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奥津城村の愉快葬
著者 池玲文
圭司の育った奥津城村には珍しい風習がある。数えで33歳になると行われる生前葬だ。ある日、圭司は従兄の白雅の生前葬に呼ばれ、5年ぶりに帰郷する。圭司にとって、白雅は片思いの...
奥津城村の愉快葬
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奥津城村の愉快葬 (ミリオンコミックス)
商品説明
圭司の育った奥津城村には珍しい風習がある。数えで33歳になると行われる生前葬だ。ある日、圭司は従兄の白雅の生前葬に呼ばれ、5年ぶりに帰郷する。圭司にとって、白雅は片思いの相手だった。5年前、圭司は白雅と一線を越えそうになるが、この恋が一方的なものだと思い知り、故郷を離れる。本当は帰ってなんてきたくなかった。想いをひきずったまま、圭司は白雅の生前葬に出席するが……。
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4作品入ってます
2016/11/09 01:47
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこ代理人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者様買い。
カラダの描き方がマジ好きっ!色気もあり男らしくもありホント素敵です。
4つのお話が入ってますが、どれも内容が興味深くしっかり完結しているので安心して読める作家様だと思っています。まずぶれない。
狐とお巡りさんのお話も可愛くて微笑ましく読ませて頂きました。果たして攻か受どちらになるのかw
雨乞いの神様は、たぶん初期?あたりの作品だと思うのですが、儀式の装束の描写がマジかっけーです。
短編集でありながら満足感がすごい、むしろお得感。迷いなしの☆5
電子書籍
作家さん買い
2017/10/01 00:00
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Miko - この投稿者のレビュー一覧を見る
『媚』シリーズと『ノットイコール』を読み、他の作品も。今までに読んだのとは全然雰囲気の違う短編集。「表題作」従兄弟同士。生前葬をするのは後悔しないように、かぁ。長年の想いが通じあってよかった。「お巡りさんと狐」お巡りさんの気を引こうとして女の子に変化して待ち伏せとかカワイイ狐だ。「雨のトリセツ」水神の子孫、これもおもしろい設定。「月に一度のお召し上がり」好きなのにわざと嫌われる真似って。幼馴染みとかファンタジー系の設定、幅広い作品を描ける作家さんなんですね。
紙の本
田舎が舞台の話
2016/07/09 21:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
生前葬の風習のある田舎で育った従兄弟同士のお話し。
子供の頃から好きだった従兄の生前葬で5年ぶりに会い、ひきずっていた気持ちが溢れえしまいます。
他に、田舎に飛ばされた警官と狐の子(人間と狐のハーフ)の話。
人間の子と水神の末裔の子のお話しなどなど入ってます。
電子書籍
短編集
2020/04/01 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
奥津城村の愉快葬
お巡りさんと狐
雨のトリセツ
月に一度のお召し上がり
絵がとても綺麗で、内容もほんわかで結構好きです。
電子書籍
ほのぼの短編集
2017/09/08 21:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mimimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者の作品はあまり読んだことがないのですが、持っていたイメージと違って、随分可愛らしいものも描くんですね。
年の差いとこ同士生前葬で想いを告げるの話し、キツネと共存するド田舎にトばされたファッションマニアお巡りさんと若いオス狐のふわふわ話し、クラスメイトに奇異な目で見られている龍神様の子孫と唯一の友人の大事な気持ちの話し、小学生のころからの腐れ縁がお互い恋に変わっていったのは?な話し。の4編。
うん。やはり表題作が一番面白かった。いとこモノが好きっていうのもあるけど。
電子書籍
方言萌え
2017/01/01 00:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎BL中心の短編集です。
ほんわかした雰囲気で「好いとうよ」なんてセリフにキュンキュンしました。
どの話も可愛いくて楽しく読めました。