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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2014/05/02
  • 販売終了日:2020/04/30
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま新書
  • ISBN:978-4-480-06270-3

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一般書

電子書籍

国語教科書の思想

著者 著:石原千秋

戦後の学校教育は子供の人格形成を使命の一つとしてきた。現在、その役割を担っているのが国語である。小・中学校の教科書をテクストに、国語教科書が子供たちに伝えようとする「思想...

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国語教科書の思想

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商品説明

戦後の学校教育は子供の人格形成を使命の一つとしてきた。現在、その役割を担っているのが国語である。小・中学校の教科書をテクストに、国語教科書が子供たちに伝えようとする「思想」が、どのような表現や構成によって作られているかを構造分析し、その中に隠されたイデオロギーを暴き出す。

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みんなのレビュー32件

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評価内訳

紙の本

建設的な「提案」

2008/04/24 00:13

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、小中高大学に関する「国語」入試・教育について多くの書物を書いてきた石原千秋氏による、「国語教科書」を主題とした「批評」的なエッセイである。従前通り、いささか手前味噌であったり、「批評」の筆が走りすぎる箇所は多々あり、また、分析や批判がもはやステレオタイプにもみえ、パンチに乏しい感は確かに否めない。にもかかわらず、本書の議論が、言葉本来の意味で生産的なのは、こうした分析や批判(それは端的に著者の「不満」とも翻訳できる)をベースとして、実に建設的な「提案」が成されているからに他ならない。

石原千秋氏の提案は、現行の「国語」カリキュラムの、大胆な再編である。言葉を文字通りの意味として正しく理解する「リテラシー教育」と、いわゆる「想像力」を活用して自由に読み、その根拠を他者に示していくという、創造性に重きを置く「文学」とに分割・再配分するというものである。これは、今日の現状にあって、試験の弊害をのぞきつつ、「文学」が蓄えている資源を活かし、さらには現代社会における「生きる力」をも身につけうるという意味で、実に、現実的であると同時に建設的な「提案」だといって間違いない。

ただし、それがすぐに実現するとは、残念ながら思えない。そうした中で重要なのは、教育現場にある教員個々が、上記の「提案」を、それぞれの環境・文脈の中で、現行の制度の枠内でいかに展開していくかだろう。それは、学生・生徒の能力のボトム・アップにもつながり、さらにはいわゆる国語教育全体のレベルアップにも繋がるはずである。

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紙の本

道徳教育からリテラシー教育へ

2005/12/23 08:12

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k-kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

いまや「ゆとり教育」は諸悪の根源として袋だたきである。それが頂点に達したのは、OECD(経済協力開発機構)が行った読解力調査(PISA)で、日本が下位に低迷した時ではなかったか(2004/12月)。PISAとはOECDが世界41カ国の15歳の子供たちに実施した国際的な学習到達度調査の略称。著者によれば、PISAの「読解力」が求めているのは、批評精神——他人を批評し、他人とは違った意見を言う——ことだという。
たとえば、こんな問題だ。「贈り物」という奇妙な物語がまず提示される。この最後の一文は「ポーチの上には、かじられたハムが白い骨になって残っていただけだった」と結ばれている。これに関して、設問はこうだ——『「贈り物」の最後の文が、このような文で終わるのは適切だと思いますか。最後の文が物語の内容とどのように関連しているかを示して、あなたの答えを説明しなさい』。物語を批評的に読めという趣旨である。「批評」が求められると、日本の15歳はお手上げ状態になるのである。
日本の国語教育では与えられた文章を「ありがたいもの」として、徹底的に受け身の立場に立って「読解」することだけが行われてきた。能動的な読解は求められない。「道徳」や「教訓」を読み取ることが求められてきた——著者は「道徳教育」だったと断言する。世界に通用する日本人を育てるためには、国語という教科を根本的に変えなければならない。国語教育に「批評」という高度な精神活動を導入すべきだと著者は主張する。
著者は、現在の国語を2つの科目に再編せよと提案する。一つは、文章や図や表から、できる限りニュートラルな「情報」だけを読み取り、それをできる限りニュートラルに記述する能力を育て、さらにその「情報」の意味について考え、そのことに関して意見表明できる能力を育てる「リテラシー」という科目を立ち上げること。
たとえば説明文を書く力。きちんとした「説明文」を書くことの方が「感想文」を書くことよりもはるかに難しい。時系列に沿って書けばいい場合でも、何を書いて何を書かないかという判断が大切になってくる。書きたいことを全部書こうとすると、ごちゃごちゃになってしまう。それ以外の場合でも、どういう基準で書く順序を決めるのかに迷うことが多い。並べる基準のレベルをまちがえると、錯綜した文章になってしまうからだ。
もう一つは、文学的文章をできる限り「批評」的に読み、自分の「読み」をきちんと記述できるような能力を育てる「文学」という科目を立ち上げることだという。現代では「文学」は個人の好みでさまざまに読んでよいという共通認識が成り立っている。文学は誰も傷つけることなく自由に自分の意見を言うことのできる、数少ないジャンルなのであると。
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紙の本

