電子書籍
プロ野球「衝撃の昭和史」
著者 二宮清純
かつて日本のプロ野球では、かくも熱い人間ドラマが繰り広げられていた――。広島対近鉄の日本シリーズにおける「江夏の21球」をめぐっては、広島のサードだった三村や、近鉄の三塁...
プロ野球「衝撃の昭和史」
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プロ野球「衝撃の昭和史」 (文春新書)
商品説明
かつて日本のプロ野球では、かくも熱い人間ドラマが繰り広げられていた――。広島対近鉄の日本シリーズにおける「江夏の21球」をめぐっては、広島のサードだった三村や、近鉄の三塁ベースコーチだった仰木などからの証言を紐解きながら、従来と異なる視点で、真実に迫る。ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグらと対戦した沢村栄治については、意外な夫婦関係を浮き彫りにする。さらには上田監督の抗議が1時間以上におよんだ阪急とヤクルトの日本シリーズ、昭和34年の初の天覧試合の後日談など、これまで語られることのなかった12本の球界秘話が明かされる。月刊「文藝春秋」で反響を呼んだ特別連載待望の新書化。
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看板倒れ
2013/02/02 21:00
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
「衝撃の昭和史」という本書のタイトルはオーバーすぎて、そこまでのインパクトはありません。また平成以降の逸話はありませんので、平成以降にプロ野球ファンになった方には勧めません。本書はオールドファン限定の本です。
内容としては、昭和の時代のプロ野球にかかる裏エピソードの紹介です。第1章(江夏の21球の真実)は十分に衝撃的な内容だったので、次章以降も期待しましたが、全てがインパクトがあるとは限りませんでした。特に物心がつく前のエピソード(4話)は、「へえー」程度の感想です。残り8話は、まさに私がプロ野球に熱中していた時代の話ですので、興味深く読みました。中でも、第1章・第6章(野村野球の原点)・第8章(落合の師匠)は面白かったです。
ということで、第2章(沢村栄治)・第9章(ジャイアント馬場)・第10章(打倒王貞治と背面投げの話)は「2」、第3章(展覧試合)・第4章(大杉のホームランと上田監督の話)・第5章(高校時代の江川)・第12章(清原バット投げ事件)は「3」、第11章(近鉄加藤投手の暴言)は「4」、第1章・第6章・第8章は「5」と細かく評価しました。全体では「3」評価です。