aさんのレビュー一覧
投稿者:a

夜果つるところ
2023/05/31 21:44
美しい話でした
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
恩田さんの作品のなかでもかなり上位に入ります。美しくてグロテスクで、どこか懐かしくて哀しくて。主役は確かに闇のなかで覚醒する墜月荘です。これは映像化したくなります。

街とその不確かな壁
2023/06/26 16:21
丁寧に読みました
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
一文一文練られていて丁寧に読みました。結論がどうとかではなく、読書体験として素敵な時間だったと思います。

クスノキの番人
2023/03/31 21:12
探偵や刑事が出てこない物語
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
千舟さんのことばウルルです。「美千恵のことが羨ましいと思ったのです。心底、妬ましいと思ったのです。短い年月だったとはいえ、こんな素晴らしい息子と一緒に暮らせたなんて、どれほど……」。凄いですね。
2024/09/28 16:24
良い本です
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
相変わらず読めない字面が多く、少し難しさを感じながら読み進めました。先に別著書を読んでいたために同じ手法な感じがして、あぁ同じ作者さんだと思う感じがありました。

新源氏物語 改版 下
2023/11/30 10:39
田辺聖子訳
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
登場する人々それぞれの心の中の想い、迷いや悩み、時代は違えども、誰かを想い焦がれる心理は変わりはないのだと感じさせてくれます。
2023/02/22 07:16
ルックバックは、振り返って見ることだ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
小学生4年生の藤野と、同校に在籍する不登校の京本の、漫画を描く女子2人の人生が描かれています。ひりひりするような展開が待ち受けていますが、そこに愛はあります。
2024/11/28 16:44
素晴らしいです
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
女性に対する抑圧が呪いとして書かれています。 最初は、思想が強い女性の話なのかと思いましたが、引き込まれるような話で、なるほどと思うような話がたくさんありました。
2024/09/28 16:13
良い本です
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
今回も癖のある毒島の言葉で色々な犯人が追いつめられます。読むたびに本当にあの追いつめ方が凄いです。今回は内容が内容だけに爆発する人も居るんじゃないかと思ってましたが、ジワジワと追いつめていくのが面白いですね。
2024/08/31 16:16
良い本です
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
マルチメディア体験型ミステリの旗手たる道尾さんの新作は聴覚タイプで、読み終わった後でじっくりと音源を聴きながら種あかしを考える時間が楽しいです。
2024/07/30 20:17
良い本です
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
辞書並みの分厚さに、読み切れるか心配でしたが、気がついたら、読了していました。さすがは、綾辻行人さんですね。
2024/07/29 12:46
良い本です
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
目に映る表面的な光景と目に映らないもの、絶望と悲しみを抱えたまま、生きる人々の感情。 被災後の当時の様子が伝わってきます。福島への旅の道中に、能登半島地震後のタイミングに読めて良かったです。
2024/06/30 11:03
良い本です
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
重松清さんの本はやっぱりどれも温かいです。コロナの話題も小説になっていました。時代を反映した作風にも好感が持てます。

新選組血風録 新装版
2024/03/29 16:00
良い本です
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
江戸末期の幕末に京には狼がいました。局中法度のルールの下に統率された狼どもが、誠の一文字を背負う彼らこそ、泣く子も黙る新撰組であります。局長近藤や鬼の副長土方が沖田の前では故郷の彼らに戻るようでとても微笑ましかった。

冬に子供が生まれる
2024/02/28 19:42
タイトルが良いですね
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
意味深なタイトルに惹かれて読み始めるがマルユウとマルセイという紛らわしい渾名の二人が描かれることで困惑します。最初は苛つきましが、次第に誰が誰でも気にしないで読み進めました。もしかしたらそれが作者の狙いだったのかも知れないですね。