紙の本
1920年代のパリが舞台
2023/04/30 15:31
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだか外国文学を翻訳したかのような文章。テンポと流れがあまりに良すぎて、昔の映画のフィルムみたいな話で、安心して読めました。
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いいですねぇ、こういう空気感。
ルパンとかホームズの時代の空気。
カタカナの使い方が、素敵すぎる。
マークの名字も、ムフフって感じだし。
作家志望の青年(実は御曹司)とか、絶世の美女の
ダンサーとか、チョイワル(死語?(笑))な探偵とか。
ラストの展開も、え?え?えええ?なところが素敵。
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ええーっ!そんな!!って・・・ぬーん!また騙された!!w 一番の詐欺師は小路さんである、るるる。。。
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以下帯。
きらめく恋とのろわれた宝石。“ディープ・レッド・ハート”またの名を“永遠の淑女”。美しいときに手に入れれば、美しさを永遠に残したままに死んでいく。魅惑の、赤いダイヤモンド。1920年代のパリを舞台に、燃える焔を瞳に宿した美貌の踊り子と作家志望の英国青年ユージンそして米国人探偵マークが、伝説の宝石をめぐり、華麗な冒険を繰りひろげる。
たまにジャケ買いの発作を起こしますが、下村さんの表紙に、冒険活劇的健全な(?)帯の煽りに、たまにはこういうのもいいかしらと。
結果的には文体が健全すぎて(?)、個人的には中々読み進められなかったんですが、まぁたまには普通の本も読まないと…うん…。
むしろ301頁で終わらせてもらっても全然構わないというか、だったら実際は結局何だったんだという部分が残らなくもないのですが、とりあえず帯の煽りの印象はそのまま、まさに「活劇」という感じでした。しかし一番の見せ所かと思っていたルネをやっつける部分が全部割愛されてて「えええええ」と思ったのだけど、そこはあえて書かないのが良いのだろうか…むしろユージンとブランシェの翻訳モノハーレクインみたいな「いくら一目惚れって言ってもそれで真実の愛でいいのか!?」ってやり取りのほうがもういっそバッサリやってくれても良かったもごもご。
とりあえず読みきったので私はまた鬱々とした闇の本の世界に戻ります。陽の光は眩しすぎるようで…。
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惰性で読んでる小路さん。
毎回もうええかと思うが出ると結局読んでしまう。
表紙の絵はいいのだが…やはりバンドワゴンだけでいいのか…今度こそもうええか…
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やはり小路幸也のミステリーは「ヌルい」(笑)
ラストの吸血鬼やら宝石にまつわるショートストーリーで締めくくって、こんな感じのストーリーをユージーンが書いたけどどう?面白かった?って感じかなあ。
バンドワゴンシリーズ以外はいまいち。。。
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舞台は1920年代のパリ。
作家志望のお坊っちゃまがダンサーに恋をして
彼女を救い出すため
出逢った探偵や仲間達と暗躍する。
中高生の頃読んだミステリーのような懐かしい感じがした。
ちょっと最後がドタバタしたけど、それも小路さんらしさかな。
【図書館・初読・6/22読了】
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パリを舞台とした華やかな冒険活劇物語。行き着く先は大団円、と分かりきっているので安心して読めます。
ミステリ仕立てで数々の謀略が張り巡らされ、という展開がスピーディで読みやすく。しかし呪われた宝石の謎がああいうことだったとは……! そして「あれ、そういう話だったの?」と驚きもしたけれど。なるほど、そういう設定の物語だったのね。まあどちらにしろ大団円ですっきり、です。
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【ネタバレ】結局「黒づくめ男爵」の正体はなんだったのか、俺にはわかりませんでした。物語的には大団円的なんですけど、モヤモヤ・・・
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この作者の小説を読むのは2作めかな。あんまり読んだことないけど、文書が苦手だ。こくりと頷くという表現が好きなのか何回も出てきて、気になった。あと文章の語尾が〜なんだ」ってのもどうも駄目。でもこれはただの好みだから、ストーリー自体はちゃんとまとまってて、いいと思います。
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古きパリでの出会い。
小説家を目指す御曹司の息子と、探偵と、踊り子。御曹司の息子は踊り子に一目ぼれする。
死をもたらすという宝石から踊り子を守るために、御曹司の息子と探偵が手を組む。
わかりやすいような、わかりにくいような。
ファンタジー要素もあったような。
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古きパリを舞台にした話で、少路さんの話らしく軽く読ませる。なんか昔の小説、乱歩とかそんな感じで、話もちと古い感じ。この手の話なら、もう読まなくてもいいかなって感じです。
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きらめく恋とのろわれた宝石。“ディープ・レッド・ハート”またの名を“永遠の淑女”。美しいときに手に入れれば、美しさを永遠に残したままに死んでいく。魅惑の、赤いダイヤモンド。1920年代のパリを舞台に、燃える焔を瞳に宿した美貌の踊り子と作家志望の英国青年ユージンそして米国人探偵マークが、伝説の宝石をめぐり、華麗な冒険を繰りひろげる。
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華やかなパリを舞台に繰り広げられる探偵物語であり、恋物語であり、友情物語である。パリの路地裏、ホテルの地下室に暮らしながら小説家を目指すユージン。ある日裏路地で襲われたところを助けられたのがマークとの出会いである。その日からユージンはめくるめく出来事の主役になるのだった。それから60年経って年老いたユージンがしたためる、物語の前文から本作ははじまり、60年前の日々へと戻っていくのである。はらはらどきどきしながらユージンと仲間たちとの活劇を愉しみ、ほっとしながらも寂しさを感じていると、どこからが現実でどこまでが物語なのか、境界線が曖昧になる。いまはいつなのか、ほんとうにいたのは誰だったのか。懐かしくて切なく、じんわり熱い一冊である。
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1920年代のパリを舞台に、作家志望の青年が美貌の踊り子とアメリカ人の探偵とともに伝説の宝石をめぐる陰謀に立ち向かうというお話。
と聞けば、美男美女のめくるめく甘美な恋愛を散りばめた、血湧き肉躍るスパイアクション的なハラハラドキドキを想像して、期待値も高く読み始めたのだが...
なんか話運びがライトノベルに毛を生やした程度でした。ご都合主義的に話は進むし、出会って一度や二度顔を合わせた程度で真実の愛に目覚める二人のくだりとか、ちょっとねーだろーって感じで。とにかく話に厚みがないし、あと、最後にマークが吸血鬼だったネタとそこからの、なーんちゃって展開とかはひたすらページを埋めるために書いていたとしか思えない。
ま、マークがちょっとかっこよくてそこが魅力的だったというくらいかな。
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ルネを陥れる所は事前の説明のみで肝心の本番部分を割愛、その後急にファンタジー要素が絡んで来て、最後の最後にそこは小説でした~って変な夢オチみたいで訳が判らない
途中までのテンションで最後まで行ってくれればよかったのに