自分を批判的に見つめて生きるためにも、幼少期の国語教育で批評する心を養うことは大切だと思う書

2006/01/05 09:23

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

早稲田大学教授で、高校の国語編集委員を長年務めている著者は、現在の国語教科書が「普遍的に『正しいこと』を教える」道徳科的な存在であることを具体例とともに読み解いていきます。「日本の国語教育は与えられた文章を『ありがたいもの』として、徹底的に受身の立場に立って『読解』することだけが行なわれ」ている(53頁)という指摘を、うそ寒くなる思いとともに読みました。

 著者はその上で今後あるべき方針として、国語教科書が「与えられた文章に能動的に関わっていく」ことを許すような内容に編集すべきことを提唱します。文章を丸呑みするのではなく、「本当にそうだろうか」「私の意見はそれとは異なり、こう思う」という具合に、批判を許す教育が行なわれるべきだとするのです。

 国語教科書がイデオロギーを注入するための道具であることから脱却し、子供が教室で間違うことも時には許すことが必要だという論には見るべきものが多いと感じます。
 「教室では間違える権利がある。テストも同様だ。テストが教育の終わりなのではない。むしろ、テストは教育の始まりなのだ。そのことがわかっていないから、テストでみんなが満点を取れるようにするのが『良い教育だ』という、とんでもない過ちを犯すのだ」(36頁)。

 振り返ってみると私自身は小学生時代の国語教育に恵まれていたかもしれません。私の担任の先生は「教室はまちがうところだ」という蒔田晋治の詩を常に引用して私たちを鼓舞し、教科書に掲載されている文章をも時に平気で批判的に読むことを奨励してくれました。今から30年も前の出来事ですが、今もその教えを守って私は自分自身の書き物に対しても批判的に見つめながら生きることを心がけています。

 幼少期の国語教育の重要性について身をもって体験した私にとって、本書の指摘は大いに応援したく感じるものでした。

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紙の本

アイデアは良かったが、展開は不十分。

2005/10/11 21:06

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:越知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かねてから入試の国語問題について、斬新な切り口で興味深い本を出し続けている国文学者の新著である。
 学校の国語の教科書は何のためにあるのか? そりゃ日本語を学ぶためだろ、という答えは事実の半分をしか言い当てていない。実は道徳を教え込むためにもあるのだ、というのが著者の主張である。
 近年歴史教科書について激しい論争がなされている。歴史をどう見るべきかがイデオロギー闘争であるとするなら、国語の教科書が採用する文章にだってイデオロギーは含まれているのは、或る意味当然であろう。極端な話、教科書にマルクスや重信房子の文章が採用されているのと、保田与重郎や北一輝の文章が採用されているのとでは、子供たちが受ける印象はまるで異なってこよう。無論、現実にはそんな文筆家は採用されるはずもなく、無難な内容の文章が選ばれるのではあるが、にもかかわらずそこにはある種の定型的な思想が看取できると著者は主張する。
 例えば小学校の国語教科書には動物の出てくる文章がやたらに多く、「自然に帰れ」「都会は悪く田舎は善である」というようなメッセージが隠されているという。この種の分析は、言われてみればなるほどと思うが、意外に気づかない点であろう。
 著者はまた、一時期新聞をにぎわした「国語教科書から鴎外や漱石が消えた」という報道が誤りであると喝破し、「ゆとり教育」批判の一因ともなった「PISAの読解力試験」がいかなるものでその結果を単純に学力低下と見ていいかどうかという疑問をも提出する。いずれも貴重な指摘であると思う。
 以上、この本の価値を認めた上で、以下疑問点を記す。すなわち、著者の分析自体がイデオロギー的な偏向を含んでいるように見受けられるところである。例えば環境問題が国語教科書に頻出し、「わたしたちが考えていかねばならない」という言い回しで締めくくられる場合が圧倒的に多いことに触れて、これは政府の責任を回避する保守的な見方だと著者は言うのだが、果たしてそうだろうか? むしろ市民サヨク的な思考法の表れと見た方が適切ではないか。この種の問題を政府に丸投げせずに、自分たちの問題として捉え、自分は社会に直接関わっているという意識を絶えず持ち続けるのがその種の人たちの生き方だからである。高度の消費生活を営み環境を危機に陥れているくせに、「私は環境問題を自覚し活動もしているのだ」という理屈で自分を免罪してしまう。このくらいまで分析ができないと、国語教科書のイデオロギー批判としては物足りない。
 また、内容をそのまま受け入れるのではなく、内容の是非について議論できるようにするのが国語教科書の役目だと言いながら、案外著者の判断が固定的なのも気になる。例えば戦時中の物語から取られた教材に「体の弱いお父さんまでがいくさに行かなければならないなんて」という表現があることをとらえて、著者は「体の丈夫な男性なら戦争に行ってもいいとでも言うのだろうか。(…)どんな人間であっても戦争に行ってはいけないのだ」と書くのだが、どうだろう。生徒の意見の自由を尊重しろと主張したいなら、体が丈夫なら戦争に行くという考え方もあり得る、と書かねばならないのではないか。時代によっては個人の生よりも国家全体の安全を選ぶという選択もあったはずであり、現代人にそれが受け入れられるかどうかは別にして、様々な時代の異なる感性に対する想像力を養うのも国語教科書の役目である以上、著者がもう少し広い感受性と思考力を持たないと、せっかくのアイデアが十全に活かされない本で終わってしまう。一考して欲しい。

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2005/10/23 16:22

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