は競争社会であり、かつかけがえのない地球を蝕んできたことを徐々に多くの人が気づき、良い方向に向かおうと努力しているように思われます。そのときには「ピープルウェア」の真髄が随所に発揮される世の中になっているのではないでしょうか。
「人」について一番幸せな方法を皆で考えましょうと訴えてくれた大切な一冊になりました。
紙の本
経営者必読!
2002/07/14 20:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:淳一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何はともあれ経営層あるいは総務人事経理そのあたりの間接部門の
お偉いさん方に読んでいただきたい、と切実に思う。私はソフトウェア
開発を生業としているが一サラリーマンである。宮仕えの常として、
組織における不条理なるものはいつも感じている。本書は主にソフトウェア
開発のプロジェクトをどうドライブしていくかをテーマに様々な視点から
人の使い方を論じているので、ぜひとも私の勤める会社のそのあたりの
人々にはこれを読んで勉強していただきたいと切に願うばかりである。
副題として「やる気にさせることがプロジェクト成功の鍵」とある。
まさにそのとおりと痛切に感じる。このあたりを理解している経営陣は
いったいどのくらいあるだろう。株主ばかりに目を向けている近視眼的
経営はもはや時代遅れだ。人、人、人。組織を構成するのは個々の人間で
あることを抑えておかなければならない。本書はその基本に気づかせて
くれる良書である。
紙の本
書店向け新刊案内
2001/11/05 16:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ソフト開発の現場で多くの熱い共感を呼んだ名著、待望の復刊!
開発プロジェクトで技術よりもなによりも大事なもの──それは「人」。一人一人の人格の尊重、頭を使う人間にふさわしいオフィス、人材の選び方・育て方、結束したチームがもたらす効果、仕事は楽しくあるべきもの、仕事を生み出す組織づくり、という6つの視点から「人」を中心としたプロジェクト開発の大切をユーモラスに語っている。1987年に初版が発行され、多くのソフトウェア・エンジニアの共感を読んだ名著の改訂第2版。
■新規書き下ろし「ピープルウエアの小さな続編」を収録!
第2版では、初版の26章に、新たに8章が追加された。この8章が1つのパートとしてまとめられている。追加されたパートのタイトルは「SON OF PEPOLEWARE」(「ピープルウェアの小さな続編」)。時代の変化に対応し、新しい仕事を生み出すためにはどのような組織作りをしていくことが大事か、デマルコ&リスターの新しい見識が展開する。
■『人月の神話』の著者F.Pブルックスも自著の中で推薦!
ソフトウェア開発論の古典『人月の神話』(改訂増補版、ピアソンエデュケーション発行、1996年)の中でF.Pブルックスは「近年の主要な収穫」として『ピープル・ウエア』を挙げ、「私は心から本書『人月の神話』の読者すべてがこの本を読まれることを勧める」と記している。
第1部:人材を活用する
第1章 今日もどこかでトラブルが
第2章 チーズバーガーの生産販売マニュアル
第3章 ウィーンがあなたを待っている
第4章 品質第一:時間さえ許せば
第5章 パーキンソンの法則の改訂
第6章 ガンによく効く?「ラエトライル」
第2部:オフィス環境と生産性
第7章 施設監査本部
第8章 強気なスケジュール
第9章 オフィス投資を節約すると
第10章 頭脳労働時間 対 肉体労働時間
第11章 電話、電話、また電話
第12章 まずはドアから
第13章 オフィス環境進化論
第3部:人材を揃える
第14章 ホーンプロワー因子
第15章 お手玉使いの曲芸師を雇う
第16章 ここにいるのが楽しい
第17章 自己修復システム
第4部:生産性の高いチームを育てる
第18章 全体の部分の和より大なり
第19章 黒集団チームの伝説
第20章 チーム殺し、7つの秘訣
第21章 スパゲティーディナーの効果
第22章 かせを脱ぐ
第23章 チーム形成の不思議な作用
第5部:きっとそこは楽しいところ
第24章 混乱と秩序
第25章 自由電子
第26章 眠れる巨人よ、目を覚ませ
第6部:ピープルウエアの小さな続編
第27章 続、チーム殺し
第28章 競争
第29章 プロセス改善プログラム
第30章 変化を可能にする
第31章 人的資産
第32章 組織の学習能力
第33章 管理の究極の罪
第34章 コミュニティの形成